新聞やネットでつらつらとニュースをみていたら、おやっと思う記事が出ていました。
森林窃盗:国有林盗伐容疑、4容疑者を逮捕--岩内署など /北海道
以下記事引用**********************************************************************
国有林の木を盗伐したとして、岩内署と道警生活経済課などは20日、帯広市柏林台北町1、島田木材専務、島田浩太容疑者(34)と同社員2人、元社員1人の計4人を森林法違反(森林窃盗)容疑で逮捕した。
容疑は、10年8月~11月ごろ、むかわ町穂別福山の福山国有林で、メジロカバ13本(時価計89万6966円)を盗んだとしている。島田容疑者は否認している。
同署によると、同社は道森林管理局と契約し、不要林伐採のため同町の国有林内に出入りしていたが、メジロカバは伐採が禁止されていた。伐採した木 は旭川市の「銘木市(めいぼくいち)」で転売したという。道警は会社ぐるみで違法伐採をしていた可能性が強いとみて捜査している。元社員が同署に違法伐採 を訴え、発覚した。**********************************************************************
メジロカバとは聞き慣れない木の名前でしたので、なんとなくイメージするのはカバの木。調べてみますとやはりそのようで、カバノキ科のウダイカンバという(これまた聞き慣れない名前)樹木でした。
白樺などの木と近いみたいですね。
北海道では、良質の木材として知られる植物のようです。記事によると13本で約90万円ですので、相当高価な部類に入るのではないでしょうか。どの程度の大きさの樹木だったかはわかりませんけど。
ということは、流通量も少なく伐採される本数もかなり限られているんでしょうね。
生育環境が限られるのか、あるいは材として使えるようになるまで年数が掛かってしまうのか、まだよくわかりませんでしたが、林業の衰退に関するニュースが多い中、なんともすごい金額です。結構驚きました。