※以前アップした記事の追記再アップです


異物ネタや生理ネタでやたら出てきた
『常在菌』


って常在菌ってそもそもどこにいるの?
って感じじゃないですか?
( ´艸`)フフフ


人の体なら
①口、鼻
②全身の皮膚
③消化管
④膣


それ以外なら空気中にすら菌はいるし
いないとこ探す方が難しいぐらい
ぶっちゃけどこにでもいる(笑)


で、さらに何回も書いてる

子宮の中は
常に無菌です

ここで出てくるひとつの疑問…

赤ちゃんはこの『無菌』状態の子宮で育つ
なら赤ちゃんの『体の常在菌』は
どっから入るの?


って思いません(-""-;)??


基本『ヒト』を含めた哺乳動物は、
母親の胎内、つまり子宮の中にいる間は、基本的に

『微生物が存在しない
無菌の状態』

にあります


生後直後から徐々に外の環境と
接触すること


それこそ産声上げた瞬間から空気中の菌を
取り入れたり、

なんなら経膣分娩の子は産まれる前から
産道で菌まみれです(笑)


そのあと指なめたり、おっぱい吸ったり
ぬいぐるみしゃぶったりしながら


いろんな菌にまみれていくことで
微生物が体内に入り感染していくことで


その微生物の一部が、
皮膚、口、鼻、消化管内、膣などに
定着してそれぞれにおける
常在性の微生物になる


これが噂の常在菌です


このうち腸管内の常在菌が
『腸内細菌』って呼ばれてます

これが最近世の中で話題の
『腸内フローラ』ってやつ( ´艸`)♥


これらが赤ちゃんに定着するのには
だいたい半年ぐらいかかります


だから離乳食の目安は半年なんですよ?


それまでは消化してくれる腸内細菌が
少ないから基本ミルクなんです


しかも子供の体はめちゃめちゃ賢いので


『何を消化できて』
『何をまだ消化できないか』


をちゃんと知ってるため
いくらおいしいもの、体にいいものでも
体が消化できないものと判断したなら
食べません


ちっちゃい子供は伝えることが
下手なだけでちゃんとわかってるんです


だから食べれるようになれば
勝手に食べはじめます(笑)

だからあまり食べたがらないものは
無理に食べさせなくていんですよ


さらにさらに口の中の常在菌の定着には
3~4ヶ月かかるから
その間は感染症にかからないように


お母さんが今までかかったことがある
感染症に関してはちゃんと『抗体』
持って生まれてきてます

赤ちゃんってめっちゃできる子でしょ♥


だからお母さんがかかったことない
その時期の流行り病に関しては
『抗体』持ってないから2人で感染します


『常在菌』って実はめっちゃ大事で
しかもめっちゃ体内で仕事をしてるんです


すべてはあたし達を守るために
(*`Д´)ノ!!!


確かに『抗生剤』ってめっちゃ便利だけど

『肺炎だから肺にだけ効く抗生剤』
とか
『腸炎だから腸にだけ効く抗生剤』
とか
『膀胱炎だから膀胱にだけ効く抗生剤』

ってのはぶっちゃけありません
(*`Д´)ノ!!!


『抗生剤』使えば全身いたるところにいるいなきゃいけない『常在菌』も死んでます


だから抗生剤飲むと
『腸内細菌』いなくなるから下痢したり

『膣内の常在菌』いなくなるから
カンジダになったりします
(カンジダは真菌だから抗生剤はが効かないためここぞとばかりにはびこります笑)


こんなときは常在菌がいなくて免疫が下がってるサインです(T^T)ガーン

回復するまでは消化のいいものを
食べたりしてゆっくり休んでください

カンジダのかゆみに耐えれなかったら
婦人科受診してください


って考えるとなんだか『常在菌』って
すごいなってかわいく思えてきません?


日々毎分毎秒あたし達を守ってくれてます
目に見えない戦士とはまさにこれのこと


人のはいらないけど


いつもありがとう
あたしの常在菌♥