自分に向いている仕事って、どうすれば見つかる? | アメリカ産天然夫との国際結婚の日常。通訳翻訳者・英語コーチのエバンス愛のブログ

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通訳、翻訳、英語教材制作、英語コミュニティ運営をしています。The Economist(英雑誌)をヒーヒー言いながら毎日読んでます。英語オーディオブック聞いてます。
高い英語力と大和魂を持って、日本の素晴らしさを海外に伝える人をたくさん育てるのが目標です!

先日、コミュニティのメンバーの方たちと
お茶会を開催しました!お茶



東京、愛知、三重、京都、福岡など
いろんなところからメンバーさんが
集まってくれました。



無添加で体に優しくおいしいうどんをみんなで食べ、
その時の会話は、英語で。

それから、外界とは全く別世界のようなお茶屋さんにお連れし、
岩茶(がんちゃ)という香り高いお茶を飲みました。

 

 

 



これが、淹れる人によって味が変わるという
不思議なお茶なんですけど、ものすごくおいしいんです。

烏龍茶の一種なんですが、
ペットボトルの烏龍茶とは、もう全然違う!



お茶会を開催するにあたって、
それぞれの状況とか今悩んでいることとかを
みなさんに事前に報告してもらっていました。

転職活動中の人が二人いたので、
ちょうどいいなと思って
私はとある大学受験生の女の子の話をしました。




 

自分に何が向いているかの答えは、自分の中には「ない」



私は、近所に住む大学受験生の子たちと

一緒にごはんを食べることがよくあるのですが、
つい先日の食事中、受験生の女の子が、
塾の先生にこう質問したんですね。



「今は私はこの塾にいて、

『君にはこの大学がいいんじゃない?』
『君にはこういう仕事が向いてるかもね』


 って、私に合った学科や仕事を教えてくれる
 先生たちが周りにいるけど、

 これから塾を卒業して、一人になったとき
 どうやって自分に向いていることを見つけたらいいですか?




その質問を聞いた先生の答えは、こうでした。


「まず、自分に何が向いてるかとか、
 どんな仕事をしたらいいかっていう問いの答えは、

 自分の中には『ない』って思ってた方がいいよ」






え、自分の中に答えは「ない」の?

答えは自分の中に「ある」んじゃなくって?
びっくり


って思いませんでした?



そういう話、よく聞きますよね。




だからこそ、

「私ってどんな仕事が向いてるんだろう・・・」

って、家で自分ひとりでぐるぐる考えたり
パソコンでひたすら求人情報を見たり、


あるいは、「自分探しの旅だ〜!」とかって
ひとりになって自分を見つめ直すために
海外を放浪したりする人がいるんですよね。






でも、そうやって家で悩んだり、
海外で自分探しをした結果、

「私が本当にやりたいこと、見つかりました!」

なんて言ってる人、正直見たことない。


「自分探しのために、世界中を旅してたら
 スリランカで、本当の自分が見つかりました〜!」


とか、絶対ない。笑い泣き




その先生は、続けました。


「自分が何をやりたいかって考えても、
 それって独りよがりだったり、
 エゴだったりすることも多いし、

 だから、自分の判断なんて
 当てにならないって思ってた方がいい。

 的確な判断をしてくれるのは、
 案外、自分の周りにいる人だったりする。


 たとえば、塾でパソコンの配線がごちゃごちゃになって
 もうどうしたらいいのか分からない!困った!

 ってなったとき、
『じゃあ、Aさんを呼んで助けてもらおう』
 って、まっさきにAさんのことが思い浮かぶ、みたいな。
(同じテーブルで、システム部のAさんがごはんを食べてた)


 もしかしたら、Aさんは、必ずしも
 パソコンの配線のごちゃごちゃを直すというのが
 自分の一番やりたいことではないかもしれないけど。


 でも、そうやって『○○ならこの人!』って思い出してもらって
 頼りにしてもらえるような人との関わり方をしていると、
 おのずと自分の向いていること、求められていることに
 導かれていく生き方ができるんじゃないかな」

 






それを聞いていて、

私もその女の子に言いました。


「私もね、昔は全然自分が英語が得意だとか
 自分に英語が向いているとか、思ったこともなかったんだよ。


 じゃあ、どうやって今、英語という道を見つけたかというと、
 英語が好きだったからとか、勉強したかったとかでは全然なくて、

 ほんとに人よりちょっとだけ得意という程度だったんだけど、

『なんか私って、周りの友達に、
 よく英語の勉強法を聞かれるな〜』

 って気づいたんだよね。ある日。


 当時はほとんど英語は話せなかったし、
 抜群の経歴があったわけでもないけど、

 私もその頃に、ちょうど今の〇〇先生のお話みたいに
『自分に向いていることは、周りの人に頼りにされること』
 っていう話をどこかで聞いていて、それで、
 じゃあ私の場合は英語かな、って気づいたんだ。

 
 で、もっと頼りにされるように、もっと役立てるようにと
 自分の英語力を磨いていったら、どんどん
『英語のことなら愛さん!』って頼りにされるようになったし、


 映画の翻訳の時にも、ありがたいことにお声がかかったし、

 仕事の幅も広がって、いろんなご縁も広がったよ」



 

「自分が何をやりたいか」ではなく「どうしたら役に立てるか」



私の周りにいる
本当に輝いていて幸せそうな人たちって、みんな


「自分が何をやりたいか」

なんて、ほぼ考えてないんです。
(エゴ的な意味で)




みんな、考えているのは

「どうしたら、もっと自分が関わる人のお役に立てるか?」
「どうしたら、もっと今の状況がみんなにとって良くなるか?」


ってことだけなんです。






逆に、不幸そうな人、人生に迷走している人って

「自分がやりたかったのは、こんな仕事じゃない!ショボーン

って不満タラタラで、

自分の夢や憧れ(エゴ)に執着していたり。

 

 

 

その結果、

目の前の仕事に熱量が込められないから
人に喜ばれる、求められる人材になれ

余計に仕事にやりがいが感じられなくなっています。




あるいは、

「自分には何が向いてるんだろうか・・・」

ってひたすら一人で悶々と悩んで、
気が向かないとか、この仕事では家族が納得しないとか、
あれこれ理由をつけて動けなくなっています。



 

内定をもらった職場、直感で気が進まなくて・・・

 


お茶会では、転職活動中の女性から


「内定をもらっている職場があって
 お給料なんかの条件は問題ないんですが、
 なぜかわからないけど、どうしても気が進まなくて・・・

 自分のそういう直感に従った方がいいのか、
 それともそこに就職した方がいいのか・・・」


という相談を受けました。







私はGOだと思いましたが、
彼女本人が決める必要があると思ったので
あえてオブラートに包んで、やさしーく答えていました。


「その直感って、そもそも正しいの?
 今のあなたはズレてるから、その直感もきっとズレてるよ?」

「正解はないし、仮にその職場がブラックだったとしても
 その決断を正しくするのも間違いにするのも、あなた次第」


ということを、
あくまでも、やさしーく、遠回しに伝えていました。



でも、こがさん(お茶屋の店長さん)に
彼女が同じ相談をしたところ、
私が言いたかったことを

超・直球で言ってくれました。



「その直感って、正しいんですか?

 ぜひうちに来てくれって言ってくださったんだったら、
 行ったらいいじゃないですか。

 それで、どうしたらお役に立てるのかな、
 どうしたらもっと良くなるのかなって必死で考えて、
 できることを真剣にやったらいいじゃないですか。
 ものすごくいい修行になるし、成長できるから。


 そこに就職した方がいいのかそうじゃないのか、
 正解なんてないですよ。

 じゃあ仮に、行けば?って言われたから就職したけど
 その職場で大変な目に遭ったら、
 『行けって言われたから就職したのに』
 って人のせいにするんですか?


 人のせいにして、ダメだったという結果にするのも
 自分で決めて、ここから大切なことを学べたってするのも
 全部、自分次第じゃないですか?」

 


こがさん、今日もキレッキレ〜 爆  笑


こがさんのアメブロ

 




結果として、彼女は、迷いが晴れたとのことで
その会社に就職することにしたようです。



 

「使命」「天命」に導かれる生き方をするために

 


自分は何がやりたいんだろう、
どうしたらいいんだろう、
って

自分だけで考えても答えって出なくて、


というか、考えた結果
答えがYESだろうがNOだろうが
重要なのはそこじゃなくて、

人とどういうご縁を結んでいくのか
大事なのはそこなんですよね。



彼女の場合だったら、
「うちにぜひ来てほしい」って言われてるんだから、
ご縁があったってことだと思います。


じゃあ、そこに就職したら
すべてがうまくいってハッピーかっつったら、
もちろんそんなことはないでしょう。


苦労もたくさんあるかもしれません。

もちろん、すごくいい職場かもしれないし、
そうであることをお祈りしていますが。



ご縁があった、目の前の人のために
自分は何ができるのか?

どうしたらもっと
お互いにとっていい関係になるのか?



それを必死に考えて行動に移すことで、

 

 

 

 

自然と「使命」や「天命」に導かれるような

生き方ができるのではないかなと思っています。


 

 

 

 

留学経験なし、英文科卒でもない私が、TOEIC980点、英検1級を取得し
外資系役員秘書、翻訳者、通訳者になった方法を公開します。

 

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