我がF103RSはロール減衰にチュープダンパー方式を使っているが本来のF103はフリクションプレート、通称円盤で制御しているぜ。

正直な所、こちらの方式だから駄目、と思った事はなくちょっとした自己満足モデファイでチューブ式にしているのだ。

実際モロテックのF1コンバージョンキットは円盤方式を採用しているが4輪6輪ともに馬鹿っ速だぜ!

そんな円盤方式だが何も塗らないスプリングテンションによる制御方法とオイルを塗ってその抵抗によって制御する2通りの方法があるのだ。

我がF103RSはお手軽さを優先させて何も塗らない方式を使ってきたが本当はオイルを使った減衰の方が質のいい動きをしていると思っているぜ。

そこで久々に円盤をオイル方式で組んでみたぜ!これは馬鹿っ速モロテック6輪を駆る赤Sさんに教わった方式なのだ!

オイルを塗ってしまうと乾式では使えなくなってしまうのでフリクションプレートとフリクションパッド二枚はオイル方式専用の物を用意だぜ!

一番大切な事はスプリングテンションのかかり具合を一定に保つ事なのだ。
これが毎回変わってしまうと同じオイルを塗っても再現性のない動きになってしまう。

具体的にはまずポストのネジをスプリングテンションが少しかかる位までしめる。


そこからポストのネジを少しずつ緩めていき、90度立ててプレート側か円盤側を持って円盤が抵抗なくストンと落ちる所までネジを緩める。
これでスプリングテンションゼロの状態が作れたぜ。

ここまで緩めて円盤がスコスコ動くテンションゼロになったのだ。
毎回この状態にしてからオイルを塗れば、オイルの種類だけが反映されるセッティング再現性の高いフリクションダンパーの出来上がりだぜ。
オイルを塗った後に円盤を動かすとしっとりと抵抗がかかっているのがわかるぜ。

組む前にはパーツをクリーナーで洗浄する事が大切だぜ。
慣れれば走行毎のインターバルの間に組み直して違うオイルを試せるのだ。

つくばRCパークで走らせた経験だと塗るオイルはヨコモシリコンオイルで言えば1500~3000番がしっくりくるぜ!タミヤのフリクショングリスはソフトでも固すぎて突然向きを変える変な動きになってしまった。

折をみて円盤方式をまた試すつもりだぜ!