早朝は仕事にならなかったけど、朝のうちに爆音でペンタゴンとDADAROMAを聴きながら出勤したら少し気が晴れて、職場に着いたら結局もろもろ急ぎの仕事が増えて、増えた分の仕事だけ終えたらもう17時過ぎだったのでとっとと帰った(=昨日からほぼ進んでない)。
お昼ごはんを食べてる暇がなくてお腹が空いてたので、数少ない未だに夜開けてるカレー屋でごはん食べて帰った。お客さんが少なかったけど、すごく助かる。
ちょうど秋葉原辺りを通ったので寄ってみたけど、歩いてる人間のルックスがどぎついのは変わりがなくて逆にすごいな…と思った。まんだらけは開いてたのでプラモデルを見たら少し癒された。
ちょうどDADAROMA朋さんがツイキャスをやってたので聴きながら帰った。ドライマンゴーはカルディに売ってるとかどうでもいい話がありつつ、1日8時間は作業するようにしているというような話をしていて、やはり真面目…と思った。バンドマンもアイドルも音楽がなければただの若者だけど、それでも何かやるとなると単に人柄の勝負になってしまうなと思った。
ここ数週間の生活で、ライブをしない地下アイドルって大勢は幼い承認欲求の塊みたいなもんだから(※ライブで勝負すればいいのでそれ以外の場所で何かである必要はない)、いい年してこの状況でもそれを心の支えにしようとしてたのが間違いだった、と冷静に再認識した。暇だとか言って毎日ゲームしたり夜更かししたりしてめちゃくちゃな生活リズムで生きてる大学生かなんか(まあ自分も当時はそんなもんだったし年齢的にそれでいいと思う)と同じようなメンタリティなんだということに改めて気づいたし、そういうダラっとした馴れ合いを楽しむのが地下アイドルの楽しみ方の王道なんだろうから、お門違いの期待をしてたなと反省した。ゆるい娯楽にもちゃんと需要があって、ただ俺はそんなもんじゃ救われないというだけの話。
ステージの魔法のようなものが取り去られた状態の人たちに何かを期待すること自体どうかと思っているので(単なる”顔のいい若い女”として捉えればいいんだろうけど、そういうネットアイドル的なものはどうにも気持ち悪く思えてしまうので苦手)、その挙動で救われることも期待すべきではない。ミュージシャンは人間性で勝負しなくていいと思ってるんだけど、配信とかでしか活動ができなくなると人間性しか見えるものがなくなるので大変だな…とは思う。新しい音源を作ってほしい、とは思うけど、自分で作曲できる人はともかくアイドルだとそうもいかないし、今の状況だとレコーディングも難しそう。
思うように活動できないのは大変だろうから支えなきゃとか思ってたけど、俺は毎日仕事もあるからダラダラやる配信を頻繁に見ていられないし、そのせいで自分がつらくなるのもバカバカしい。毎日暇だとか言っている人に支えていただいて、俺はまあお金だけは機会があれば落とすから、それ以外の部分は夢を壊さないためにあんまりステージ外の姿は見ないようにしようかなと思った。推しメンの配信を今後原則として見ない方針にすることで、今後も起こりうる見逃したことによるショックを無にするという策でもある…乃木坂のときからテレビを見逃したときのショックを数日引きずるタイプだったので…
結構いい人が多そうだから”こんな状況だから配信で励ましたい”と真摯に考えてるのだろうけど、そういう方法での癒しを享受できるのはもっぱら暇な人であって、幸か不幸か忙しくてそろそろマジで首が回らなくなってきた俺に向いてるものではないので、今の期間は俺は張り付いてなくても楽しめる自分の好きな音源やライブ映像で癒されようと思う。
だんだんと閉店するお店が目に見えてきたけど、この状態はまだ長く続くだろうからこんなもんじゃすまないだろうと思う。他人への思いやりや想像力を持つほどつらくなってきて、盲目的に「(政府を批判せず)心を一つに」とか、世の中の動きには無関心で(世論や野党の批判でやっとこぎつけたことや、世帯別の申告制給付というクソみたいな形になったことの問題点は知ろうともしないで)天から降ってきたかのように「10万円入ってくる!何買おう」とかガス抜きされて呑気にやってる人の方が楽しく生きられるのが今の日本で、そんな中で一人だけ他人の心配してても結果として呑気に生きてる人と比べて大した役に立てるわけでもない。正直疲れたし明るい見通しが一切見えないので、コロナ後の日本のことはもうあきらめていなくなることに決めた。他人の考えを変えることは難しいから、自分が変わる方が早い。
そんなこんなで、コロナのせいで遅らせていた自分のビザ取得の手続を再開した。「また元に戻ったら、せっかく耐えたんだから日本を出る前に1~2か月位は平日にライブ見るような生活送りたいな」と思ってたんだけど、残念だけどもう元に戻らないものも多いように思えてきたし、いつになったらライブができるのかも正直分からない(封じ込めに成功してる国でも、映画館はやってるようだけどライブハウスはどうなんだろう)。
まだ手続を動かしただけだし実際に行ける状況ではないけど、こんな国がどうなろうと最終的にはここを捨ててどこにでも行ける可能性があるような気がして、少し気が楽になった。もう平日にライブを見るような生活もないのかな~と思うと少し寂しいけど、別にこの手続を遅らせて待ってても先が見えないし、ストレスでつぶれそう。気が向いたら土日にでも遊びに来ればいいんだし(キズの延期になったライブは整理番号がめちゃくちゃいいので中止にならない限りなんとしてでも行くw)。
毎日「なんでそれなりにまじめな人も多いのに、政府がクソすぎて社会がこんな最低なことになってるんだろう」とニュースを見る度にストレスを感じてたけど、あきらめたら楽になった。それでも選挙とかはちゃんと行くし金銭等で支援できることはするけど、それ以上に具体的な力になれないのに心配だけしていても自分が持たないので、日本のことはもう他人事として考えることにした。園子温の本で「昔は毎日やきもきしてたけど、今はもう日本のことはなんか別れた元カノが悪い男に引っかかっているのを見るような、他人事として感じる」というようなことが書かれていたのが記憶に残っていたけど、早くその心境になりたい。ロースクールの友達にもどこまで本気か分からないけど日本を出ることを考えているようなことを言った人がいて、まあ今起こっていることと今後起こりうることが分かる人ほどこんなところにいていいのか、と悩んでしまうよなと思った。