「けいおん!!」4話の感想
テーマ:けいおん!皆さん、こんにちは☆
今日の記事では「けいおん2期」第4話の感想を書いて行きます(^-^)/
相変わらずTBS本放送からかなり遅れちゃっていますが・・・
なんとか追いついて行きたいです(^_^;)
☆『けいおん!!』第4話「修学旅行!」の感想
脚本:村元克彦
絵コンテ:三好一郎
演出:三好一郎
作画監督:西屋太志
今回の脚本は村元さんですね(^-^)/
村元さんの脚本と言えば、やっぱりアニメ1期の第6話「学園祭!」が最高に好きです(≧▽≦)
あの話を観て以来、私の中での村元さんの評価はかなり高いですよ!
それから、1話と3話の脚本が吉田さん、2話の脚本が花田さんだったので、これでアニメ1期に脚本を担当した方すべてが再登場を果たしたということになります。
作画監督は西屋さんですね(^-^)/
アニメ1期では第2話「楽器!」の作画監督を担当なさっていました。
■ストーリーの要約
桜が丘高校3年生は、修学旅行で京都に行くことになる。
軽音部の4人はもちろん同じ班で行動。
金閣寺や北野天満宮などの名所を見て回ったり、宿で枕投げを楽しんだりと、充実した時間を過ごした。
自由行動の日に唯と律の思いつきでなぜかモンキーパークに遊びに行くことになったり、宿に帰る途中で道に迷ってしまったりするなど、なにかとドタバタも多かったが、無事に修学旅行は終了した。
該当する原作エピソード:3巻(55~62ページ)
■全体の感想
はい、というわけで、今回は修学旅行回でしたね!
4話目にしてもう修学旅行かよという気もしましたが、まぁ原作ストックが少ないのだから仕方ないですよねww
今までの「けいおん」では学園祭以外の学校行事がしっかりと描かれるということはほとんどなかったので、ちょっと新鮮な感じがしました(*^▽^*)
監督などスタッフの皆さんが色々なインタビューで語っているように、やはり2期ではこういう学校行事とかにも積極的にスポットライトを当てて行くみたいですね。
キャラの作画はまずまずといったところでしょうか?
今のところ、第1話の作画がずば抜けて良くて(堀口さんが作画監督の回だったから当然と言えば当然)、第2~4話はほとんど同じくらいのクオリティかなという印象です。
で、脚本とストーリーについてなんですが・・・
とても良かったと思います!
みんなが修学旅行に行く・・・ただそれだけのお話なのに、ここまでキャラを魅力的に描いたり、独特のゆるい空気感を出せている辺りはすごいと思いました(*^o^*)
キャラ同士の掛け合いは楽しいし、生き生きと旅行を満喫している感じも十分に伝わって来ました。
ギャグやツッコミにちょっとやり過ぎな感じがある第2話や、キャラに心情をベラベラと語らせ過ぎな第3話よりも、脚本の内容としては良かったんじゃないかなと思いました。
音楽的な要素はもちろんのこと部活的な要素でさえもほとんどなかった第4話でしたが、それでもちゃんと「けいおん!!」は成り立つんですよね。
大きな事件やビックリするような出来事などが起こるわけでもないのに、視聴者を最後まで全く飽きさせないストーリーの組み立ては流石ですね。
・・・なんというか、ある意味いかにも「けいおん!!」らしいお話だったんじゃないかなぁと思います!(^O^)/
で、修学旅行のエピソードはちゃんと原作にもあり、それが今回のお話の元になっていたわけですが、アニメオリジナルシーンの追加や原作のアレンジが結構多かったなという印象を受けました。(まぁ、いつものことですがww)
夜の宿で遊ぶシーンにかなり重点が置かれていたり、道に迷ってしまうシーンが追加されていたりするなど、現実の修学旅行でも起こりそうな身近に感じられる出来事を上手く盛り込むことができていたので、かなり好印象を受けました(*^▽^*)
ただ、そういうふうに良い面もあった一方で、原作のセリフやエピソードが一部でなぜかカットされていたりするなど、ちょっとアレンジが残念な方向に向かっているところもありました。
特に、コミック3巻の61ページの部分が丸々カットされていたのは残念です。
カットする理由も特に見当たらないですし・・・。
アニメオリジナルシーンも良いけれど、最低でも原作にあるエピソードはちゃんと拾えるだけ拾うべきでは?と思いました。
■個別の感想
面白かったところや気になったところをいくつかピックアップ!
①この独特のノリ、さすが「けいおん!!」だなww
全員寝たフリwww
今回の話の中で一番大爆笑しましたwww
4人のテンポの良い連携プレーが最高です( ´艸`)
そして、グダグダと会話が続き、いつまでも寝付けない4人www
淡々としたノリだったけど、このシュールな空気感がいかにも修学旅行の夜って感じがして良かったですw
②ムギ可愛いよムギ
自分から枕投げを始めたり、モンキーパークでドキドキしちゃったりと、ムギの可愛い一面がたくさん見られた回でしたね(〃∇〃)
第3話の感想でも書きましたが、ムギは2期になり存在感をかなり増しているような気がします☆
それはきっと、他の部員もかなり成長したけれど、やっぱり一番変わったのは他でもないムギだからなんだと思います。
初めて触れるものに対して初々しい反応を見せてくれるというムギ本来の可愛い部分はちゃんと残しつつも、楽しいことを自分から積極的に見つけて行くことのできる行動力も月日を重ねるごとにどんどん身に付けてきましたよね。
最初のころは後ろからみんなを見つめているポジションという感じだったけれど、軽音部でのいろいろな活動を通じて、今では唯や律のパワフルさにも負けないくらいにアクティブな娘になったと思います。
そういう成長をしっかりと遂げてくれている娘だからこそ、こんなに大きな存在感を感じさせてくれるようになったのでしょう(*^.^*)
③澪の全体的な雰囲気がかなり良い感じの回だった
すっかり軽音部のツッコミ役として定着した梓がいなかったということもあってか、やはりキャラの掛け合いに1期前半のころの懐かしいノリが強く感じられましたね(^-^)/
キャラとして一番引き立っていたのは澪だと思います。
唯や律に対して呆れているシーンや、ツッコミ役に徹しているポジション、そしてマジメに旅行先を回ろうとするところなど、澪本来の頼りになるキャラやしっかりしている一面がちゃんと出ていた気がします。
あと、帰りの新幹線の中で楽しそうに笑うシーンが最高に良いです!
唯や律に振り回されつつも、澪自身もちゃんと修学旅行を楽しめていたんだということがしっかりと伝わって来ますね♪
あんまり関係ないかもしれないけど、私はこの最後のシーンを見たとき、アニメ1期第6話でMCの練習をするシーンを思い出しました。
あの状況と今回の修学旅行とでは全然シチュエーションが違うけれど、硬い表情ばかりしていた澪がそれまでの緊張から開放されて心から楽しそうに笑う姿が私の中ではなんとなく重なりました。
澪はマジメな娘だから、修学旅行といういつもとは違う体験をすることに対してそれなりに緊張感を持っていたと思うんですよ。
あと、梓がいなかった分、昔のように自分が唯や律に対してツッコミを入れつつ面倒を見てあげないといけないというふうにも感じていたはずです。
そういう澪にとってはある意味で気を張らないといけない状況から、帰りの新幹線に乗ったことでようやく開放されるわけですね。
年相応の無邪気な笑顔は緊張感のせいでずっと封印されていただけであって、こういうふうに屈託なく心から笑うことこそが修学旅行に対する澪の素直な気持ちだったんじゃないかなと思いました。
だからこそこの最後のシーンはこんなにも輝いて見えるんですね。
※食事中などに大笑いしそうになるシーンもありましたが、不意にツボに入ったときに出るあの笑いはここで考察する笑いとは意味合いが全然違うので除外。
④さわちゃん良いキャラしすぎだろww
2期になりクラス担任を受け持つようになったということもあってか、出番が多くなりましたね。
しかも、1期のとき以上にキャラが立ってる気がします(・∀・)
・・・まぁ、基本的にはボケ&お笑い要員のままなんだけれどww
軽音部室では何かと暴走気味なイメージがあるけれど、今回は教師としてマジメに頑張っていましたね。
でも、新米教師のような不慣れな一面を見せてしまったり、軽音部のみんなに振り回されちゃっていたりするところも多かったですね。
しっかり頑張ろうとしているけれど完璧ではない・・・そういう姿が親しみやすくて可愛いと思いました(*^.^*)
⑤お風呂シーンキタ━━━(゚∀゚)━━━!!!
お風呂シーンキタ━━━(゚∀゚)━━━!!!
でも・・・アングルがよろしくないっ!
カメラさんはもっと正面から撮るべき!←オイww
あと、唯と律のアップのシーンがないとはどういうことだぁああ!ヾ(。`Д´。)ノ ←落ち着けw
⑥桜高校の所在地は北関東?
京都に行く途中に富士山の前を通っていたことなどから、桜高校はどうやら関東以北にある高校だということが判明しましたね(^-^)/
アニメの「けいおん」の舞台=京都というイメージを私は勝手に持っていましたが、京都は単に背景資料になっているだけであって、別に実際の舞台となっているわけではないんですね。
あくまで日本のどこかにある町が舞台といったところでしょうかww
でも、この第4話で判明した旅行の経路や、雪が積もっているシーンの存在などを考慮すると、北関東あたりが地理的に一番有力なんじゃないかなぁと思いました。
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