2017年を振り返る | 私の外国為替・株式投資

2017年を振り返る

 

 2月からブログの更新を怠っていました。沢筋を登ったとあります。あの日恐らく風邪をひいたのでしょう?あの翌日ではなかったかと記憶しています。ひどい風邪でした。結局救急車を呼び入院する事態に。発症も急激ならば、治癒も早かったのですが、タクシーを呼ぶ猶予も与えられないほど症状が悪くなるのは恐ろしいものです。

 

 あの日からパンを焼かなくなり、仕事は繁盛期に突入。その合間を縫って後れを取っていた旅行の準備をすすめ、GWには強行突破的にヨーロッパ方面を旅行してきました。

 

 さて、肝心のMY日本株銘柄ですが、1年間で多少入れ替えました。新たに買ったのは、JAL、SUBARU、大林組、JR九州、コメダHDなどです。いずれもプラスの含み益。しかしながら、ともあろうに不正問題発覚のSUBARUと大林組が含まれています。ゆるゆると優待&配当をもらいながら、全体に上げていくわかりやすい相場だったと思います。日本株に関しては+55%ほどの含み益ですから、投資した金額の半分以上のプラスになっていることになります。

 

 年初、IoT関連やAI関連銘柄について勉強すると意気込んでいたのに結局わからないまま日々が過ぎ、とある投資セミナーに参加。スピードが速く聞き逃した部分があるので、別の場所で同じセミナーに参加。やはり半導体関連は持っておくべきとの判断も、手も足も出ぬ状況です。投資ノートというか投資メモに何度も登場するスクリンHDやディスコ。何年も前から割安で業績のいい企業で買いたい銘柄の条件をみたしており、蛍光マーカーで色が塗られています。なぜ買わなかったのか?いまひとつ何をしている会社かわからなかったからなのです。これらもズバリ半導体関連銘柄。先のセミナーで半導体の製造過程で洗浄という作業があり、スクリンHDはこの洗浄の部分を担う機器を製作しているとのこと、この銘柄はマークしておくべしというのを教えてもらいましたが、どの銘柄もやはり手出しができませんでした。

 

 世の中が急速に変化していくのを感じた1年でした。EV車、自動運転車が近い将来恐らく現実のものになるでしょう。人に代わって、人工知能がこなしていく事柄が急速に増えてゆくでしょう。先日ディーラーさんと、「80歳になった頃には完全自動運転の自動運転車を買いますね」と話ししていました。「その前に自動運転のタクシーが迎えにきてくれるから、車はいらないかも。」とも。

 

 遅々と学んだのが日経平均先物でのヘッジです。今や含み益は+50%台となってしまいましたが、40%を超えた頃から、絶対にどこかで急落するのが恐ろしく、かといって売り建てて失敗するのも、インバースETFを買うの一つ納得がいかなかったからです。色々読み漁った結果、ブラックスワンが現れるような相場変動に対応するためには、“ファープット買い”で対応するのが妥当だとの結論に至りました。

 

 練習でプレミアム1円のあり得ない価格のプットを買い、指値を100円で入れてみましたが、もちろんひっかからず、1000円の損失。しかし昨年のトランプ政権発足時やブレグジットくらいの下げだと100円の指値にひっかかるそうです。リーマン級だと400円の指値もOKなのだそう。

 

 多くのアナリストが再来年辺りの相場の下げを予想しています。またセントルイス連銀のカシュカリ総裁はフラットなイールドカーブは、景気後退に先行して現れることを指摘し、イエレン議長も相関性があることは認めています。米国の利上げはすっかり織り込み済みで、長期債が買われ、短期債との金利差が無くなりフラットイールドとなっているのだそうです。不気味な兆候は別として、米国の景況感に景気後退を示唆う要因はとりわけ見当たらないとされています。それでもやはり急速な下げには今度こそ対応したいものです。

 

 穏やかな取引をした1年。締めくくりに、保有銘柄のミルボンの株式分割の通達が届いていました。株式分割は何ら得はないように思えますが、分割するような銘柄は、まるで倍々ゲームの様に、小さく分割して大きくなり、そしてまた小さく分割すると大きくなるといったことを繰り返してゆく傾向にあり、これは喜ばしいお知らせとして受け取りました。

 

 来年は初年度NISA銘柄が5年目を迎えます。割と硬い東証1部銘柄ばかりを買っており、いずれも手放したくない銘柄ばかりですが、来年度少し将来を見据えた銘柄に鞍替えできればと思っています。20%非課税はおいしいですが、損失に対しては何もしてもらえないNISA。含み益があるうちに打っておくのが得策なのかも知れません。

 

 毎月まとめているなんちゃって運用レポートの12月の成績は上々。といっても含み益なので手放しでは喜べませんが、1年の伸びは1年の給与所得をはるかに上回っています。そして1年間のこれまたなんちゃってキャッシュフロー計算。私の家計の場合、企業に見立てれば、ROEの高い家計です。手元資金はほどほどにめいいっぱいお金に働かせている企業。借金(といっても住宅ローン)は返せるのに返さず、思い切り運用。今年の様なひたすらに右肩上がりの相場では良いのですが、リスク管理がなっていません。日本株は情報を手に入れやすいので、個別を狙ってゆきますが、外国株は投信で積み立てて行こうと思っています。

 

 私の心の安定剤はゴールド。良いとも悪いとも言い難いのですが、相場の急変時にはろうばい売りに待ったをかけてくれたり、冷静さを与えてくれるのがゴールドだと思っています。

 

 私はFPでも何でもないド素人なのですが、なぜか二人ぐらいの人からお金のことの相談を受けます。「あくまでも素人の見解」との前置きをつけ意見するのですが、一人は資金が無いのに投資をしたい人、もう一人は、投資は悪と貯金について質問してくる人です。私も含め、最終的には自己判断になります。前者は貯金をせずいきなり投信積み立てをしているようですが、これもひとつの手法かも知れません。投資は悪と見向きもしない人よりは、人脈を活用してでも、わからないなりにも勉強して増やそうとする人の方が好感が持てます。「求めれば与えられん」です。

 

 個人的なことです。10年くらい前の私は山を走るのが好きでした。トレイルランという今やポピュラーになったスポーツです。ところが神様は非情。とある疾患にかかり、山の中を走るのは無理な状態に。その他にもいろいろありあしたが、何か自分らしさを追求したいという気持ちや人生は思ったほど長くないのだという気持ちから、若い頃に海外旅行が好きだった自分を思い出し、動けるうちに行けるところに、行きたいところに行っておこうと思うようになりました。

 

 来年はGWの短い休暇を利用し、北アフリカ(モロッコ)へ行ってきます。夏場航空運賃の高騰から、モロッコは諦めペルーに関心を向けていました。けれども私が本当に行きたいのはやっぱりモロッコなのです。11月末に休暇が発表されるやいなや、航空券の予約を入れ、真ん中3日のみ宿泊予約は空白とし、それ以外は宿泊先も決めてしまいました。

 

 元々行きはB777のエールフランス。B787に乗りたくて、アムステルダムにも少しだけでも立ち寄りたかったので、帰りはKLMにしたのです。すると、行きの便の座席が勝手に変更され、憤慨していましたら、席の並びが3-3-3.。。。もしやと思い機体を調べると、行きもB787に変更になると同時に、航空運賃も私が買ったときよりさらに高くなっていました。勝手に席をかえられた日の日経新聞の朝刊の隅っこには、エールフランスが日本便を増便し力をいれるとの記事が。足が延ばせるエコノミー席に指定を替えると、「緊急脱出時にオランダ語かフランス語の乗務員の指示に従ってご協力いただけるお客様」との条件つきでしたが、緊急脱出はあり得ないし、あっても英語で指示してもらえる、他に協力者が大勢いるはずとの見解からその席を抑えさせていただきました。

 

 若いならまだしも、今の年齢の私には体力のいる旅行になることは覚悟しています。20代に初めて訪れ、不便とわかりつつ何度も訪れている国です。それほど魅力にあふれているのです。いずれも船での入国。あるいは陸の国境。飛行機でいきなり入国するのは初体験。

 

 気持ちはGWに。けれどもまだ年末でした。PC悩んでます。今の時代、チェックインにしても何にしても絶対にPCもしくはスマホがいりますが、マウスが使えるPCが便利。B787って機内でWifi使えるらしいのだけれど、有料なんだろうか?長くて退屈な機内。PC使えるなら、多少の料金追加してでも、PC持っていこうかなと思っています。

 

 来月は確定申告。がんばって申告書つくります。戻ってくるお金はないはずなのですが、それでも申告をすると、住民税が随分と少なくなりました。

 

 今年は平穏な良い1年を送れたと思っています。来年もまた平穏かつ飛躍の1年にしたいものです。今年もらった優待、一番うれしかったのは、なぜか“サカタの種”の洋ラン。玄関を訪れた人の写真が送られてくるのですが、郵便の方も微笑みの笑顔で荷物をジッとみてらして、頂いたのがこちらのお花でした。あと、配当落ち後に買ったサダマツ。2012年に優待を頂き、自宅購入のため泣く泣く手放した銘柄でした。今年はプラスの含み益に加え、優待も送られてきて満足です。他にもお米券とかクオカードは沢山頂き、未だコンビニでは自分で支払いをしたことがありません。

 

 別にクリスチャンでもないのですが、毎年恒例ベレン人形を飾ります。遠くから3賢人が近づいてゆき、クリスマスを過ぎているので、キリストの誕生の場面に到着したシーンを再現しているつもりです。こちらは1/7に片付ける習わしです。