ラズベリーパイ(Raspberry pi)標準のRaspbianで作業している時、しばらく放置していると画面が真っ暗になります。
まぁ、マウスをちょちょっと動かせば済む話なんですが、うっかり電源が切れてるんだと思って電源スイッチを切ってしまったりしないよう、なんとかしたかったのです。
一定時間経つと、ということは省電力機能が標準で働いてるということです。
で、なんで真っ暗かというと、スクリーンセーバーに切り替わるのに、肝心のスクリーンセーバーのソフトが入ってないので設定も何もされてない。もちろんスクリーンセーバーのデータも入ってません。
ならば、それをコントロールするソフトを入れてあげればいいわけで…。
得意の「Add/Remove Software」から検索で「xscreensaver」と打ち込んであげると「Screensaver daemon and frontend foe X11」というWindowからコントロール出来るソフトがあるので、これを「Apply」で入れてあげます。
入れたら早速「設定」の中に「スクリーンセーバー」が増えてるのでクリックして起動。あとは「表示モード」タブで好きなデータを選んで時間設定すればOKです。
ちなみに私は癖で設定後「ファイル」で「XScreenSaverの起動」をクリックしてから「終了」してシステムを再起動したのですが、どこか手順省いてもいいかもしれないので、そこは適当に…(笑)
そういえば、初回起動時一瞬暗くなって全然起動するそぶりがなくてもう一度起動したら、なんか「ディスプレィでXScreenSaverデーモンが起動されてないようだから起動しますか?」という警告が出たのでそのまま「OK」したところ、問題なく動いてるようなので、よしとしております(^^;)
選べるスクリーンセーバーのデータは標準のままでも結構種類があって、私は「Fuzzy Flakes」というピンク背景に雪の結晶がパラパラ降ってくる可愛いのがあったのでそれで間に合ってるのですが、「Extra screen saver modules for screensaver frontends」にもチェック入れてインストールすると、結構使えるデータが増えますので、お好みでどうぞ。
それから、名前は「スクリーンセーバー」ですが、拡張オプションには電源管理有効でスタンバイ設定とかができます。ただ、スタンバイはうまく機能したもののサスペンドと電源オフ設定はダメだったのでご参考まで。
それから、私のRaspbianは最新のStretch(Debian9Stretch相当)ですが、Debian8Jessieの頃から「古いXScreenSaverは切り捨ててlight-lockerに全面的に移行すべき」などの意見も出てきているようなので、数年後にはこの手法が使えなくなってしまうかもしれません。
まぁ、その時はその時で、またそのシステムに合った方法を見つけてここにメモしていけばいいということで(^-^)