本日は旧暦三月廿七日、甲辰年戊辰月己巳日です。
二十四節気の第七。本日から『夏』です。
暦便覧には「夏の立つがゆへなり」と記されています。
蛙が鳴きはじめるころで、新緑の季節で、九州では麦が穂を出し、北海道では馬鈴薯や豆の種まきが始まります。着物は袷(あわせ)から褝(ひとえ)に衣更えをします。
畳替えの時期で、茶道では炉から風炉に切り替わります。
八十八夜で炉を塞ぎ、立夏で初風炉を祝うというのが私の好みです♪
この頃はまだ梅雨に入る前ですので、畳替えなども良いとされます。
旧暦ではまだ三月ですので、新暦が5月だからといって、五月晴れや五月雨などと思ってはいけませんよ!(笑)
五月晴れは「梅雨の合間の晴れ」のこと、五月雨は「梅雨」のことですので注意しましょう!
このころの掛軸としては「夏雲多奇峰」とか「薫風自南来」が無難、「九夏雪花飛」というのも面白いですねw