今回は黒人音楽の代表格 ブルース(あまり詳しくないけど)にスポットを当てます。
スリーキングとその他の2回に分けて好きなアルバム(曲)を紹介したいと思います。

スリーキングの1人目は Freddy King
①Hide Away(1976)
超有名なタイトル曲がお目当てで高校生の頃に買った輸入盤。実際は60年代前半の録音らしい。歌なしのタイトル曲、Remington Rideはもちろん、I'm Tore Downや I Love The Womanなどのボーカル曲もカッコいい。



②Freddie King1934~’76(1976)
ロックギタリストに多くの影響を与えた彼の遺作。Eric Claptonと共演した Father Up the Roadでのギターの掛け合いはしびれます。




スリーキングの2人目は Albert King
③Born Under a Bad Sign(1967)
クリーム、フリー、ジミヘンなどがカバーした曲(それぞれ別の曲)が入っているブルースの名盤。タイトル曲や As the Years Go Passing Byが良い感じです。



④I'll Play the Blues for You(1972)
アルバムは持っていませんがタイトル曲がメチャカッコいい。控えめなホーンセクションも良く Albertのギターと歌を盛り上げています。




取りを飾るのは B.B. King
⑤Live in Cook County Jail(1971)
中学生の頃、友人から借りて私がブルースを好きになるきっかけとなったアルバム。
彼の代表曲で超名曲の The Thrill Is Goneからラストの Please Accept My Loveへの流れは最高です。



⑥Lucille(1968)
Little Richardのそれと間違って買ってしまったアルバム。LucilleとはB.B.が愛用のギターに付けた名前で何を言っているか分からないが10分強 淡々とギターをひきながら語るタイトル曲はなかなか渋いです。You Move Me soとか I Need Your Loveも良い感じです。



⑦Live at the Regal(1965)
64年の伝説のライブ。
冒頭 おなじみの Every Day I Have the Bluesから Sweet Little Angelでいきなりノックアウトされます。How Blue Can You Getもメチャカッコいいです。まさにKing of Blues!



⑧Now Appearing at Ole Miss(1980)
これまたライブアルバム。高校生の頃秋葉で買いました。聴かせどころは最後を飾るバラードの Guess Who ? カッコいい語りから歌へと続きます。俺って黒人の血が混じってんじゃね?と勘違いさせてくれるほどメチャメチャカッコいい曲です。



⑨Complete Recordings1949~62(2015)
初期の作品を集めた6枚組のアルバム。
この頃はいわゆるブルースだけでなく女性コーラスやストリングスを入れたバラードが半分近くあります。You Can't Fool My Heartや The Key to My Kingdomなどがまさにそんな感じの素晴らしい曲です。



⑩Midnight Believer(1978)
あの Crusadersと共演した作品でもはやブルースではありません。B.B.はジャズの Miles Davisと同様に自分のジャンル(ブルース)の垣根を飛び越え何にでも挑戦した偉大なミュージシャンだったと思います。
アルバムは高校生の頃、兄の友人からレコードを借りて聴いた記憶があります。全曲カッコいいのですがタイトル曲はトリハダ立つほど渋いです。




次回はこの3人以外のブルースメンを取り上げたいと思います。