前記事に羽生選手ファン(仮にAさんとします)の方から次のようなコメントをいただきました。別の方(Bさんとします)のコメントに対する返信です。
Aさんのコメント(抜粋)
>Bさん
3年連続で国内最大の大会免除で世界に行けてる理由を明確に説明してからにして頂きたい。
それは全日本選手権を欠場しても「過去に世界選手権大会3位以内に入賞した実績のある選手が、けが等のやむを得ない理由で全日本選手権大会へ参加できなかった場合、この限りではない」という元々あった選考基準に該当したからです
そしてワールドランキングやシーズンベスト等で選出条件に当てはまったからだと思います
↓2017年の12月(平昌五輪選考の全日本の直前)に私が書いた記事に選考基準(スケ連ホームページからの転載)が載せてあります。Aさんの書かれた内容は大筋ではあっていますが、微妙にニュアンスが違いますね。
https://ameblo.jp/butterfly91fish/entry-12466780013.html
当時羽生選手は平昌五輪金メダル候補の筆頭。スケ連としては何がなんでも五輪代表に選びたい選手だったと思います。ところが、11月のNHK杯で足を負傷し12月の全日本選手権を欠場。ソチ五輪のときにはなかった↓のただし書きのおかげで無事選出されました。
※ 最終選考会である全日本選手権大会への参加は必須である。
ただし、過去に世界選手権大会3位以内に入賞した実績のある選手が、けが等のやむ
を得ない理由で全日本選手権大会へ参加できなかった場合、不参加の理由となったけ
が等の事情の発生前における同選手の成績を上記選考基準に照らして評価し、大会時
の状態を見通しつつ、選考することがある。
この但し書きを読む限り、選出されたこと自体は問題ないと思います。それなのになぜいつまでたってもまるで不正選出であったように言われるのか。それは「けが等のやむを得ない理由」と「大会時の状態の見通し」の証明が不十分だったからです。常識的に考えて、怪我の状態が「全日本には出場できない」かつ「五輪には間に合う」程度であるという医師による診断が必要なのにそれが出された形跡がなかったですよね。
なぜ診断書を出すなんて簡単なことを羽生陣営はしないのかと当時は疑問でしたが、その後の羽生選手の言動を見て、個人的には怪我の申告には虚偽があったと確信しました。怪我自体が嘘だとは思いません(映像もあるので)が、実際よりもかなり重く申告しているんではないかと。本人による怪我の状態や治療の説明(平昌金獲得後のインタビュー)がしどろもどろだったのが一番大きいですね。
高橋大輔選手のソチ選考のときは「怪我が五輪までに治癒する見込みである」という医師の診断が選出の条件にありました。でも、羽生選手のとき(平昌選考)は本人の自己申告のみです。日本スケート連盟は羽生選手にはずいぶん甘いんだなという印象を当時私は持ちました。最近、ユヅリストさんたちの間では羽生選手はスケ連に冷遇されていることになっているようですが、スケ連が誰よりも大切にしてくれたからこそオリンピック金メダルを二度も取れたんですよ(もちろん本人の実力もあってこそですが)。恩を仇で返すようなことはやめた方がいいと個人的には思います。
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