史実としての情報には
限りがありますので
最後に
アショカ王が、渾身の力をふりしぼって
仏教をお広めになったお気持ちを
推察したいと思います。
いざ、世界(インド)を
征服してしまわれて
アショカ王はハタとお気づきになりました。
この地上において
人として可能な限りの
栄華を実現してしまった。
いまだかつて、聞いたことのない
全インド世界の帝王としての
地位にのぼりつめた。
現世において
これ以上の栄達は、もはや考えられない。
しかし、どんな偉大な帝王も
いずれは死ななければならない。
死後には、生前の行いにしたがって
それに見合った来世へと
転生するだろう。
数10万人の兵士を殺戮し
塗炭(とたん)の苦しみを
与えた私は
いったいどこに転生するのだろうか?
もちろん、現世においては
インド世界を統一された
大偉業が讃えられていることは
百もご承知です。
ですが、生まれ変わる先は
地獄決定🔥
この時のアショカ王のご心情は
輪廻転生という信仰をあまりもたない
日本人の想像を絶した恐怖
だったことでしょう。
アショカ王は
すべての生き物を殺すことを
やめるように説き
世界中に仏塔を建てまくられました。
🕌🕌🕌🕌🕌🕌🕌🕌🕌🕌🕌🕌🕌🕌🕌🕌🕌🕌🕌
インドでも中国でも
皇帝一族というものは
父が息子を殺し、息子が父を殺します。
晩年、病床に伏せ
次期王になる孫に、財産を
取り上げられても、取り上げられても
取り上げられても、取り上げられても
ご自身がお持ちのものは
すべて、最後の果物に至るまで
渾身の力で
仏に捧げきられました。
そして子孫に対して、訓戒を残されました。
わが子孫は、子々孫々
止まることなく
仏法を実践して
世界平和に貢献するように。
はい〜😂😂😂