風かおる 鉄の路

風かおる 鉄の路

主に私が乗車した乗り物関連(鉄道中心)、その他気になったことを綴っていきます。

【お知らせ】
・最新のお知らせはこちらからご確認ください。
・当ブログを利用される方は免責事項へ同意したものとみなします。事前にご確認ください。
・当ブログのイメージキャラクター「琴似 はるか」について詳しくはこちら
・便利な列車名別の索引を作成しました。よろしければご利用ください。こちらから

復路のEL列車に乗車!

帰りのEL群馬県民の日号に乗車します。
今度はEF64 1053号機が牽引。
 
211系と一緒にPトップ。
この光景ももう見納めです。
 
多くの方がその姿を撮影していました。
 
それでは、中に入りましょう。
 
 
 
 
横川を発車!
多くの方が見送ってくれました。
 
谷間に汽笛を響かせながら、列車は山を下っていきます。
 
磯部に停車。
 
列車は田園風景の中を走っていきます。
 
続いて安中に停車しました。
 
行きと同じく停車時間があるので、降りてみます。
 
一番うしろのPトップ。
やっぱりかっこいい…!
 
運転席も外から覗いてみました。
 
安中を発車すると、安中橋梁を渡ります。
 
列車はだんだんと高崎の市街地へと入っていきます。
通過する各駅では鉄道ファンの方々がこちらを撮影していました。
 
やがて、上越線と並走するようになり、
 
列車は終点の高崎に到着しました。
 
最後にもう一度Pトップを眺めます。
 
そして先頭へ。
EF64 1053の牽く列車に乗るのもこれで終わり。
入換の係員を添乗させ、汽笛を鳴らし、ゆっくりと列車はぐんま車両センターへと回送されていきます。
 
ゆっくりと去っていく姿をお見送り。
ありがとう、Pトップ。
 

因縁の?あさま622号

ここからは帰路です。
10月の間通い詰めた高崎もこれで最後、ということでお土産を買います。
 

新幹線の改札をくぐって構内へ。

 

もうすっかり見慣れたぐんまちゃん。最後に1枚撮っておきます。
 
改札を上がり、時刻は16:10。
高崎駅新幹線ホームはごく平穏です。
 
通過線をE7系が通過していきます。
 
やがて、入線放送が流れ…
 
E7系あさま622号が入線してきました。
 
ああよかった…!
今日はちゃんと乗れる…
 

私があさま622号に乗れることにこんなに感動するわけ、それは…

実は、1月1日のこの時間、高崎駅から同じあさま622号に乗ろうとして能登半島地震に遭遇。

北陸新幹線が運転見合わせとなり、急遽在来線特急の草津・四万4号に乗車して旅程崩壊を免れたという思い出があります。

 

↑そのときの様子はこちらから

 

今回はちゃんとあさま622号に乗れて何よりです。

 

列車は高崎を発車。

ぐんぐん加速していきます。

 

本庄早稲田に停車。

 

ここで先ほど高崎で買ったものを…!
高崎プリンはちみつ味です。
高崎プリンは2023年のJR東日本おみやげグランプリで、125品中堂々の2位に選ばれた逸品。
 
群馬県下仁田町の神津牧場ジャージー牛乳を使用したプリンの下には、カラメルの代わりになんと群馬県産のはちみつが入っています!
意外とさらっとしたはちみつで、プリンと一緒に食べると最高。
カラメルがちょっと苦手な私のような人に刺さる美味しいプリンでした…!
カラメル代わりに中にさらっとしたはちみつが入ってました。
 
熊谷に停車し、列車は大宮へ。
 
荒川を渡り、東京都内に入ります。
 
遠くにスカイツリーが見えました。
 
東京新幹線車両センターを横目に走り、列車は上野へ。
 
地下から上がった列車は山手線に沿って走り…
 
終点の東京に到着しました。
 
Part1の最後と同じく、京葉線へ行く途中にあるfruits peaksへ。
フルーティアふくしまでケーキを出していたのと同じお店の東京駅店です。
今回は人気No.1というフルーツタルトを選びました。
 
京浜東北線の桜木町行きに乗って浜松町へ。
 
東京モノレールに乗り換えます。
平日だとこの時間普通しかないんですね。
 
レインボーブリッジのライトアップを眺めつつ…
 
列車は羽田空港の敷地へ。
海上保安庁の格納庫が見えました。
 
空港の明かりを眺めながら…
 
列車は羽田空港第1ターミナルに到着。
 

羽田空港にも黄金色の豚

帰りの飛行機までにはまだ時間があるので、羽田空港で夜ご飯。
 
やってきたのはこちら!「黄金色の豚」というロイヤルホストと同じグループのとんかつ屋さんです。
このお店は福岡空港にもあって、私もよく訪れている好きなとんかつ屋さんです。
旅行の行きや帰りにもちょくちょく来ています。

 

↑例

 

福岡空港にあるお店は金星佐賀豚という銘柄豚を使用していますが、羽田空港店では「ゆめの大地四元豚」という北海道の銘柄豚、和豚もちぶたという九州の銘柄豚を使用しているそう。

 
今回は北海道の銘柄豚を使ったとんかつ。
 
北の大地で育った豚は、柔らかくジューシーで美味しかったです!
 
食べ終わったら場所を移動して、先ほど東京駅で買ったfruits peaksのフルーツタルトをいただきます!
フルーツたっぷりで美味しい…!
 

スカイマークで帰路へ

帰りはスカイマーク。
 
福岡空港に到着。
旅の終わりです。
 
今回の旅では、成田空港と鉄道の関係を知ったり、銚子電鉄や関東最東端の犬吠埼を訪問したり、そしてついにPトップに乗れたり…
盛りだくさんな旅になりました。
 
やっとPトップに乗れたということで、Part3にも及んだ2024年秋の東日本鉄道旅、これにて完結です!
本当に長かったですね…
 
次回からはまた別の場所に行ってみたいと思います。
 
それでは。
 
 

前回

 

 

最初から

 

Part2最初から

 

Part1最初から

 

 

 
 
この「風かおる 鉄の路」では観光列車をはじめとする全国各地の鉄道の乗車記や旅行の記録を紹介していきます!

よかったら下のフォローボタンからフォローお願いします!

フォローしてね!

 

ブログに関するお知らせはこちらをチェック!

 

列車名で記事が探せる、便利な索引ページはこちら↓

列車名別索引

 

当ブログのイメージキャラクター「琴似はるか」については下の画像をクリック!

琴似はるかちゃん


各種ブログランキング参加中!
クリックしていただけると励みになるのでよかったらぜひ…!

↑鉄道コム

 にほんブログ村 鉄道ブログへ
↑ブログ村

 
↑人気ブログランキング

横軽の歴史を伝える鉄道博物館

横川駅から歩いていくと、車止めの向こうにも線路が伸びています。
それをたどっていくと…
 
門が現れました。
ここは碓氷峠鉄道文化むら。
屋外型の鉄道博物館です。
 
なんと、今日は群馬県民の日ということで、入園料が通常の700円から300円に!
半額以下です。
EL群馬県民の日といいここといい、群馬県民でもない私が恩恵に預かってばかりで申し訳ないですが、ありがたく使わせていただきましょう。
ということで中へ。
 
まずあらわれたのが189系電車と…なぜかELぐんまfinシリーズのヘッドマーク。
 
189系は北陸新幹線開業前の特急あさまに使われていた車両。
 
側面幕は本数が少なかった直江津行きのものでした。
 
そして、庫内にいたのが、ここ鉄道文化むらの主役、EF63形電気機関車です!
 
EF63形は、横川~軽井沢間の碓氷峠越え区間、通称「横軽」区間に特化した機関車として製造されました。
JR線内最急勾配となる66.7パーミルの勾配を持つこの区間では、電車も含め全ての列車がこのEF63形を横川方に2両連結して後押しされながら峠を登り降りしていました。
 
EF63形が対応できる両数は最大8両、協調運転可能な169系・189系・489系では12両と制限があったことから、輸送上のボトルネックともなっていました。
 
北陸新幹線高崎~長野間開業に当たっては、高崎~横川間、篠ノ井~長野間がJRのまま残り、軽井沢~篠ノ井間が第三セクターのしなの鉄道に移管されたのに対し、横川~軽井沢間はこの特殊な運転方式と、長距離輸送以外の県境を越える需要が極端に少なかったことが災いし、どの会社にも引き取られることなく廃線となってしまいました。
 
役目を失ったEF63形は1998年までに全て廃車され、現在は一部が保存されています。
 
運転室の中に入ることができました。
 

こちらがEF63の運転席。

急勾配に挑んだ機関車の運転席は無骨な、力強さを感じさせる造りになっていました。

 

 

 

EF63が使われる前の車両、ラックレール式の機関車も展示されていました。

 

 屋外にも多くの保存車両があります。

 

碓氷峠を実際に走る?

さて、ここからは碓氷峠の急勾配を実際に体験してみましょう。

園内の遊具鉄道、峠のシェルパくんに乗車します。

 

 

こちらは、旧信越本線下り線を利用した遊具鉄道です。

 

丸山に停車。

 

 

 

丸山変電所が特別公開されていて、中に入れました。

 

勾配区間へ!

ちなみに最急勾配66.7パーミルは上り線にあるらしく、下り線の最急勾配は66.4パーミル。

このあたりは65パーミルらしいです。

 

とうげのゆで折り返し。

 

 

 

文化むらに戻ってきました。

 

ジョイフルトレインくつろぎは車内に入れました。

 

  

 

 

  

さて、横川駅に戻っておぎのやのかき揚げ天そばを食べます。

 

Pトップを見ながら食べるおそば。

美味しかったです。

 

続きます。

 

 
次回→(執筆中)
Part1最初から
この「風かおる 鉄の路」では観光列車をはじめとする全国各地の鉄道の乗車記や旅行の記録を紹介していきます!

よかったら下のフォローボタンからフォローお願いします!

フォローしてね!

 

ブログに関するお知らせはこちらをチェック!

 

列車名で記事が探せる、便利な索引ページはこちら↓

列車名別索引

 

当ブログのイメージキャラクター「琴似はるか」については下の画像をクリック!

琴似はるかちゃん


各種ブログランキング参加中!
クリックしていただけると励みになるのでよかったらぜひ…!

↑鉄道コム

 にほんブログ村 鉄道ブログへ
↑ブログ村

 
↑人気ブログランキング

ついにPトップ登場?

おはようございます。
高崎で迎える朝です。
 
部屋の窓からは高崎駅にやってくるE7系が見えます。
 
この1か月、高崎に通い詰めることもう3回目。
 
今日こそはPトップが来てほしい…そんな思いで高崎駅へ向かいます。 

 

さて、今日乗る列車はこちら。

快速EL群馬県民の日号横川行きです。
10月28日の群馬県民の日に合わせて毎年運行されているもので、年によってSLで運行されることもあります。
県民の日…というのは福岡県民の私にはなじみのない存在ですが、関東の多くの都県で設けられているもので、公立学校が休みになったり、一部レジャー施設が割引されたりするそうです。うらやま。
初めて「群馬県」の名前が使用された1871年10月28日(旧暦)が群馬県民の日の由来だそうです。
さて、このEL群馬県民の日号は往復どちらもEL牽引、つまりEL+客車+ELのプッシュプルで運行されます。高崎に残っているELはPトップも含めて全3機なので、これまでの列車より格段にPトップが当たりやすいといえます。
 
これで当たらなかったらあまりにも運がなさすぎ…ということで、ぜひ当たるように祈っておきます。
 

 

今回のきっぷは事前に取っておきましたが、通路側だったので当日朝に空いた窓側に変更しておきました。

 

 
それでは、ホームに向かいます。

 

多くのファンが集まる中、待っていると…

 

 
青とクリーム色で塗られた機関車がやってきました。
今度こそ…Pトップです!
3回目にしてやっとのことで引き当てることができました…!
本当に長かったです…
 
ということで、こちらがPトップこと、EF65形電気機関車501号機です!
EF65形にはいくつか形態があり、一般形(貨物用)の0番台、500番台の旅客型(501~512号機、527~531号機、0番台から改造編入された535~542号機)、500番台の貨物型(513~526号機、532~534号機)、汎用型の1000番台の4つのグループが存在します。

 

このうち500番台の旅客型は、寝台特急列車の最高速度を110km/hに引き上げるために製造された機関車で、主に東京~九州間を走るブルートレインに使用されました。
20系客車に合わせた青とクリーム色を身にまとい、花形の東海道ブルトレの先頭に立って活躍する姿は、当時の鉄道ファンのあこがれの的だったそうです。

 

500番台旅客型は、旅客(Passenger)の頭文字を取ってP形と呼ばれており、そのトップナンバーである501号機は「Pトップ」と呼ばれ親しまれてきました。
 

 

後に1000番台(PF形)に運用は置き換えられましたが、501号機は民営化後も高崎に所属を移しながらも残り続け、主にイベント列車の牽引に使用されてきており、ついに2024年秋をもって引退を迎えます。
 
往年の東海道ブルトレの雰囲気を残すPトップ。ついにその牽引する列車に乗り込みます。
 
牽引されているのは旧客6両編成。1週間前以来の再会です。
 

Pトップで行く信越本線

9:47、甲高い汽笛を鳴らし、列車は動き出しました。
気分はブルートレインですね。 
 
列車は信越本線を走っていきます。
信越本線は高崎~横川、篠ノ井~長野、直江津~新潟間を結ぶ路線で、もともとは一つの路線でしたが、北陸新幹線の開業による廃止や第三セクター移管により3つに分断された路線です。
群馬県内の高崎~横川間は現在は地域輸送と、こうしたイベント列車が走る区間となっています。 
 
列車は田園風景の中を走っていきます。
ところどころで撮り鉄の方がカメラを構えているのが見えます。
 
途中、安中橋梁を渡ります。
 
鉄橋を渡り終えたところでびっくり!
なんと、撮り鉄の方々が斜面にびっしりと連なり、カメラを構えているのです。
 
この安中橋梁は信越本線の中でも有名な撮影地。
いい写真は撮れたでしょうか?
 
列車は安中に停車。

 

ここで停車時間があるので降りてみましょう。
 
まずは一番後ろに付いているEF64 1053号機から。
 
5月の新潟駅開業120周年号でお世話になった機関車です。
 
 
 
 
続いて前へ。
Pトップを眺めます。 
やはりこっちのほうが人気みたいですね。
 
安中駅は近くに東邦亜鉛安中精錬所があり、福島県いわき市の福島臨海鉄道小名浜駅からここまで亜鉛精鉱を運ぶ、通称「安中貨物」が運行されています。
※旅行後の2025年3月に廃止
その精錬所の様子をから駅ホームから眺めることができました。
そろそろ車内に戻ります。
 
発車は先頭客車の一番前から眺めることに。
 
汽笛を鳴らし、力強く走り出す姿をしばらく眺めました。
 
覗き込めば連結部も眺めることができます。
これも旧客の魅力。
 
ここで、ラウンジに行くことに。
何か食べようかな…と思って、
 
選んだのは瓶コーラとアイスクリーム。
 
テーブルの下に栓抜きが付いていて、引っ掛けて抜くことができます。
「上にこじる」という表現、ここにしかないのでは…?
貴重な体験ができました。
 
さっそくいただきます!
 
食べている間に、列車は磯辺に停車。
この近くにある磯部温泉は温泉マーク発祥の地として知られています。
 
磯部を出た列車は勾配を登っていきます。
この区間の勾配は25パーミル。鉄道ではなかなか大変な勾配です。
 
勾配を登り終え…列車は終点の横川に到着しました。

 

 
降りてみると、
 
JESSの社員さんたちによるお出迎えがありました。

 

改めてPトップを眺めます。
 
Pトップと旧客との連結面。
 
 
線路の先は大きな車止めで途切れています。
昔はこの先、碓氷峠を越え、軽井沢方面へと線路が伸びていました。
 
反対ホームに向かいます。
 
真横から。
 
どこから見てもかっこいいのがPトップ。
 
やっぱりかっこいい!
 
駅の外に出てみました。
それでは、帰りの列車までの時間は、信越本線がまだ1本の路線だったころを感じられる場所へと行ってみたいと思います。
 
続きます。
 
 
★乗車データ
8137レ 快速EL群馬県民の日号 横川行き 高崎(9:47)②→横川(10:49) 
EF65-501+スハフ32-2357+オハ47-2266+スハフ42-2173+オハ47-2261+オハ47-2246+オハニ36-11+EF64-1053
※2024年10月28日乗車
 
 
次回→(執筆中)
Part1最初から
この「風かおる 鉄の路」では観光列車をはじめとする全国各地の鉄道の乗車記や旅行の記録を紹介していきます!

よかったら下のフォローボタンからフォローお願いします!

フォローしてね!

 

ブログに関するお知らせはこちらをチェック!

 

列車名で記事が探せる、便利な索引ページはこちら↓

列車名別索引

 

当ブログのイメージキャラクター「琴似はるか」については下の画像をクリック!

琴似はるかちゃん


各種ブログランキング参加中!
クリックしていただけると励みになるのでよかったらぜひ…!

↑鉄道コム

 にほんブログ村 鉄道ブログへ
↑ブログ村

 
↑人気ブログランキング