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こんばんは、art+books ウェブ担当の河村です。
雨は少し煩わしいものの、アジサイの綺麗な季節になりましたね。
アジサイのさわやかな色合いや瑞々しさすっかりに魅せられています。
さて、皆さんは、「インクジェットプリント」と「オフセットプリント」の違い、ご存じでしょうか。
私はこの会社で勤務するまで、違いをよく理解していませんでした。
今回は、アートブックスについて理解を深めていただくためにも簡単にその違いや特徴を数回に分けてご紹介しようと思います。
■ インクジェットプリント とは
"インクジェット" は、皆さん一番聞き覚えがあるかと思います。多くのご家庭で使われているプリンターがまさにそれですね。
art+booksで使用しているプリンタも大きく分けるとこのジャンルになります。
また、 オンデマンド印刷 と呼ばれるジャンルにも該当します。
● オンデマンド印刷
※オンデマンド印刷とは、文字通り“on demand=要求に応じて”印刷する
版の要らない小数向け印刷を指します。
<オンデマンド印刷例>・インクジェットプリンタ ・レーザープリンタ ・デジタルオフセット(hp社 Indigo)
▶ 印刷のフロー
インクジェットプリント方式では、RGB のまま印刷可能!
(⇒これがどういうことなのか、については次回。)
しかも版が要らないから、小部数にも向いています。
だから「art+books」は、一冊から作れるんですね。
もちろん、量産すれば価格も下がります。
■ オフセットプリント とは
"オフセットプリント" は、よく書店などで売られている本に使用されています。
本屋で皆さんが一番手にするのはこのタイプの印刷方法で作られた本です。
▶ 印刷のフロー
CMYKそれぞれの版が必要、だから 大ロットの印刷 に向いています。
だから、書店でみかけるのはこのタイプが多いんですね。
大量に作れば作るほど、一冊当たりの価格は下がりますが、小ロットには高価すぎます。
オフセットの方が歴史が長く質について検証もされ続けてきました。
オフセットの方が綺麗だと言われてきたけれど、それも数年前までの話。
インクジェットプリントは、ここ数年で画期的な進化を遂げました。
私はオフセット印刷やその他のオンデマンド印刷も好んでおりますが(レトロ印刷も好きだったりします)、
よく知れば知る程、用途や好みに応じて使い分けするのがベストだと考えています。
どちらもそれぞれとても魅力的です!
写真でしたら、銀塩プリントですね。
銀塩プリントとドリームラボ5000で出した印刷の違いについてなども、先々で記載していこうと思っています。
今回の続きである、印刷方式による違いやメリット・デメリット、その秘密については次回のブログをお楽しみに!
■art+books - アートブックス - “ワンランク上の写真集。”
http://www.art-books.jp/
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■ARTFORIO - アートフォリオ - “ワンランク上のポートフォリオ。”
http://www.art-books.jp/portfolio/
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