第199回 防災マップ完成 岡山市東区平島団地町内会
2020年4月18日土曜日の投稿です。
発信者 岡山県岡山市東区平島団地町内会 齋藤会長より
電子メールでの一斉送信のお知らせです。
受信者 登録各世帯 様
要 旨 平島団地の防災マップが新しく完成しました。
岡山県岡山市大供町にある岡山市役所本庁舎の3階の市長室には、元、
国土交通省の官僚の大森 雅夫先生がいらっしゃって、僕には大変親切に
してくださります。
市長室におうかがいすると、「 一緒に 写真を撮影しよう。」
とニコニコしながら誘っていただけます。
一緒に写真撮影してもらって、写真を大切にしています。
大変、頭脳明晰で、今、何を行わなければならないのか、瞬時に
判断して、スピーディーに行動される先生です。
僕は、指導者として、信頼し、頼りに思っています。
昨年、お手紙を岡山市役所に書きました。
2018年7月7日土曜日の深夜、2時頃、 平島地区のみなさんは
水害に巻き込まれました。
西日本豪雨水害が発生したのです。
当時の連合町内会長 中村卓由さんが、「みなさん 避難してください。
砂川が決壊しそうです。」 と、夜中に周辺に呼びかけられたそうです。
みなさんが、頭の中で思ったのが、「 避難所ーー、平島小学校ーー。」
でした。
1度に、どっと車が県道や国道に殺到して、避難渋滞が発生し、
どんどん水没して行きました。
何が、原因かと考えたら、
「水害が発生したら地盤高の高い場所に避難する。」
と言う事を当時、考える人が少なかったようです。
そこで、普段、冷蔵庫などに磁石で貼り付けて、平島地区の土地の高低を
覚えていただこうとそういう試みを行いたいと、文章を出しました。
しばらくすると、岡山市危機管理室の荒木室長から、書類で予算を助成
しますと回答書が郵送されてきました。
その後、 岡山市危機管理室室長 荒木 昭彦さんの指導で、
岡山市全体の学区ごとの基盤図と言うのが昨年作られる事が決められ、
2020年3月中旬出来上がり、
岡山市の全世帯に郵送配布されることになりました。
とっても 良かったと思います。
ところで、ここの危機管理室の課長さんと、担当者の人にいろいろ指導を
受けるようになりました。
この新しい基盤図を後面に、平島団地町内会の町内の地図を僕がエクセル
で作成し、下絵を作って、近所の印刷所の人にお願いして作っていただき
ました。
下書きを作って、課長に相談したら、「 ここを修正したほうがーーー。」
とか、丁寧に指導してくださって、とってもありがたがったです。
水害が発生した当時、 仮設トイレが非常に役立ちました。
北居都神社の坪井宮司さんにも 神社を臨時の避難所として提供して
いただいてとってもお世話になりました。
救命ボートの位置図3箇所も記載しました。
こんな感じに、災害時に役立つ、電話番号を入れて見ました。
平島団地町内会自主防災組織では、3軒から4軒で災害共助班を
設立しました。
地震、水害など発生した時は、ご近所で共助活動を行う予定です。
災害共助班を色分けして、わかりやすく表示しています。
水害で水没した場所は、水色で表記しました。
僕が、水害の後、現場検証した、当時の水深を記載しました。
水深2,5メートルから1,3メートル、0,8メートルと、記載しました。
消火栓位置図、 消火器具収納庫などなど、いろいろ記載しました。
西日本豪雨水害の教訓から、電話をかけても消防署などは回線が
パンク状態となって、すぐには救助に来てくれませんでした。
そこで、近所の3軒で災害共助班を作って、平屋の人は、2階のある
家に事前に避難の打ち合わせを行っていただく事にしています。
そして、深夜の連絡網についても、事前に窓を叩いて知らせる場所の
打ち合わせも行う事にしています。
そして、平時においては、近所の掃除当番の単位として、そして
近所同士の3世帯単位での助け合いの単位として機能させていきたい
と考えています。
表は、平島団地防災マップ、 裏面は、地域防災マップ、
そして 表面をラミュネートパックしていただきました。
こんな感じで12月から取り組んでいた 平島団地防災マップ事業は、
やっと完了しました。
それから、平島団地町内会の会員で無い世帯でも、防災マップを
1世帯に1枚配布したいと思っています。
ご希望がありましたら、 岡山市東区東平島の町内会事務局に
申出を行ってください。
みんな よかったにゃん。
【 次回に続く。】【 転載、コピー自由です。】