11月30日、安芸高田市民にとって大きなニュースが飛び込んできました。

前吉田郵便局長の藤本悦志氏(51歳)が、広島県庁で記者会見を開き、来年7月末にも予定されている市長選挙に立候補することを表明しました。

「石丸市政を何とかして替えなければ」と思ってきた多くの市民にとって、これほどの朗報はないでしょう。



彼がどんな思いで立候補を決意したのか。市政に対する基本的なスタンスはどうなのか。

政策の柱は何なのか等々の興味は尽きません。



ただ、中国新聞デジタル版によると、記者会見では「今の市政の課題は市民や団体との対話がないこと。しっかり対話と議論をし方向性を出すやり方で、市民と温かいまちをつくりたい」と述べたと報道されており、石丸市政とは全く異なる「市民や団体との対話」を重視する姿勢を打ち出しています。

今後、余り間を置かずに、基本的なスタンスや政策が市民に提示されると思いますが、期待したいと思います。



さて、多くの市民は「藤本悦志氏がどんな人間か」を知っておられないと思いますので、本会が承知している範囲で紹介したいと思います。



藤本悦志氏は、高宮町川根に生を受け、現在51歳の元気盛りです。

高等学校は新庄高等学校で、生徒会長をしたといいますから、若いときからリーダーシップがあり、面倒見がよかったことがわかります。

面倒見と言えば、彼は郵便局長をやりながら、地元では約10haの農地を預かり、耕作しているといいます。

はっきり言って、兼業農家で10haもよくやると思います。

彼の面倒見のよさ、地域を大事にする姿勢がよく出ています。



桃山学院大学では地方行政学を学び、卒業後旧高宮町役場に6年ほど勤めた後、川根郵便局長に就任し、2018年には吉田郵便局長に就任しています。

そして、今年の10月に市長選立候補を決意して退職をしました。



聞くところによると、彼の市長選立候補には、家族は大反対だったそうです。

安定した職を捨てて、しかも4年ごとに市民の審判を受ける市長に立候補することは、家族に不安があるのは当然です。

しかし、彼の友人・知人達の要請を受けて彼も大きな決断をし、立候補に至ったと言います。

多くの市民に期待された立候補表明です。




安芸高田市の政治状況は大きく動こうとしています。

12月13日には、「ポスター代金未払い裁判」の高裁判決が出ます。

12月26日には「恫喝発言でっち上げ裁判」の1審判決が出ます。

いずれの判決でも、石丸伸二被告の敗訴は間違いないと言われています。

そして、本会が明らかにしている合同会社アキタカタターンズとの癒着、不正随意契約は大きな問題に発展するでしょう。



市民の皆さん、市政刷新に向けて、共に力強い1歩を踏み出していきましょう。