最初の終わりを、マルで昨日のことのように、ふいに思い出す。
そして、これが最後の終わり。
終わってみればあっけない。
正直いうとホッとした。
苦しいことも多かった。
楽しいこともあった。
けど、大概は辛かった。
不安だった。
邪道をつくる。
そんなものはいつだって批判の目にさらされてしまう。
派手すぎたせいで、傾いた奴らのせいで、歴史に傷をつけた。とか。
ここで言い訳を述べることはないだろう。
悔いはない。
法螺でもない、意図もない。
自分は自分の仕事をしたまでだ。
深く作品を愛して。
だけど、明日には古くなる。
それがまたいいのかもしれない。
まだ先がある。先へ進める。
姿を変えて、また誰かと出会える。
ここまでこれタコと。
ここに名を記した仲間達に感謝する。