こんにちは。Bibakoです。




ちょっと前、私は『日本人エイリアン』に続いて、新カテゴリー『シンガポールボケの日本人』という名前を、ブログ記事で発表した。
シンガポールボケの日本人というのは、シンガポールに来てから、バブリー的に自分の置かれていた日本の環境とは打って変わり、なんだか、偉くなったかなとその状況を受け入れて、年収も日本の時と比べると、急激にあがりそれも何も考えず受け入れて、何年ものその状況を普通だと思いこんだまま、ここで生活している日本人家族の事だ。
そんなご家族は『シンガポールパラダイス!』という感じで、とうとう、金銭感覚が普通の日本人からかけ離れてしまった日本人の事を指している。
これには、ご本人の実力という人も中にはいるのだが、ちょっとしたカラクリがある。それは、前にブログ記事にした事がある。




でもここで、誤解のないように言っておくが、『日本人エイリアン』というのは、本当の意味で危険な日本人。
シンガポールボケの方々は、エイリアンと同じカテゴリーでない。人に迷惑はかけずに自分の中の範囲にとどまっている方々も大変多いので、『シンガポールボケ』のカテゴリーの方は危険人物でない。
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ここで、ちょっとおさらい的に、『日本人エイリアン👽』についてお話しますね。
日本の中で起こる、普通考えられないような犯罪やら事件を起こす可能性がある方々が、『日本人エイリアン』のカテゴリーに、私の中では位置している。
つまり、私がシンガポールで見かける日本人エイリアン達は、犯罪者予備軍のカテゴリーであるとも私は思う。
もちろん、私がシンガポールでも、日本でも目にする普通の犯罪者予備軍の日本人エイリアンと言うが、特に、現時点で、世間的に犯罪や事件を起こしているわけではない。
でも、その犯罪を犯していないエイリアン達の言動は、狭い範囲のコミュニティの中では、犯罪か?事件か?くらい周囲の人やそれを受けた人にとっては、大変『迷惑』なのである。でも、それには本人は気がつかないのである。
具体的には、厚かましい頼み事をするママ友や、モンスターペアレント、カスハラ的に理不尽なクレームをする人達、イジメなども、この行為が平気でできる人は『日本人エイリアン』カテゴリーである。
実際に、これらを行う人に共通している事は、そんな人は、自分の解釈による常識や道徳を持っており、周囲と自分の常識、道徳観念を見比べる事をしない。
つまり、一般常識的な考えに欠けるし、礼儀もなければ、道徳観念も自分の解釈をして、自己中心的な考えの方々なのである。
必ずそんな人が、あなたの周りにもいるはずなんです。
そんな人達は、自分の常識観念や道徳観念で生きているので、全然、人の事は気にならない。
自分が持つ常識や道徳観念が、私達のように従来からの常識や道徳を持つ人達と比べると『少数派』である事も気がつない人達なので、絶対にそれは、その人が死ぬまで変わらないと思う。
つまり、我々からみると、かなり変な人なのである。でも、エイリアン側からみると、私達の方が、変な固定観念がある頭古い人なのである。
また、そんな家庭のお子さん達は、必ず大人になると、親と同じ考えを持ち、それにまた、別の自分勝手な解釈の常識や道徳がプラスされて、親よりも『最強のエイリアン』に成長するのであった。現在の日本人は、この最強に進化した『エイリアン』もかなり多いのである。
日本人エイリアン👽というカテゴリーの方々は、自分の目的達成のためには、人の迷惑顧みずに自分勝手に振る舞う人達の事である。
つまり、自分の目の前のことや自分しか見えておらず、その人が持つ常識や道徳と、ほかの人が持つそれと比べる事もなく、自分勝手な解釈の常識観念や道徳観念を持つ人の方が、少数派だということにも気がついてないのである。
私的には、こんな人達を『日本人エイリアン』と称して、一般の日本人の方々やシンガポールに住む一般的な日本人の方々に、私のブログ記事で注意喚起しているのである。
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日本人エイリアンを具体的にいうと…
世の中に起こる考えられない犯罪…例えば、加害者個人の精神的な問題で起こる無差別殺人、我が子や相手の連れ子や社会的弱者を虐待事件、酷いケースは虐待の挙句起こる殺人、お客様を神様と称して、かなり理不尽な要求をするカスハラ、学校のモンスターペアレントも基本的にカスハラの部類である。
ほかには、会社や家庭の中でのパワハラ、モラハラなどのハラスメント行為、公的なお金を不正受給する事を当然のように思うフリーライダーやバイトテロなどもそうである。
さらには、もっと身近な事なら、略奪愛を正当化する人、家族を巻き込み無責任な不倫を起こす人。
席が本当に必要な方々にも優先座席なども譲れない人、反対に席を譲れと強要する人、公共のマナーを守らない我が子を注意しない親なども『エイリアン』の類である。
私的には、これらの事が本人的には、なんの疑いもなく平気でできる人達は『日本人エイリアン』のカテゴリーである。
犯罪や事件を含めて、人に対する迷惑行為が、普通にできてしまう人というのは、心理学的にも、精神疾患的な要素がある『犯罪脳』が潜む人間のなのであるらしい。
自分以外の他人にかかる迷惑度の想像がつかない人達は、自分勝手な解釈の常識や道徳で生きている人達であるという。
身近なところでも、人に『迷惑』をかけていても、当事者はそれに気がつかない。簡単にいうと、自分の事だけしか見えていない人なのである。
日本人エイリアンというのは、何も、大きな犯罪を起こす犯人達だけを指しているのではない。
あなたの近くいる方々の中にも、日本人エイリアンは潜んでいるのだ!
日本人エイリアンは、本当は精神的におかしいのに、本人が気がつかないのである。
それに対して、本人は自覚症状がないので、そんな人は事ある毎に、周囲の人に迷惑かけるのである。
あなたの近くにも、絶対に『日本人エイリアン』は存在しているである。あなたは、それに気がついてますか?
それに気がつかないのは、あなたもエイリアン要素があるのかも?しれません。
そんな方々は、自分の周りにいる人の言動が、一般常識観念に基づくか?という判断が鈍っている証拠です。
しかも、エイリアン達の言い分は、一般常識などは、私達の勝手な主観に基づく常識だというんです。
いや、それは、少なくとも、現在の日本の中、または、海外に住む日本人の中も含めて違うと私は思う。
日本はデモクラシーの国である。また、民主主義の数の原理を考えてみると、エイリアンが持つ常識を支持できる人と、私達のように従来の常識を重んじる人と、どちらの数が日本人に多いのでしょうか?
私の感触では、今は、まだ、エイリアンが持つ常識観念を支持している日本人の方が少ないと感じます。
だったら、こちらの常識観念を『一般常識』だと主張しても、間違いではないでしょう!
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さて、日本のTV番組や日本のSNSで目にするシンガポール情報って、綺麗で、都会的で、教育水準も高くて、日本人が行けば必ず成功するような感じで語られ過ぎているように、私には思える。
それが全て本当の事であると信じて止まない人も、日本人の中には多い。その根本は、『シンガポールボケの日本人』によるネットやTVでの情報によるものであると私は思う。
このブログでも、シンガポールの暮らしを語っている人のほとんどは、駐在員の方々やこちらに長く暮らしている、お金持ちの日本人の方のような感じである。
駐在員の方々は、シンガポールの姿が本当はどうであっても、いつか、シンガポール🇸🇬から出ていく身であられるので、もし、その方の生活が竜宮城状況の方々だと、『シンガポールの生活は、楽しくて、素敵で、もう、日本に帰りたくない!』と、お別れ会の時に、本気で泣く方々なのかもしれない。
でも、よく頭冷やして考えて見て!
世の中にそんな天国のような国は存在しないのだ!
もし、シンガポール🇸🇬がそんな国なら、地球上に暮らす人間、全て、シンガポール🇸🇬に住みたくなるに決まっている。
あり得んやろ!そんな事!
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それから、シンガポール🇸🇬に私のように長く暮らししていても、その方の興味度が、どれだけシンガポール🇸🇬にあるのか?で、全然シンガポール🇸🇬の国に対する理解度は違う。
私は、シンガポール人の夫を持つ日本人妻である。しかし、同じ日本人妻であっても、それぞれの生活のレベルは違う。これは日本と同じである。
家の所得が高い日本人妻もいれば、私のようなシンガポールの庶民レベルの日本人妻もいる。
この状況は日本でも同じである。
いくら近所であっても、子供同士の学校が一緒であっても、大人同士の付き合いになると、家の所得が大きく違う方々とは、付き合えないし、また、それぞれの家の所得と近い方々が仲良くお付き合いができるのである。
これは、世界共通の社会の常識であり『類は類を呼ぶ』または『類は友を呼ぶ』ともいう。
でも、どこの国であっても、その国の本当の姿がわかっているのは我々『庶民』である。
庶民というレベルの国民は、どこ国でも、そのカテゴリーに所属する国民層が一番多いのである。
国民が金持ちばかりの国や国民が貧困者ばかりの国は、国としてはバランスが悪く、このままでは、いつかなくなっていまう可能性がある国の位置づけになる。
先進国と言われる国であると、国民所得によるカテゴリーのわけ方は、どこの国でも同じ形になる。上と下の層が少なく、真ん中の層が一番多いというものである。
これは、日本でもシンガポール🇸🇬でも同じである。だから、日本もシンガポールも、国としてバランスの良い国であると言えると思う。
だから、海外で暮らしても、その国をわかろうとするなら、庶民レベルで生活すると、その国の事が正しく理解できるのだ。
しかしながら、日本人の家族だと、たとえPRで長く暮らしても、正直、シンガポールの事を正確に知らなくても大丈夫な方々である。
そんな方々は、シンガポールでは、何も生活には困らないくらい所得が高いので、ご自身として、シンガポール🇸🇬の生活に対しても、危機感をもたれるはずがない。
だからそんな方々からのシンガポール情報は、鵜呑みにできないのである。
また、日本のTV番組で、シンガポールの教育が紹介されて、学力が高い国として、日本ではいいイメージで紹介されていた。
これも、日本人の親は、実際にローカル学校にお子さんを通わせていても、自身の主観でしか教育を語らない。
日本人の親は、日本人頭であるため、シンガポールの教育をちゃんと理解できている人など皆無に等しい。さらには、日本と同じように、『よく学び、よく遊べ』的に、常に『勉強だけできても、スポーツも芸術も悪いとダメよね!』特に小学校のお子さんは勉強の手を緩めがちである。
シンガポールでは、それをすると、特に日本人のお子さんは、とり返しがつかない事になる。その怖さも知らないのに、堂々とローカル学校の事を語る日本人の親が存在する。
こんな人からの情報は全て、その方の主観的な話であり、真実ではない!
シンガポールの教育の真実の情報が欲しいなら、ローカル学校を卒業させて、ちゃんと子供に高学歴を取得させた、日本人の親からの情報だけを信じてもらいたい。
シンガポール人の親からの話は、我が子がシンガポール人であれば、一理あるかもしれないし、参考になるかもしれない。でも、日本人のお子さんには当てはまらない。
それも知らずに、シンガポール人の親の緩い話を信じている日本人の親もいる。
ローカル学校では、我が子に合う、真実の情報が欲しければ、ローカル学校に通った子供を持つ日本人の親から、しかも、すでに、ローカル学校を卒業させて、お子さんを大学進学させている親から聞くべきである。
私も、我が子達はローカル学校の卒業生であり、シンガポールで高学歴を我が子に手に入れさせた日本人の親である。
だから、ローカル学校のおける、我が子への勉強の導きや教育のスタンダード、教育システム的な事をブログの記事に、今まで、嫌と言うほど記事アップしている。皆さまにご提供できるガチレアなローカル学校の情報である。
ご興味がある方は、私のブログの一覧からお探しください。
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しかしながら、長くシンガポールに暮らす日本人の方々にも、シンガポールの事もよく勉強していらっしゃる方々も存在する。
そんな方々は、アラカンになられると、老後は日本で暮らせるように、日本での生活拠点もお持ちである。つまり、老後はやはり日本で…とお考えであり、シンガポールで骨を埋めるために、長く暮らすわけでは無いという意味である。
さらには、こちらでは、日本人が長く暮らすためには、家賃が大変高いので、生活拠点の不動産購入はあっても、車は、大抵の方々はお持ちではない方が目立つ。
私の友人のご夫婦は大変賢明な方々であると私は思う。こちらでは、結構な高額所得者であられるのに、金銭感覚は、日本人の普通の金銭感覚のままであられる。
シンガポールでは、車も馬鹿高いくて、日本の感覚でいうと、都会の郊外の戸建てを買うくらいの値段がかかる。
また、ガソリン代も含めて、車の維持費も高く、シンガポールでは同じ車に10年間乗ってしまうと、また、多額のお金を支払わないと、その車に続けてのる事はできない規則がある。
すると、シンガポールで、車を購入して車をずっと維持しようと思うと、10年以内に必ず乗り換えしなければならない。
つまり、日本の感覚でいうと、郊外に戸建てを購入して、ローンも支払い終わらないうちに、売却して、また、それと同じタイプの家を購入して、また、売却、購入の繰り返しになる。ローンも終わらないどころか、購入売却を繰り返すと、支払いの額はどんどん大きくなる。
戸建て住宅を現金一括で購入する人は、日本人にはいないかもしれないが、もしかしたら、シンガポールボケの日本人は、車も一括現金購入できるだけのお金持ちなのかもしれない。
こんな事を書くと、人の所得を詮索して想像で物をいうなどと、私を批判する方がいるかも?だが、私の話のポイントは、車購入の話でないと普通はわかると思う。すると、そんなところで引っかかる方が、変な人なので批判は気にしない…。
ともかく、シンガポールでその人の実力で、かなり良い暮らしを手に入れて成功したとしても、それが、老後まで続く方はかなり少ないのが、シンガポールの現状であると言えるかもしれない。
シンガポールでは、もし奈落の底に落ちてしまうと、恐ろしいくらい借金してしまうかもしれないし、二度と這い上がれなくなるリスクもシンガポールにはある。
暮らしにかかるお金が大きい人は、借金も大きくなり、それが崩壊すると、自己破産にも追い込まれるのは、世の中の仕組みである。
起業でも、最近は若い方々、素人に近い方々も手を出して『初心者Luck』と言われる、たまたまの幸運で、成功して多額のお金を手に入れることもある。
そしてそれが、もし傾き始めると、今度は雪だるま方式に、借金ばかりが膨れ上がりその返済に追われるようになる。
例えば、起業して、ビジネスが大きくなればなるほどお金は増えるが、それが傾くと今度は借金の額も大きくなるのは当たり前のことだ!
それを『考えていない?』かの如く、お金が入ると入っただけ使って、それが、生活のスタンダードになる。
すると、人間は自身の生活水準が高くなるのは、誰でもすぐ慣れる。その反対に、一旦上がった生活水準を、普通のレベルに下げる事がみんな難しい。
生活水準が下がると、人は精神的な部分で、自分に対して敗北感を感じるため、金銭感覚をコントロールすることは、自身の金銭のトラブルがあった時には、精神的な助けになると言うことである。
『シンガポールボケの日本人』の方々は、ここを、ちゃんと考えているのか?という疑問がある。
つまり、完全に一般的な普通の日本人とは『金銭感覚』が異なる人が、『シンガポールボケの日本人』なのである!
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シンガポールボケの日本人は、シンガポールの庶民の暮らしを知らないし、知ろうともしない方々も多い。
でも、庶民レベルの生活を知っておく事は、その国の真の姿を学習できるので、無駄な事ではない。それをしないから、自分の金銭感覚が狂っている事に気が付けず、うまくいっている時はいいが、一旦、歯車が狂うと、奈落の底に落ちる事になるので、それを防ぐ効果もあるのに…と、私は考える。
まあ、シンガポールボケの方々の事は、あくまでも、個人の事であるので、私としても、世間に何も訴える事はない。
でも、一つだけ厄介なのは、そんな方々ばかりではないが、大抵、日本に向けてシンガポールボケの日本人が発信して、その情報は『シンガポールは竜宮城』的な内容である事が、私としては引っかかるのである。
それを受け取った日本人や特に若者は、シンガポールで就職するとお金持ちになれる?的に、夢を持ってシンガポール🇸🇬にやってくる人も多い。
しかしながら、本当にそうなる方々など、一握りしか過ぎないし、仮初の成功は、シンガポールでは10年は絶対に続かない。
そして、今度は、果てしない奈落の底に落ちる人生になるので、滅多な事で、いいイメージだけで、シンガポールへの移住は考えない方がいいと、老婆心ながら思うのである。
実際にそんな日本人を、この目で見た事があるのだ!だから、私は人のことであるけど、シンガポールに来たら、成功しても、普通の金銭感覚はキープした方が良いし、それが安全に暮らせる方法だと思う。
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私は、シンガポールボケの方々は、特に、他人に迷惑をかけているわけでもなく、成功も失敗もその方の問題である。でも、厄介なのは、そのご自身の生活を基準として、日本に住む日本人の方々などに、SNSでシンガポールの生活ぶりをアップなさる。
それは、仕方ないし、やめてくださいとは言えない。でも、なるべく、控え目にしてもらい、その前に、ご自身の金銭感覚を日本人に合うように戻されてから、日本人に向けて情報共有していただけると、ありがたいと思う。