2023年4月29日投稿記事

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リーダーは身体や思考を拡張させなきゃいけないよね

本日はバンドザウルスのデビューLIVE。入り時間を聞かれた時に「本番はマスクをかぶって会場をウロウロしてるだけなので、入り時間は本番の10分前で大丈夫っす」と答えたキングコング西野です。
#大谷さん宜しくお願いいたします
 
さて。
今日は「リーダーは身体や思考を拡張させなきゃいけないよね」という話をさせていただきたいと思います。
 
さっそく本題です。
 
 

たくさん話す
 

「最新刊『夢と金』を50冊購入してくださった方の御自宅(オフィス・お店)に西野亮廣が直接配達にあがる」という企画をやっておりまして、東京だとマネージャーの鼻田さんに車を運転していただいて、新入社員の山崎(ザッキー)と三人で半日がかりで配達をしております。
 
直接配達のメリットはたくさんあって、一つは「お客さんの顔や生活をゼロ距離で知れること」。
これは、作品や商品やサービスを作る時のガソリンとなり、かつ、大きなヒントとなります。
「あの人が待ってる」とか、「この形のままだと、あの家族には届かないぞ」とか。
 
当てずっぽうのペルソナを作るぐらいなら、実際にエンドユーザーに会いに行った方が100万倍イイ。これはオススメです。
 
そして、今回の直接配達のもう一つのメリットは「社員と話す時間がたっぷり取れる」です。
これは“車ならでは”。
ほぼほぼ移動時間なので、仕事の話から、たわいもない雑談、さらには「仕事をサボってゴルフに行ったザッキー裁判」(※一生言い続けます!)まで、とにかくたくさん話すことができる。
 
そこで、スタッフとの呼吸を合わせることができるし、スタッフの「好み」や「モチベーション」や「不満・憤り」のスイッチを仕入れることができるし、何より、自分の「好み」や「モチベーション」や「不満・憤り」をスタッフに共有することができる。
 
「なるほど。西野さんって、実は○○が嫌いなんだな」「へぇ~。西野さんって、今、そんなことを考えてるんだ」を共有することができる。
 
スタッフに見られている場所(CHIMNEYのスタッフはサロン記事を読んでいます!)で、こんなことを言うのもアレですけども…「監視しなきゃ動かないスタッフ」を雇うぐらいなら、AIに置き換えるか、ポイントポイントで外注した方が千倍マシだし、さらに言うと、「西野がいないと回らない現場」にしてしまうと、西野が生み出せるエンターテイメント(価値)に上限ができてしまう。
 
となるとスタッフを『今どこで何をやっているか分からないけども、自分達のエンターテイメントの為に動いてくれている』という状態に持っていくことが大切で、さらには『西野の思考をインストールした“西野の判断ができるスタッフ”』を生むことが大切です。
 
『西野なら、どうする?(How would NISHINO   have done it?)』というやつです。
 
 

USAチームのやり方
 

参考になるかどうか分かりませんが、CHIMNEY TOWN USAの話を共有します。
 
CHIMNEY TOWN USAは現在、ニューヨークでせっせとミュージカル『えんとつ町のプペル』を作っているわけですが、西野亮廣がクリエイティブの現場に常に同席できるわけではありません。
 
そこでCHIMNEY TOWN USAでは「西野がポイントポイントでしか現場に入れない前提」で、チームを作っていて、西野を「監修」というポジションに置き、ウィルを「演出」に置いて、そしてそして、STOMPのメンバーでもあったパーカッションのYAKOさんを「現場で西野の意見を言う人」というポジションに置いています。
 
ちゃんとした肩書きを設けて(名称は忘れた!)、ちゃんとギャランティを支払って、つまり、一つのお仕事として「現場で西野の意見を言う」をやってもらっているわけです。
 
「西野は、その判断を良しとしません!」をYakoさんに言ってもらうわけですね。
 
それもあって、YaKoさんには、ミュージカル『えんとつ町のプペル』のことだけじゃなくて、最近の「気づき」や、最近の小さな小さな気持ちの変化もマメに共有するようにしています。
#恋人レベルでLINEしています
 
最近だと短編アニメーション『ボトルジョージ』の“終わらせ方(その狙いと、そこにある気持ち)”について共有させていただきました。
「『えんとつ町のプペル』というど真ん中ストレートのエンターテイメントをやれているから、『ボトルジョージ』のような作品にも向き合えるようになった」ということも。
 
仕事で地方に行った時なんかは、インターン生のタケダと長時間タクシー移動をブチかますことがあるのですが、やはりそこでも、たくさんたくさん喋っています。
 
それらの積み重ねが、リーダーの身体や思考を拡張してくれるわけで(リーダー不在の現場も回してくれるわけで)、話の終わらせ方としては至極つまらないですが「スタッフとのコミュニケーションって思っているよりも大事だよね」といったところです。
 
そんなこんなで、今日はこれからフットサル大会。
お客さん(セカンドクリエイター)とのコミュニケーションも大事です。
 
現場からは以上です。

 

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