willが空に帰って一週間。
willがいない以外、何も変わっていません。
いろんな病気がある彼でしたから、治療用のご飯も数種類。
脂性の彼のシャンプー、カニマールワン。と
どうしてもお薬を食べないときにはコーンフレイクスと混ぜます。
コーンフレイクスが好きな犬とか他にいるのかしら。
お出かけ用の水とご飯袋。
部屋の中のお水と食卓?
要冷蔵のお薬も。目薬と気管拡張薬。
補水とヨーグルト。
酸素室に入るようになってからの水分補給。
サプリメント。
酸素ボンベ。
返し忘れた酸素室のチューブ。
横には、ケンのために買った小型の酸素発生器。
高鍋のドッグランsolさんの会員証。
もっさもさ の写真。後ろには私が写ってます。
なんで本人がいないのか理解できていません。
何にも変わっていないのに、全く気配がありません。
最後の瞬間もそうでした。
フ~ン、と小さな声で、私を呼ぶと、呼吸が止まりました。
あわてて、人工呼吸。
すぐに首の力がなくなりました。
空気を送りながら、心臓マッサージ。
全く反応がないwillに、さっきのはお別れだったのかしら。
でも、こうせずにいられない自分がいて。
willはどう思ってるんだろう。
ケネディの脳みそを捕まえた夫人は同じような感覚だったのかしら。
あ、心臓も動いてない。
こんなことを頭の中で、ぐるぐる考えていました。
今思うと、willはさっさといなくなっていた気もします。
彼らしいと言えば彼らしい、マイペースなお別れだったような気がします。
いなくなったのは、皆さんから頂いたお花で分かる感じです。
骨壺の後には、マーマレードの空き瓶がかくれています。
粉になった骨も、刷毛で集めて持って帰ってきました。
ウチに来るまでに、沢山の方に応援され、
ウチに来てからも、たくさんの人から可愛がられたwill。
皆さんのご厚意に応えられず申し訳ない気持ちでいっぱいです。
willは、飄々としながら、うちのエースでした。。
先住のブンちゃんと上手に付き合ってくれて、
犬が苦手な吉っちゃんとも、野犬らしい小っぺとも上手くやってくれました。
みんながのんびり暮らせたのは、willの人徳でした。
いや、犬徳、お犬柄かしら。
職場の皆さんや実家の家族は、
もうしばらく、犬は飼えんやろ、と同情してくれました。
流石に心が疲れている気がします。
でも、折角willが空けてくれた席。
無駄にしたら、willからバカにされそうです。
考えてみれば、will自身が、誰かに席を譲ってもらって生き延びてきた子でした。
今度は、彼が誰かに譲る番なんです。
彼が助けてもらった最初のお母さん、ぷ~にゃ♪さんにお願いすることにしました。
正式に決まったらご報告します。
will、あんたのおかげで、俺も随分、強くなったやろ(*^-^*)
小っぺは車のベッドに1人で寝てます。
吉は、変な感じで甘えてきます。
2人とも、やっぱり寂しいみたいよ。
小っぺ、車の中では、トリプルリード。
一本は、車から飛び出さないようにワイヤーで固定。
一本は、ザイル素材で切れないショートリード。
もう一本は、普通の古賀
あれ? 「子が」 普通につけているお散歩用リード。
用心深すぎかね?will、どう思う?