おしどりマコ&ケン 原発ぶっちゃけトーク@佐倉 | 小さい田んぼ

小さい田んぼ

小さい田んぼのこと、小さい畑のこと、小さい町のことなど、小さい出来事を綴っていきます(たぶん;)

おしどりマコ&ケン(吉本芸人)

原発ぶっちゃけトーク@佐倉市立美術館ホール

 

凝縮された中身の詰まった

あっという間の2時間

それでもまだまだ時間が足りない

と思うほど

 

あまりにも知らないことが多すぎて

知らされていないことに驚いて

現場の実態を聞いて

情報を集めるには

事実を知るには

自分で歩き目で見て耳で聞く

匂いを嗅ぎ肌で感じることも大事

と改めて知らされました

 

今回のお話で

驚いた件ふたつ

 

写真は根幹が4つある玉ねぎ

福島市の畑で採れたもので農家が提供してくれたそうです

 

原発事故後

おかしな野菜が増えている

一体どうなってるんだとの疑問と不安の声が

現場の農家から聞こえてくるそうです

 

そりゃそうだ

うちの田んぼや畑で

これまで見たことのない形状の

野菜や米が採れたら

驚くし心配にもなります

 

人体への影響は

と考えずにはいられません

 

 

農家のオオゴシさん

甲状腺癌摘出手術二日後の病室にて

 

福島医科大学病院は連日満員で

手術を受けて2、3日で退院をしなくてはならないとのこと

 

オオゴシさんは

原発爆発後

山菜採りの山の湧水を掬って飲んで

ヨウ素性放射能で内部被曝したと思う

と話しているそうです

 

爆発後

すぐに飲食物による

内部被曝の危険性が公表されたら

防げたことかもしれません

 

現在でも

農家は屋外作業が中心で

放射能物質が吸着してる土埃を吸い込んで

内部被曝し

発症する危険性が高い懸念がある

このことを

国に質しているのが

冒頭の写真

福島農民連

 

それに対する

経産省の回答は

農家の被爆は自己責任で国がどうこうするものではない

とのこと

 

一体どうなってるんだ?

 

いわゆる役所仕事で

管轄とか法令とかを

頭の良い役人が都合よく解釈し

責任逃れということでしょう

 

国民の生命財産を守るのが政府の使命

と日頃から威勢の良い言葉を

政府首脳陣が口にしてるけど

実態はさにあらず

ということがよくわかります

 

もう一点は

子供達の病気が実感として増えている現実があり

どうも

運動部系の子供の方が文化部系よりも

病気になる人数が多いのではないか

との

やはり疑問と不安の声があるとのこと

 

これに対して

関係機関はデータがない

そもそも

データをとっていない

という事実

 

ぽっかりと

脳に穴があくような感覚

 

これらの事実が

知られていない

知らされていないのは

東電や役所・関係機関が

自分らにとって都合の悪い情報は極力出さない一貫した姿勢と

マスコミ・ジャーナリストの追求不足

によるもの

 

マスコミ・ジャーナリストは

今ではほとんど全くと言っていいほど

福島東電原発事故関連の現場で見かけなくなってるとのこと

 

そんな中

孤軍奮闘してる吉本芸人

おしどりマコ&ケンの勇気と情熱が

力強く脈打って

熱い血潮が流れてるのを

見るような思いがしました

 

お二人に感謝とともに敬意です

それと

現場の生身の感覚の大事さを改めて確認しました

せめて

今回のような2次情報には今後も触れていきたいと思います

 

ありがとうございます