Merry X'mas![ベル](https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/182.gif)
というような話題ではないが、先日この質問を受けたので改めまして。
「検査をたくさんしてくれる」「薬をたくさんくれる」を良い病院とされる方も少なくありません(高齢者に多い傾向)。一般的な良い病院の評価方法というと「手術が上手」「手術件数」などという評価もいいですけれども、もっと違うところから是非。
良い病院とはなんでしょ。設備は揃っていた方がいい。利用者としては直接接するスタッフの対応も印象を大きく左右しますけれども、やはり問題は主治医です。
良い主治医とは?
患者さんの願いを可能な限り叶えてくれる。
患者さんの人生を最優先事項として医療を提供してくれる。
患者さんのQOL(生活の質)を最優先事項として医療を提供してくれる。
それを踏まえたうえでの親切である。
*提供(国語辞典の検索結果):名](スル) 1 金品・技能などを相手に役立ててもらうために差し出すこと。~ どうぞお役立て下さいという感じで医療を提供されておられる方が、いったいどれほどおられるのでしょうか![わんわん](https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/003.gif)
悪い主治医とは?
素人のくせに黙ってろ!
俺の言うことを聞けないなら来るな! などなど、、、
という状況にされることが少なくありません。医療の押し売りです。肩書きが増えたり、役職上位の方によく見られる傾向です。
玄人の医師が 素人の患者さんへ 納得できるように説明する。だから医師と書く。下記は医者:医を操る者。世は医者が多数です。私も母の受診についていきましたが、まあ、かなり医者側でした。
*医師は、患者さんの希望に極力添うようにする努力義務を負っています。
*受診を希望する患者さんを拒否することは法律で禁じています。ほとんど守られてませんけど。。。
電子カルテばかりみて患者さんの顔も見ないという話しも掃いて捨てるほどあります。「おかわりありませんか?では同じ薬を出しておきます。お大事に。」で1分。これでは医師免許は要らず、事務のお姉さんでもできることです。また、「ああ、それならこの検査をしましょう。はい、検査室へどうぞ ~ 検査では異常ありませんでした。さようなら」で2分。これならネットでもできますから勤務している必要が無いです。もっと医師免許を活用しなければならないですよね。
では受診する意味はなに?
生活へ踏み込んだ聞き取り(問診)
見たり触ったり聴いたり(視診、触診、聴診)
検査結果の説明(素人に分かるような)
こんな事をしたら時間がいくらあっても足りませんので、カルテが山積みとなり、外来看護師が鬼の形相で仁王立ちとなります。事務長からもスタッフの休憩時間の確保を厳しく言われます。**長からはもっと患者数をこなして儲けろなんてことも。と言う訳で、通常外来診療での理想は不可能なのが現実です![ハートブレイク](https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/032.gif)
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いろいろと相談を受けるのですが、今の主治医に満足していたら相談には来ないだろうということに気づきました。すいません。きっと私は相談をしたくなるような不遇の人々と主に遭遇しているのです。ですから、世の中は困った人ばかりではないだろうとは思います。が、相談件数からしますと現実に困った人々が少なくは無いのは事実でもあります。
患者さんの話を聞かず「自分の行う医療が最善で最高である」という前提の医者が多過ぎるという問題。その前提が最初から間違えているということに多くの医者は気づいていない。だから困った患者さんがセカンドオピニオンへ行こうが、医者は同じ穴の狢なので30分2万円を何度払おうが同じような答えしか戻っては来ない。それは権威があろうと無かろうと関係の無い話しである。
最近、この「まったく聞く耳を持ってくれない主治医に困った![ガーン](https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/141.gif)
」相談が相次いだ。1人の方を例に挙げます。
局所の乳癌で転移もリンパ節転移も無いとの診断を受けた女性(30-40代)が拡大乳房全摘+リンパ節郭清+放射線照射の治療法を呈示されたが、熟慮した結果「温存手術」を希望した。しかし、取り付く島もない状況。この場合の温存手術は病巣のみを切除して乳房を残す方法。世界の趨勢は温存手術という話しは耳に入ってきているけれども、世界から常に20年は遅れた医療を続けている日本では、やはりあり得ないのか という状況を目の当たりにしました。
3カ所病院を変えて相談しても同じ結論と同じ指導。そして、どの主治医からの言葉は「私の言うことを聞けないなら、どうぞ他の病院へいってもらって構いませんので。」と。再発しても責任は問いませんと言っても無視。どうしてしてもらえないのか?と詰め寄っても馬の耳に念仏。困ったものである。いくら対策を伝授しても医療現場が全く動かない思考停止の状況です。
申し訳ないですが、ネットで情報を収集して探し当てるしかありません。
目安はこうなりましょうか。
・患者さんの願いを聞く耳
を持っているか?
・治療方針は患者さんの人生
まで加味しているか?
・医療で「得ること」と「失うこと」を徹底的に洗い出せたか
?
・その得失を吟味した結果は納得
できているのか?
・最終的に医療を受けて幸せ
がイメージ出来るのか?
【医療の得失】ご自身の生活から何が失われるかを徹底質問
例:胃を全摘したら何を失うか?
胃を失う 食べられる量を失う 体重を失う 食べる楽しみを失う 一家団欒の食卓を失う 外食への気分も失う など
![ベル](https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/182.gif)
というような話題ではないが、先日この質問を受けたので改めまして。
「検査をたくさんしてくれる」「薬をたくさんくれる」を良い病院とされる方も少なくありません(高齢者に多い傾向)。一般的な良い病院の評価方法というと「手術が上手」「手術件数」などという評価もいいですけれども、もっと違うところから是非。
良い病院とはなんでしょ。設備は揃っていた方がいい。利用者としては直接接するスタッフの対応も印象を大きく左右しますけれども、やはり問題は主治医です。
良い主治医とは?
患者さんの願いを可能な限り叶えてくれる。
患者さんの人生を最優先事項として医療を提供してくれる。
患者さんのQOL(生活の質)を最優先事項として医療を提供してくれる。
それを踏まえたうえでの親切である。
*提供(国語辞典の検索結果):名](スル) 1 金品・技能などを相手に役立ててもらうために差し出すこと。~ どうぞお役立て下さいという感じで医療を提供されておられる方が、いったいどれほどおられるのでしょうか
![わんわん](https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/003.gif)
悪い主治医とは?
素人のくせに黙ってろ!
俺の言うことを聞けないなら来るな! などなど、、、
という状況にされることが少なくありません。医療の押し売りです。肩書きが増えたり、役職上位の方によく見られる傾向です。
![星](https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/112.gif)
*医師は、患者さんの希望に極力添うようにする努力義務を負っています。
*受診を希望する患者さんを拒否することは法律で禁じています。ほとんど守られてませんけど。。。
電子カルテばかりみて患者さんの顔も見ないという話しも掃いて捨てるほどあります。「おかわりありませんか?では同じ薬を出しておきます。お大事に。」で1分。これでは医師免許は要らず、事務のお姉さんでもできることです。また、「ああ、それならこの検査をしましょう。はい、検査室へどうぞ ~ 検査では異常ありませんでした。さようなら」で2分。これならネットでもできますから勤務している必要が無いです。もっと医師免許を活用しなければならないですよね。
では受診する意味はなに?
生活へ踏み込んだ聞き取り(問診)
見たり触ったり聴いたり(視診、触診、聴診)
検査結果の説明(素人に分かるような)
こんな事をしたら時間がいくらあっても足りませんので、カルテが山積みとなり、外来看護師が鬼の形相で仁王立ちとなります。事務長からもスタッフの休憩時間の確保を厳しく言われます。**長からはもっと患者数をこなして儲けろなんてことも。と言う訳で、通常外来診療での理想は不可能なのが現実です
![ハートブレイク](https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/032.gif)
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いろいろと相談を受けるのですが、今の主治医に満足していたら相談には来ないだろうということに気づきました。すいません。きっと私は相談をしたくなるような不遇の人々と主に遭遇しているのです。ですから、世の中は困った人ばかりではないだろうとは思います。が、相談件数からしますと現実に困った人々が少なくは無いのは事実でもあります。
患者さんの話を聞かず「自分の行う医療が最善で最高である」という前提の医者が多過ぎるという問題。その前提が最初から間違えているということに多くの医者は気づいていない。だから困った患者さんがセカンドオピニオンへ行こうが、医者は同じ穴の狢なので30分2万円を何度払おうが同じような答えしか戻っては来ない。それは権威があろうと無かろうと関係の無い話しである。
最近、この「まったく聞く耳を持ってくれない主治医に困った
![ガーン](https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/141.gif)
![汗](https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/028.gif)
局所の乳癌で転移もリンパ節転移も無いとの診断を受けた女性(30-40代)が拡大乳房全摘+リンパ節郭清+放射線照射の治療法を呈示されたが、熟慮した結果「温存手術」を希望した。しかし、取り付く島もない状況。この場合の温存手術は病巣のみを切除して乳房を残す方法。世界の趨勢は温存手術という話しは耳に入ってきているけれども、世界から常に20年は遅れた医療を続けている日本では、やはりあり得ないのか という状況を目の当たりにしました。
3カ所病院を変えて相談しても同じ結論と同じ指導。そして、どの主治医からの言葉は「私の言うことを聞けないなら、どうぞ他の病院へいってもらって構いませんので。」と。再発しても責任は問いませんと言っても無視。どうしてしてもらえないのか?と詰め寄っても馬の耳に念仏。困ったものである。いくら対策を伝授しても医療現場が全く動かない思考停止の状況です。
申し訳ないですが、ネットで情報を収集して探し当てるしかありません。
目安はこうなりましょうか。
・患者さんの願いを聞く耳
![耳](https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/103.gif)
・治療方針は患者さんの人生
![馬](https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/314.gif)
・医療で「得ること」と「失うこと」を徹底的に洗い出せたか
![波](https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/025.gif)
・その得失を吟味した結果は納得
![合格](https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/304.gif)
・最終的に医療を受けて幸せ
![ラブラブ](https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/035.gif)
【医療の得失】ご自身の生活から何が失われるかを徹底質問
例:胃を全摘したら何を失うか?
胃を失う 食べられる量を失う 体重を失う 食べる楽しみを失う 一家団欒の食卓を失う 外食への気分も失う など