みなさま、夜分遅くにすみません。桂木里紗です。

きょうは、就活状況を考えてみました。

 

沢山の企業に応募していますが、

なかなか決まらないのはなぜだろう、と考えました。

 

障害者手帳をもってるから?

54歳という年だから?

TOEICや英検をもっていないから?

華やかな世界にずっといた、と思われているから?

(華やかでもなんでもないんですけどね)

 

パーヴォの心の声がこう言いました。

「第1志望の企業があるって言ってたよね?

今まで、『最終的には、この仕事をやりたい』というのはあったの?

僕が見る限り、『絶対にこの仕事をやり切りたい』という企業、チコは今までなかったような気がするよ。お給料がいいとか、場所が通いやすいとか、そういう基準で見てたんじゃない?それを企業も志望動機のところで見抜いちゃうんじゃないのかな?

 

で、いま第1志望にしてる企業と、第2志望にしている企業は、お給料関係なく、絶対にやりたい仕事だよね。どちらも遜色ないくらいの企業だけど、やりたいことがチコの中できちんとイメージされているから、その二つは、絶対に取りこぼしのないように、面接で話すこともちゃんと考えて、自分がその企業でどんなことがやりたいか、どんな貢献ができるか、志望動機をしっかり話せるようにしなくちゃね」

 

パーヴォの心の声は真剣でした。私も、しぜんと熱がこもりました。

 

「うん、確かに第1志望と第2志望の企業は、すごく私の中で、志望動機が明快なの。で、それはお給料とか、労働時間とか、関係なしに、がんばって働きたいと思う職場なんだよね。障害者雇用で雇ってくれるのもありがたいし、自分が長年思い続けていた理想が実現するためなら、多少大変なことがあっても、乗り切れるものだおもうわ。」

 

パーヴォはうむ、と頷きました。

「その覚悟を企業は求めているんだよね、たぶん。配慮事項ももちろん、いろいろ考えてくれると思うけど、チコが、『絶対に頑張れます!』という意気込みを見せることが大事なんだよね。障害の程度とか、障害を背負うにいたった経緯とかも、実は全然関係なくて、『どれだけ、チコという人間が、当該企業に貢献できるか』ということをきっぱり言えることが大事なんだよ。どうかな?チコ、それは覚悟を決めてやれそう?」

 

私は言いました。「うん。がんばれると思う。私、たぶん一番やりたいのは『世のため人のためになるような仕事』 なんだよね。いろいろな人にお世話になったから、恩返しをしたい、という思いが強いのね。」

 

パーヴォが優しく私の髪を撫でました。「よくいったよ、チコ。チコがこの数年間、就活を始めて感じたことを、よく考えて、チコがやりがいをもって働ける環境とは何か、先方の企業によく伝えたほうがいいね(^^) 第1志望の企業も、第2志望の企業も、どっちも有名だし、でも、仕事の大変さは、東宝の比じゃないと思う。でも、それでも覚悟を決めて、仕事をしたい、とハッキリ言うんだよ。僕は応援するし、チコがやりがいをもって仕事に取り組めば、チコの病気も自然に治っていくと思う。がんばってね、チコ。」

 

そういって、パーヴォは私の小鼻にちゅ💑とキスしてくれました。

 

「パーヴォのコンサート、行けるような職場だといいなと思って探していたのが、詰めの甘さに見られてしまったのかもね。パーヴォは、私が仕事に夢中になるのは平気?」

 

「もちろん、OKだよ。それにね、僕のことを面接で話しても、全然かまわないよ。僕が音楽療法で、君の病気を寛解まで持って行ったのだからね。僕なしでは、君の体調はすぐれません(笑)、と言えばいいんだよ(^^)/」

 

「明日、改めて第2志望の履歴書書いてみるわ!頑張るね!」

私が明るくそういうと、パーヴォはニコニコして、

「チコの顔がとっても明るくなったよ。チコはやっぱり仕事が好きなんだね(´∀`*)」と言って、私の唇にちゅ💑とキスをしてくれました。

 

本当にありがとう、パーヴォ💖

私の思いを、丹念に掬って下さって!

 

愛してるね、どんな時も💖

 

ちゅ💑