ハカを舞う日本の中学生 | 神戸加納町「BAR志賀」と昼の顔(中毒性日記Blog版)

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台風の状況がきになる日曜日。

お客さんの投稿から画像を拝借。

自宅マンションのすぐ隣の中学では
金曜曇天の中、運動会が行われていた。
そこでは、男子生徒による「ハカ」が
マオリの言葉で忠実に披露されていたそうだ。

元々はニュージーランドマオリ族戦士の踊り・ハカ。
広く知れ渡るようになったのは、NZラグビー
オールブラックスが試合前に披露してからであろう。

その舞いは少し意味合いが違って、
オールブラックスはこの対戦を受け入れ
その戦いを望んでくれたチームに対し
敬意を表する意が込められている。

あの迫力は威嚇のように思われているけれど
それは相手に敬意を表した上で、自らを鼓舞するものだ。
以前、店をラグビー選手の貸切にした夜に
酔いも手伝ってか、元オールブラックスの選手達が先導し
自然と皆がハカを踊り出したのをカウンター越しに見た。
鳥肌を通り越して僕は、震えに近い感動を覚えた。
まぁ店が壊れるかと思ったけど。

そんな南半球種族の舞いが、日本の中学生に広まっている
ちゃんとその意義を伝える先生もいるらしい。
画像にはないが、この中学では高さのある組体操もする。
危険だという理由で棒倒しや騎馬戦までもなくなる一方で
マスゲームに現れる意思統一、組織、団体行動など
日本の伝統を受け継ぎながら意義を伝える学校もまだ存在した。

なんかええよな。

2019年日本開催ラグビーワールドカップに繋がれば尚いい。