家庭の事情により、精神科病院を受診する事になりました。予約をとる時に、「ネットで調べたら自分は双極性障害(躁うつ病)のじゃないか?」って事務の方に話して受診しました。
双極性障害(躁うつ病)という病気は、躁状態とうつ状態が交互に現れて、躁の時には自分は何でもできるオラオラ状態になるんですが、うつ状態の時には何をやるのも億劫でやる気がおきないという状態が交互に訪れるというものです。2000年代のドラマでも取り上げられたいわゆる二重人格という病気です。病気の原因としては、脳内の神経伝達物質のやり取りがうまくいかず、誤変換を起こしていると考えられています。そのため、確定診断をするためには脳内の神経経路を調べる必要があります。精神病の中でも、重い部類の病気です。
自分自身では、本当の双極性障害になっているとは思っていないけど、症状の解説文書を読むとかなり当てはまる事が多くて、もしかしたらヤバいじゃないかと思って受診しました。そのため、過去の精神科の受診経験や、現在の症状・行動をA42枚にまとめてものを先生に渡しました。
精神科の先生から、言われた事はたった1つです。
先生:「一週間にお酒をどれだけ飲んでいますか?」
自分:「毎日アルコール度の高い安いチューハイ500mlを2本必ず飲んでます。」
先生:「お酒を飲まない休肝日はありますか?」
自分:「ありません。お酒を飲んで、酔っぱらないと寝れないです。俺が、お酒をやめる時は、死んだ時です。」
先生:「あなたは、アルコール依存症です。アルコール依存症の症状を改善させないと、双極性障害の症状分析ができません。まず、お酒の量を減らして下さい。」
自分:「えぇ!アル中ですか、会社の人なんかに聞いても俺より飲んでますよ!」
先生:「その方もアルコール依存症の可能性が高いと思います。誰かがやっているから、大丈夫というのは依存症の人に共通する言い訳です。ご自身が依存症である事に気づかれて、直す努力をしなければなりません。ただ急にやめると禁断症状がでるので、睡眠薬と気分を安定させる薬を出しますので、その薬をのみながら、まずは500ml2本を1本に減らして下さい。」
自分:「わかりました。けど、減らせるかなあ、、、」
先生:「ダメなら、アルコール依存症専門の病院への紹介状を書きますので、それを持って入院して下さい。」
自分:「なんとか、お酒の量を減らしますので、入院だけは勘弁してください。」
双極性障害予備軍かと思ったら、まさかのアル中かい!ってこころの中で叫びましたが、ここは、お酒を減らしてアルコール依存症を克服する事に決めました。2週間後の受診では、500ml1本から350ml1本に減らす事ができました。
まだ、薬を飲まないと寝れない不安があるけど、そのうち薬を飲まずに350ml1本で快適に睡眠がとれる様になりたいです。先生、良き治療と良きアドバイスありがとうございます。
精神科のお医者さんって、大変な仕事ですよね。下手すりゃ自分がおかしくなってしまう可能性があるのに、ダメなものはダメと突き放すんじゃなく、寄り添いながら患者さんにとって一番いい治療方法を提供する。でも、過度にかかわらず、いい距離感を保つ。勉強になります。
ビジネスで経営コンサルタント的な役割をする場合に、応用できるスキルかなって感じます。