残りの
産地不明砥
会津砥
夏屋砥
青根砥
五十嵐砥
路傍の石
になります。
これらの砥石の詳細はtyousanさんのブログをご覧下さい。
tyousanさんによれば、上から順に粗いということでしたので、その順に砥いで行きます。
まず産地不明砥です。


大きな砥石です。
粗そうな顔つきです。
で、砥いでみるとこんな感じです。

サラサラしてて砥ぎ易いです。
見た目ほど研磨力があるとは思えませんが、それ以上に、思いの外傷が浅かったです(^^;)

砥石の顔つきに比らべると傷が浅いですね~。
案外、中砥らしい中砥でした。
面白いと思います。
次が会津砥です。


砥ぐと模様の部分がちょっと違うような気がしますが、触るという感じまではしないです。
濡れた画像を撮り忘れましたが、灰色になり、割と軟らかくすぐ灰色の砥泥がでました。
研磨力はそこそこでしょうか?


なんででしょう・・・。
で、次は夏屋砥です。
これは、見た目のインパクト大です!
ビックリするほどオレンジ色の砥石です!



あれですかね?夏みかんみたいな色で夏屋砥って名前になったとか・・・ないですかね・・・(^^;)
サラサラとした砥ぎ味で、これもいかにも中砥って感じです。
砥いだ結果はこれ

拡大すると

でも、中砥ですからね~(^^;)
で、次は青根砥
青根砥・・・見た目からして中砥には見えませんが・・・(-.-)



ま、鳴瀧って書いてありますけど・・・。
砥いでみても、これはこれまでの中砥と違って、なかなか砥泥もでませんし、ちょっと突っ張るような研ぎ感で、やや硬目です。

砥ぎ傷は

ここら辺からはもう、中砥っていう分類じゃなくてもいいような・・・(^^;)
次は、五十嵐砥



ただ、横を見ると、この青い面は5㎜くらいしかないかも・・・・。
これもあまり砥泥が出ず、中砥って感じはしないですね~。


青根砥よりは傷があるように見えますが、これもかなり緻密です。
砥泥が出にくいので、テクニックがあれば、もっと綺麗に仕上がるかもしれません・・・σ(^◇^;)
そして、最後は路傍の石
これは、tyousanさんのブログの題名にもなっている石ですが、もしかしたら、最初に偶然見つけた砥石でtyousanさんが砥石探しをするきっかけになった石だとか・・・何か理由があるんだろうと思いますが、真相はtyousanさんに聞かないとわかりません(^^;)
さて、見た目はこんなのです。



こんな感じになります


砥泥が大量に出ているのが分かるでしょうか?
実際、包丁が砥石に張り付いて砥げなくなるほどでした。
さすがに軟らかいので、砥ぐと粒子も細かくなるらしく、傷もうまく消してくれるようで、これはこれで使いようで面白い砥石です。
駆け足でいろいろ溜めさせていただきましたが、どれも個性があって面白い砥石でした。
これに名倉を合わせれば、更に面白いと思いますが、これから毎日飲み会が続き、今月末までなかなか時間が取れそうにないので、これで次の人に回したいと思います。
とりあえず、酔いどれさんのところに行きますので、砥ぎたい人は酔いどれさんにご連絡くださいね~(^^;)
tyousanさん貴重な砥石を研がせていただきありがとうございました!
おまけ・・・。
今、時間を見つけては砥いでいる物・・・。
これです。


鋼材は、440Aですが、ちょっと配合が変えてあるものだそうです。
アクト440Aと呼ばれる鋼材だそうで、グレステンの鋼材と同じだそうです。
なので、結構硬いです・・・(T_T)
それがやっとこんな状態です。


やっと刃先に砥石が到達した状態ですので、これからこの鎬の角を潰す感じで薄くしていく作業に入ります。
完成はいつになるのか・・・想像も出来ません・・・(^^;)