あの炎上記事にまた
こんなコメントをいただきまして(笑)
内服薬があること、知らないわけないじゃん


あえて書かないようにしてたのに


内服薬があることをみんなが知ったらさ

内診台に乗らなくても
カンジダが『よくなる』ことを知ったらさ

そんな気軽にカンジダ『よくなる』なんて
書いたらさ?


誰も自分の膣と体と向き合わなくなるの
目に見えてるじゃん(笑)


今でさえ向き合えてないのに


そんなこと書いて誰が得するの?


ま、病院は気軽さを売りにした方が
患者さん増えるし
『治したら』患者さん減っちゃうから
あえて抑える薬の気軽さ手軽さを訴えた方が
経営的にはいいのかもしれないけど…www



何回も書くけど
薬を飲んでカンジダ、真菌の数が減って
症状が『よくなった』としても

それは症状を抑えただけ
増えた真菌、カビを減らしただけで

カンジダにならない体を作ったわけじゃない
カンジダになりにくい体になったわけじゃない


あたしは

ならない体、なりにくい体を作ることが
『治る』ことだと思ってるから

その体作りをしない限りはどんな薬を使おうと『治った』とは
言えないと思うんだよね


膣錠入れてよくならなかったら
内服にすればいいや

って気軽に考えて


なんで、膣錠が効かなかったのか
膣錠が効かない状態ってどんな状態なのか

を考えなかったら

一生カンジダなんか治らないよ?


妊婦になって難治性のカンジダになっても
その薬飲んでしのぐつもり?


内服薬で簡単に症状よくなる


だから今のカンジダなりやすい体
治りにくいのまんまの体で妊娠しても大丈夫

なんて

あたしは思って欲しくないから
書かなかったのに


基本的に膣錠を膣に入れて治療しても
膣から吸収された薬剤は
一旦全身を巡って肝臓や腎臓で代謝されて
排出されてる


膣に使ってるからって
膣だけに薬剤が留まってるわけじゃない


塗り薬も貼り薬も皮下注射も全部そう

一旦全身巡ってる


こんなコメントもいただいてたけど
抗生剤も抗真菌剤も使えば
肺炎なら肺にだけ、皮膚なら皮膚だけ
に作用するわけじゃないから


とりあえず必要な菌である
膣の常在菌も腸の腸内細菌もバイ菌とともに
一斉に減らされるし殺される


ま、だとしたら子宮内フローラも
一旦やられてるよね
菌が回復するまでの時間は完全に個人差


ってかそもそも
なんで難治性のカンジダになったか
を考えずに膣錠、内服で治療したって
セカンド・オピニオンしたって


正直、意味ないよ?


そんなんただただ
現実を見ないで臭いものに蓋してるだけ


病院って今ある症状を
とりあえず薬を使ってなくすための場所だから

セカンド・オピニオンしたって
そもそもなんでそうなかったかを考えて
ならないためにはどうしたらいいかを
考える場所ではない


カンジダってならない人は一生ならない

正直なったとしてもすぐ体立て直せば
薬なんか使わなくてもよくなるし治せる


ちなみに本来抗真菌剤の内服が
保険で適応になる程度って

体の前面、背面の皮膚が皮膚カンジダで
ひどい炎症起こしてる時に使う

だから

基本的には抗がん剤使って全身性に
皮膚が真菌で炎症起こしたりしない限り
あまり婦人科では使わない

主に皮膚科でよく処方される薬


そのぐらいひどい難治性のカンジダ膣炎
カンジダ外陰炎じゃない限り
あたしは正直、気軽になんか使いたくない


ま、膣を構成してる組織は皮膚と同じだから
膣にそんだけひどいカンジダになってたら
おそらく
皮膚に常在してる真菌も悪さはじめてる可能性
もあるから
全身に増えすぎた真菌を
とりあえず一掃するってことなら
内服の方がいいのかもしれないけど


一気に全部減らしたとしても
必要な数まで戻すのに体は増やす方向に向く
だから
薬を使ったあとどう過ごすか
生き方間違えたまま過ごすなら


そりゃカンジダ繰り返すよね


その状態の膣で妊娠して経膣分娩したら
赤ちゃんの皮膚が
皮膚カンジダで炎症ひどくなるし
なんなら口や目にも症状がでる


それがわかってるから
妊娠前から
カンジダにならない体を作って欲しいなって
あたしは思うだけ


そもそもカンジダになりやすい
難治性のカンジダになりやすい膣ってさ

膣にカビ菌が増えやすい環境ってことだから

膣が中途半端に冷えて
中途半端に蒸れてジメジメしてるってこと


炎症起こしてるってことは
そこが部分的に熱をもつことになる

でもそこの熱だけを冷ませるほど
体は器用じゃないから
その熱が引くまで体は体を冷やす方向にむける


だから膣が、体がどんどん冷える


あたしたちは血液があったかいから
体温を保てている


体の免疫が下がってる状態って
体が冷えて体にうまく血液が巡ってない状態
血液が巡らなければ
血液に含まれている免疫細胞が行き渡らない

だから

体の免疫が下がって膣に行く血液が極端に減る
膣が極端に冷えてカンジダになる
カンジダで炎症起きる
炎症で起きた熱を冷ます
体、膣がどんどん冷える
カンジダ繰り返す(笑)
カンジダ永遠に治らない


ちょっと免疫下がったぐらいで
膣に行く血流が極端に減るってことは
もともと膣に行く血流が少ないってこと


膣に行く血流が少ないってことは
血流を巡らせるためのポンプの役割をする
筋肉が少ないってこと


つまり


膣がゆるいし、たるんでるってことだよね


なんなら中はゆるくて、入り口は固い
けど
まわりの皮膚はたるんでる

って状態になってる可能性が高いってこと


これ、膣錠で治る?
これ、内服で治る?
これ、セカンド・オピニオンで治る?


膣が冷えてるから
うまく膣錠が溶けなくて、吸収できなくて
治療として効果がでない

だから難治性に『見えてる』だけ

難治性なんじゃなくて
そもそも膣が冷えて膣から吸収できてないだけ

ってか

膣が冷えてたら
腸も冷えているから内服しても
うまく吸収できなければ意味がない


そんな自分の体の状態見ないで
ひたすら薬入れたり飲んだりしたところで

冷えた膣があったまるわけでもないし
冷えた腸があったまるわけでもないし
カンジダになりにくい体になるわけでもない
免疫が下がりにくい体になるわけでもない


そうやって気軽に症状なくして
『治った』つもりでいることの積み重ねが
大きな病気や不妊の原因になる



自分のこと見ないで
ただただ今ある症状を抑えたいだけなら
気軽に内服飲めばいいよ

うちのクリニックには内服置いてないから
他のクリニック行ってください


膣錠は使うよ?


膣錠が溶ける、溶けない、効く、効かない
でその人の膣の状態が把握できるから

一回目はとりあえず薬使って状態を見る


それを踏まえた上で次なった時に
その人に合わせた膣トレ
もしくは
骨盤ストレッチを教えてなりにくくする


うちのクリニックは
状態見た上で最小限で最大限の効果が出る
なりにくい体作りを目指してるので


コメントをくれた方とあたしとでは
そもそも『治る』に対する基準、設定が
違うみたいだから

ご自身の『治す』を提供してくれるクリニック
に行かれるのがよいかと思います


あたしと同じ『治す』を目指す人しか
本気で治したい人しか診たくないので
うちのクリニックには来ないでください



膣は子宮の鏡でもあるけど
皮膚の鏡でもある



自分の皮膚の状態が膣の状態、子宮の状態
だとしたら
外見見ただけでわかるってことだね