いつも意識は外側に向かって
そこに現実が作られる
そこでは真理は得られない
そこにあるのは日常の幻想だけ
そこから反対側へと思いっきり反転して
そう、銃弾で眉間を撃ち抜かれたかのように
まるで深海の底に永遠に沈んでいくように
そして、周囲が暗黒の宇宙で
自分がその空間に
無限に広がっていることを知る
そこにある自分
全ての概念やイメージが始まる前の
純粋な自分がいる
その自分は始まりを持たず
終わりもない
それだけが本当に実在している
唯一の存在なのだ