高1になったから早く■大人の階段■を経験してみたかった。
でもキスもまだだし、それをいうと彼女に嫌われそうで怖かった。

えっちな動画ばっかり見てました。そしてシコシコ。

彼女の制服の胸のふくらみを見て、変な妄想をする日々。

彼女はもうすでに、音大に行くことを決めていて、僕はまだ決めかねてる。

話をしてるとコールユーブンゲンとかピアノのレッスンとか先に向かって進んでる。
僕のほうが幼い。
同級生だと女子のほうが大人っぽくみえる。

僕たちの高校は1899年(明治32年)に高等女学校として設立されました。
いわゆるお嬢様むけの学校でした。

それで現在の赤レンガの図書館もかつては講堂として使われていたらしく、当時の風情が今でも残っています。

女子の制服は上下紺色のブレザータイプ、男子は黒の学ラン。

校門の前には川が流れていて、通学時には水面が陽光でキラッキラッひかってとてもきれいなんです。

高1のとき、朝倉から通学してきてるスラッとした女の子を好きになって、しばらくお付き合いをしてました。

お付き合いといっても、おしゃべりをするくらいで変な関係に発展することもなく、ごくまともに続いてました。

それが友人たちがキスをしたとか、それ以上の関係になったとかの話を聞くと、やはり気になります。

それで登校時間よりも1時間も早く、彼女を屋上に続いてる誰もいない4階の階段に呼び出しました。

もちろん目的があってのことです。-キスです-経験したかった。

彼女は「どしたん?こんな早い時間に」
僕は下心を押し隠して「会いたかったからっ」
彼女は「ふ~ん、そうなん?」

早くキスしたくてしたくて、ですが心臓がバクバク。

彼女は、それに気づいていて、期待していたのかもしれないけど
でも僕は勇気?がなくて、手を握ってたくらいで何もできずじまいでした。

校庭には桜が咲いてました。