それで「あたしおかあさんだから」炎上に便乗その2。
だいすけお兄さんがあやまって
(日本中から「だいすけお兄さんはわるくない〜っ!の声が。きっと)
のぶみさんも謝罪して
huluが削除して、そろそろ炎上終わる?かな?
友達に教わって、のぶみさんのインタビュー読んだけど
困った。困ったよ。読んで困った。
https://woman.excite.co.jp/article/lifestyle/rid_E1478759647199/
のぶみさんは謝罪してるけど、謝罪の最後に営業してるし。
なんか、もうもうもうもうもう!
それで、実は、不肖あたし、おかあさんといっしょに歌を提供してる、おかあさんなんですが。
おかあさんといっしょの月歌の制作現場では
「もしかしたら、子どもが傷つくかもしれない言葉や表現」は
絶対に、打ち合せの席で指摘があり(作家が、そんなつもりじゃなくても)
リライトを求められるし
それは、親御さんたちが、不快に感じるかもしれない言葉や表現も同じ。
そんなつもりじゃなくても!ね。
すごくすごく気をつかう。
わたしも、おかあさんなんで、そのあたりはわかるので
書く時点で気をつけるけど、それでも指摘を頂くことがある。
「この言葉がちょっとひっかかるので、変えれませんか?」って。
そして、リライトします。うんうん、頭をひねって。
リライトしても、つまらなくならないように
言いたいことが、楽しくわかりやすく伝わるように。
もっとクオリティがあがるように。
作家としての自分の個性もちゃんとそこにあるように。
そうやって作るのがプロです。
かといって、決して「無難なもの」を目指したりはしないのが
「おかあさんといっしょ」のすごいところで。
「じゃくじゃくあまのじゃく」なんて
ほんとに、悔しいぐらいに、素晴らしいと思う。
それで、そうやってリライトして
場合によっては、何回もリライトして
そうして、ようやく
「月歌の候補の列」に並ぶことができるの。
だから、huluのスタッフの方は
今、どう思ってるかわからないけど
少なくても「子ども向けの歌を作る、世に出す」に
難しさに、いきなり直面したんだろうなって。
ツイッターで
「表現なんだから、自由だし、いやなら見なきゃいい」って
書いてる人もいたけど
メジャーな作家、有名な歌い手、大手のメディア。
そして、「子ども、あるいは親子向けの歌」
その場所では、「表現なんだから、自由だし、いやなら見なきゃいい」は適応外なんだよ。
子ども向けの歌なのに、作るのは、みんな大人なの。
だから、一生懸命
自分の子どもや、まわりの子どもや、ママパパのこと見て、考えて
そして自分が子どもの時のことを、思い出したりもしながら
作るんだよ。
リサーチなんか、しないんだよっ。
まあ
いずれにせよ
この騒ぎの根本原因は
日本の子育て環境が
いまだに、改善されてないから
も、あるよね。