ご長男は妖怪ですか | 虚空のラクタ

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ご長男は妖怪ですか
ありそうなフレーズである
創作物のタイトルにありそうである
故にここに記した
なぜこんなワードが生まれたのか
それは儂の鼻が良かったためだ

先程7時過ぎ、母が玄関を開けた時にうっすらと銀杏の臭いがした
もうそんな季節かと
秋風に乗って来たんだろう
故に儂は母に声をかけた
「もう銀杏の季節かねえ」と
すると母は「そうだけど」とのことだった
そりゃそうである
続けて儂は「いやね、なんでそんなことを言ったのかというと今銀杏の臭いがしたからさ」
母「ええーっなんでそんなのわかるの 私全然気付かなかったよ 家の中にいるのにどうしてわかるの」
と驚いておられた
儂「ああ、今さっき玄関が開いた時にふわっと薄く臭ったのさ この近辺に銀杏が成ってるのは学生寮か、自衛隊の駐屯地くらいだからそこから来たんだろう」
(調べたところ、直線距離で学生寮はおよそ281m、駐屯地は900m離れている すると学生寮から臭った可能性が高い)
母「すごすぎる (中略) ついに妖怪になっちゃったか」
儂「そうかもね」
母「ご長男は妖怪ですかって言われちゃうよ」
そう儂は長男である
ここで生まれたわけだ、ご長男は妖怪ですかが
儂「なんだかそういうアニメありそうだな」
母「え?(耳が悪い)」
儂「そういうアニメありそうだね」
母「小説よ 文才あれば書けばいい」
儂「そうだなあ」
という顛末である
儂の鼻が、儂が妖怪であることを決定づけた
この一連の妖怪談義でふと昨日の小指と人差し指がくっつくあれのことを思い出し、それを作って母に見せてみた
「ほら、これができるからあたしやっぱ妖怪だよ」と
母は「ん?ん?あー私全然できない」
とのことだった
まあ儂も左手しかできんがな
ご長男は半妖でした

尤も、儂の鼻が良くなくともいいおっさんが母との談話を綴っている時点ですでに妖怪だろう
更に言えば、こんな牛歩の創作ブログをやっている時点で何年も前から妖怪である
常時逢魔が時

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