JTさん・カゴメさんから株主優待~♪ | 私の外国為替・株式投資

JTさん・カゴメさんから株主優待~♪

 

すっかり気まぐれ更新が定着してしまいました。

 

 PCが調子悪くなり、先週、急遽購入。幸いにもHDDには問題は無さそうで、買わなくてもよかったかもと思えるほど、注文直後から調子よく動いています。

 

 新規に購入したPCは受注生産品の米沢モデル。スペックを自分向けに注文し、組み立ててもらいます。型落ちモデルで、価格が安価なのが魅力でした。不在時配達。宅配ボックスには入れてもらえず、再配達依頼を出し届けてもらった箱には、ビン・割れ物・精密機器・天地逆厳禁など、ありとあらゆるシールが張られた箱でした。

 

 あまり自信はなかったのだけれど、とりあえず無線接続は完了。officeもインストール完了。ウイルスバスターをインストールしようとしたけれど、しばらくはもともとインストールされている、マカフィを使ってゆくことに。Windows10はそのうち慣れるのだと思うけれど、不便です。iCloudが対応していないのが極めて不便。iPhone7を購入予定ですが、iCloudが使えないと、現在使っている6のデータやアプリを移せません。旧マシンに何とか首の皮1枚で生きのびてもらうことを願うのみです。

 

 先週は1日おきくらいに、宅配のある1週間でした。フルネーム確認厳守・宅配ボックス使用不可のシールが張られていたのが、カゴメさんの優待。たまた在宅中に届いたのはJTさんからの優待でした。JTさんのは賞味期限はまだ大丈夫ですが、なかなか食べきれず、今までに頂いた分がたくさんたまっています。(さとうのごはんみたいなレトルトのごはん)

 

 諸々はさておきです。注目されていた、日銀の“総括的検証”。もう何度耳にしたことか、ここでも“イールドカーブ”という言葉が出てきました。決定会合からはじき出された政策は「イールドカーブコントロール」そして「オーバーシュート型コミットメント」です。

 

 前者は期間10年までの国債利回りをマイナス圏で長期固定し、年限の長い国債利回りを高く保つべく、毎回の会合で利回り曲線の形状を判断し、国債の買い入れ額を調節するというものです。後者は物価が2%上昇し安定的に推移するまで金融緩和を続けることを約束するといったものだそうです。

 

 金利なんて自然に形作られるものなのに、そんな器用に操作することは日銀だったら可能なのだろうか?と考えていました。やはり実際には非常に難しいことだと、黒田総裁は総括的検証の翌日、大阪での講演で語っていたそうです。それでも毎月、利回り曲線を検証し、長期の国債などの買い入れ額を減額するなどして、右肩上がりの曲線を維持していく方針のようです。

 

 マイナス金利の導入で、3重苦を背負わされた銀行には光明との見方から、一時銀行株が買われましたが、長くは続かず、また売られています。あとはETFの買い入れ枠です。これまでは日経平均株価に連動したETFのみをひたすら大量外していた日銀ですが、TOPIXに連動したものやJPX400などに連動したETFの買い入れも行っていくとのことです。先週は日本は連休でしたが、TOPIX先物は買われており、日銀のETFの買いに乗っかろうという動きだったのでしょう。

 

 今週は9月優待の権利落ち日がありましたが、クロス取引は全くしていません。日銀が大量にETFを買うものだから、売り建てている投資家が反対売買できず、売り残が積み上がり、逆日歩がついている銘柄が多いようです。現物保有銘柄のみ9月の優待を頂くことになります。

 

 ここでサプライズが起こったのは、OPEC臨時総会です。まだ11月の総会まではわかりませんが、ようやく減産調整に踏み切るようです。

 

 日本は原油安のあおりを受け、貿易収支が黒字に傾く月が多くありました。日本やインドなど、エネルギーを海外から輸入する国にとっては、原油安はメリットですし、車社会の米国などにもメリットに思えますが、世界全体の景気からすると、安易に喜べるものではありませんでした。

 

 また貿易黒字は為替への影響もあり、円高要因になります。輸出が増えたのではなく、輸入が減った(輸入額が減った)貿易黒字なので、これも手放しで喜べない向きがありました。

 

 OPEC総会は11月30日ですが、もしかすると、マーケットを大きく動かす要因になる可能性もあり、転換点にもなり得ます。これから決算発表が相次ぎ、業績相場に移ってゆくといわれる中、原油相場からも目が離せません。

 

 さて、夏休みから進めている、住宅ローンの借り換えです。(まだやっていたのです。。。)届いた通知では10月の金利を見ずして申し込まなければ間に合わない計算(18営業日前までに申し込み)でしたが、問い合わせてみると、10月3日必着にて申し込みが間に合えば、10月金利が適応されるとのことでした。

 

 日銀が長期国債の買い入れ額を減らせば、金利が上がるのかとおもいきや、9月の長期金利はいったん上昇したものの、月末には国債は買われ、じわじわと利回りは低下。0時に借り入れ金利を確認すればよかったのですが、もう無理だろうと思っていたので、早朝に確認がてら目を通しました。

 

 微妙なところなのですが、日銀がマイナス金利を導入後、急激に金利が下がった5月頃の水準です。13年に借り入れをし、0.7%の金利優遇を受けている現在よりは0.01%高い金利になりますが、借り入れ5年後(18年)には、現在のままだと金利優遇は0.3%になり、1.4%弱になってしまいます。最終的に、手数料を含めても10月の金利で借り換えても悪くはないとの判断に至りました。

 

 早朝に、中央郵便局の24時間対応の窓口から申し込み書類を速達にて送付しました。さすが日本郵便。郵便局の方によると、余裕で届くそうです。

 

 色々あとから謎が出てきましたが、金融庁のサイトで解決。借り換えは当初の借入時から、条件を満たしていれば、10年のローン控除に変わりはないそうです。借り換えた場合、2社の残額を比較し、残額の少ない方を年調として申告することになる旨も明記されていました。

 

 まだまだ苦難は続きます。それほど大きなメリットではないのだけれど、6年目以降を考えると、手元を残して借りている方がお得な状態を維持したいのと、10年目までは控除を受け続けたいなど、トータル的に考えると、メリットがあるとの最終判断でした。

 

 実際、今日の朝刊では、メガバンクは今後の金利動向が読みにくいことから、住宅ローン金利を9月の水準に据え置いたとありました。株式をレンジ相場の最安値で買うなんて無理なのと同様です。8月の金利で借り入れたかったけれど、結果として9月と同じくらい、迷って借り換えに至らなかった5月よりは0.01%低い金利で、借り換えができる可能性が出てきました。

 

 今日は映画の日。「パコデルシア」のドキュメンタリー映画を見てきました。一寸のリズムの狂いもないギター。父親を超え、兄を超え、師匠を超え、最後は自分自身を表現する手段として、フラメンコギターのみにとらわれない世界を築き上げた主人公は、2年前にまるで彼の即興音楽のように、66年の生涯をメキシコで終えました。

 

 パコデルシアはアルヘシラスの出身なのだそう。「アルヘシーラ」というアンダルシア訛りの独特な発音は、実際に私自身がアルヘシラスを訪れたときのことを思い起こさせるものでした。振り返ると、私は過去に3回(97年、99年、04年)もアルヘシラスを訪れています。最後に訪れたのは12年も前。アフリカが近いことを感じさせる、心がざわめく街だったことを覚えています。

 

 cajónとは直訳すると箱。フラメンコのパーカッショニストがcajónを叩いているのはそれが当然のスタイルだと思っていましたが、パコデルシアとりいれたものだと、この映画で初めて知りました。Madridの王立劇場でバレエを見たときにも、フラメンコの要素を取り入れた踊りのシーンではcajonでリズムをとっていたように記憶しています。

 

 今日の映画で感じ取ったたくさんの事柄は、目に見えない糧です。心の中で大切に、自分の一部分のように育んでゆきたいものです。