ロシア科学アカデミー・スミルノフ物理学派論文審査員:ドクター佐野千遥
大量の未使用脳細胞は単極磁石群として作動中!
理研は
「脳を構成する主役は「神経細胞」である。神経細胞は、電気信号を発して情報をやりとりする特殊な細胞だ。その数は大脳で数百億個、小脳で1000億個、脳全体では千数百億個にもなる。」
と書いている。
大脳についての全神経細胞数を比較するとヒトは約600億個、チンパンジーは200億個、アカゲザルで120億個くらいとなる。
この中、大脳で実際に使われている神経細胞数はヒトで140億個、チンパンジーは80億個、アカゲザルで50億個くらいと測定されている。
つまりヒトの大脳の神経細胞使用率は140/600 = 23 % となる。つまり77 %は未使用ということとされる。ここで確認すべきはヒトのみならずチンパンジーやアカゲザルでもぞれぞれ60%、58%の未使用の神経細胞が大脳に有る点である。
実際、大脳の左脳、右脳の皮質を調べていくとデンドライト(樹状突起)や軸索で他のニューロン(脳細胞)と繋がっているニューロンの間に、他のニューロンに繋がっていないニューロンが散見される。
「大脳脳細胞使用率23%」と言うとき、大脳の或る面積部分に有る全ての脳細胞が使われていないという事ではなく、大脳全域に渡って既使用のニューロンと未使用のニューロンが隣接して入り混じっている事を言う。
実際、脳外科で脳の一部が損傷した患者のリハビリをしようとした時、未使用の脳細胞を、今損傷している脳機能を司るニューラルネットワーク中の欠けてしまった今は無き脳細胞の替わりにその位置に組み込むべくリハビリ訓練を行う。そうする事により或る程度成果が上がる事が有るということは、逆に「未使用の脳細胞」の中には本当に未使用である脳細胞も有る事を意味し、そのような未使用だった脳細胞がリハビリ訓練で壊れてしまった或る推論機能のニューラルネットワークに組み込まれた事を意味する。
ところで77%の「未使用脳細胞」が全て本当に「未使用」とすると、次のような大問題が幾つも生じる。
1) 進化論上何故77%もの多大な無駄が生じているのか?
2)現在脳細胞網(ニューラルネットワーク)と看做されている23%の使用中脳細胞が重み付け・閾値を持った樹状突起・シナプス、軸索を使って電流を流して行う加算的演算は命題論理(具体的値のみを含んだ論理式)演算だけで、変数を含んだ乗算的述語論理演算を出来ない仕組みでしかない。しかし変数を含んだ乗算的述語論理演算が人間の推論には実際有る。つまり典型的には変数の含まれた普遍的教訓とか、普遍的法則とか、普遍的数学定理を人間の頭脳は扱う事が出来る。
3)激しいてんかん症状を回避する目的で左脳、右脳間の脳梁を切断してしまった人の脳の活動をMRI(Magnetic Resonance Imaging)で調べると、切断しているのに、左脳上、右脳上の遠く離れた部署同士が共鳴し(つまり磁気的に共鳴し)て反応している事が観察される。つまり脳のニューラルネトオワークによる情報演算は従来電気信号すなわち電流の流れる回路のみに拠っていると考えて来た事自体が誤りではないのか?つまり磁気による通信が従来見落とされているのではないのか?
この3つの大問題の全てに対し同時に解答するなら、それは次のようになる。
77%の「未使用大脳細胞」とは大半が実は磁気的演算処理装置として既に稼動している。
電気と違って遮蔽されにくい磁気は、細胞で繋がっていなくても通信をする事が出来る。
樹状突起・シナプス、軸索を持ったニューロンが繋がって出来た電気的ニューラルネットワーク(メービウスの帯の構造をも持つ)に沿って電気信号つまり電流が流れた時に、その電気回路の中に位置する樹状突起・シナプス、軸索を持たない独立したニューロンは単極磁石に磁化される。実際ロシアのシャクパロノフの実験では、双極永久磁石と違って単極永久磁石を作るにはキューリー温度まで上げての焼き鈍しは不要で、メービウスの帯の電気回路にそれなりの強い電流を流すと、それだけで単極永久磁石を創れることが分かっている。
このようにして創られた単極磁石が変数となり、掛け算的述語論理演算を磁気による通信により実現する。
負の質量を持った単極磁石は、あらゆる反エントロピー作用を行い、「人間機械論」に真っ向から対決して、エーテル自体の時間軸が擁する膨大な事実情報データを使って自由自在に推論・学習を遂行し、より高いメタ・レベルの変数へと育って行く。物理世界におけるプロセスのこの「不連続性」は負の質量の介入により生じた物である。
佐野千遥は更にそのような各ニューロン=単極磁石の集合体全体を統括する大きな1つの単極磁石がヒトの脳に1つ存在すると見、またこの単極磁石がヒトの意識の中枢を成すと見る。「正統派」現代量子力学が言うような確率論的解釈に基づく「量子性」や確率論的「波動性」や「波動関数の収縮」のような正のエネルギーのエントロピー単調増大論によってはヒトの意識は全く説明できない。
このような磁気によって通信・演算を大脳未使用脳細胞が実はしている事実を正しくも指摘した科学者は世界史上、佐野千遥が初めてである。
ロシア科学アカデミー・スミルノフ物理学派論文審査員:ドクター佐野千遥
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