市長がツイッターでしきりに宣伝していた、1月1日夜9時からのAbemaTV「NewsBAR橋下」をタイムシフトで見てみました。



番組では、市長の他にMCの橋下徹氏、福岡市長、徳島市長及び元日南市長と、ゲストとして元ニュースキャスターの古舘伊知郎氏が出演していました。



番組は、MCの橋下氏と古舘氏(元アナウンサー・ニュースキャスター)、福岡市長(元テレビアナウンサー)の3人が喋り捲り(しゃべりまくり)、それに市長としての実績のある元日南市長が絡んでいくと構造でした。



徳島市長は、自民党の分裂と維新の会の支援を受けて当選し、前市長の政策をことごとくひっくり返し、「阿波踊り問題」、「私立認定子ども園等への補助金支出停止」、「市長リコール」等で騒がれた市長です。

したがって、話題は、「阿波踊り」に集中し、市政や政策に触れることはほとんどありませんでした。



市長の発言は、全体でわずかに10分程度でしたが、正月元旦の特別番組に出演しているという嬉しさなのか、終始にこやかに座っていました。

橋下氏も気を使ったのでしょう、市長の「恥を知れ、恥を」という発言を2回も披露し、場を盛り上げていました。



安芸高田市長は、全く目立たない1時間48分間の番組でした。




この番組では、福岡市長と元日南市長はしっかりとした政策と実績がありますので、話題も豊富で内容も具体的でした。しかし、市長は、


① 安芸高田市の実情をあまりにも知らない。

② 施設の閉鎖と補助金の削減をするだけで、産業の振興や地域の活性化等の政策が全くない。

③ 実績が全くない。



ことが、こうした場では如実に出てきます。つまり、話に乗っていける話題がないのです。



この番組では、徳島市長と安芸高田市長も、「改革派市長」ということで出演しています。

「何が改革派なのか」全く理解できませんが、ただ、「両市長の派手で極端なパフォーマンスが、橋下氏好みだ」ということはよくわかりました。



しかし、番組の後半で、橋下氏が面白いことを言っていました。



政治家で、外(民間)から入ってきた人は「筋」が悪い。民間で成功した人は、(政治の場には)入ってこない。(要約)



ちなみに、市長についても、「前職時代に冷遇されていた」という話が、東京方面から聞こえてきますが、当たっているのでしょうか。