続いて、アパンクリア以外の行法はどうなのか。
グルヨーガはアパンクリアとは真逆で、頭頂にエネルギーを上げるのではなく、頭頂からエネルギーを取り込んで下に下げる行法である。
いわゆるクンダリニー症候群などと言われるものとは無縁の安全な行法であるのだが、このグルヨーガには大きな問題がある。
それはグルヨーガという名前からも分かるように、グル無しでは成り立たないという事だ。
グル何々とマントラを唱えるのだが、すでにグルは存在していない。
この部分を上祐正大師や野田正悟師に置き換えるのは、まあ、勝手にやってもらって構わない。(笑)
ここで名前を唱えられると、強制的にエネルギーを吸い取られるという恐ろしいマントラである。
普通に考えてタターガタが語呂も良くていいんじゃないかと思う。
三礼の時のあのタターガタである。
試してみる価値はあるかもしれない。