先日、中学生の英語クラスで
初めて英語以外の質問がありました。
受動態(受け身)のクラスだったのですが、
The doors are opened by Mike.
という英文を和訳にしなさい
という問題だったのですが、
そのドアはマイクによって…
えーっと開きられる?
あれ、開きれる?開けれる?
あれあれ、開けられる?
日本語も
訳分からなくなってしまったって。
英語のテストの和訳って
緊張しますよね。
ちゃんと一語一句正確に
訳さないといけないという
なんかプレッシャーがあって。
せっかくだから、
動詞の活用について
日本語も勉強しちゃおうという話に。
五段活用
上一段活用
下一段活用
カ変活用
サ変活用
習ったことがあるかもしれませんね。
こんな難しい話はおいといて、
では、
動詞を「~ます」形にした時、
「ます」の前の文字はなんでしょうか??
動詞には下記の表のように
3つのグループに分けられます。
1グループ
ますの前の文字は
い段(-i)ですね。
2グループは
え段(-e)です。
説明は割愛しますが、
2グループは例外もあります。
3グループは
この2つの動詞だけです。
「来ます、します」
では、それぞれの3グループを
どのように受け身に
活用するかというと。
1グループは
い段→あ段+れます
2グループは
ます→られます
3グループは
します→されます
こられます→こられます
っていう感じで活用していきます。
ということは、
「開けます」は何グループかな。
「け ke」だから、「えe段」だね。
ズバリ、2グループです。
なので、
「開きます」→「開けられます」
だね。
脱線するけどさ、
この受け身ってさ、
何かの活用にも似てない?
分かる?
例文
先生は水を飲まれました。
これ、飲まれましたって
丁寧?普通?な言い方?
丁寧!
そうです、丁寧だから、
尊敬語なの。
受け身の活用と
尊敬語の活用は
1グループと2グループは
一緒なんだよ!
英語もおもしろいけど、
日本語もおもしろいよねと
盛り上がりました。
何気なく使っている日本語も
こうやって理屈があって、
理屈で学ぶことも
おもしろいよね。
参考文献