忘れたはずなのに・・・仕事に行く途中、忘れたはずのアイツの姿を見かけてしまった恋しいなんて感情は全くなくただ憎い。憎くて憎くて仕方がなかった。アイツとの事がなければ、私は夫を裏切って肉欲に溺れることも、こんなにも後悔することもなかったんだから。今の私には怖いものなんて何もない、夫の遺産もある。復讐してアイツの幸せを壊してやろうか・・・そんなことをして誰も喜ばないなんてわかってるけど・・・