「福岡県大牟田市で進む市立中学2校の統合で、両校の校長やPTAは新校名を生徒や住民から募集した結果、花の咲く土地柄にちなんだ「桜花(おうか)中学校」と決定した。」との報道あり。関係者が特攻機”桜花”のことは知らなかったとのことだが、かなり教養のないことに見える。
ちょっと前の話だが、さくらんぼの産地で有名な山形県東根市の新設の小学校に”さくらんぼ小学校”との名前をつけようとしていたが、直前になって同じ名前の児童ポルノのサイトがあることが分かって慌ててやめたとの話がある。このときは”新しい公共施設の名前をつけるときはまずはネット検索してみるのが今の時代当たり前で、それができてなかったのは全く時代に追い付いていないメンタリティで問題外”との話になった。
”桜花”という言葉を検索してみたら、私のよく使うブラウザーでは一番先に特攻機”桜花”のウェキペディアが出てきた。これは本人の志向にて検索表示順位が変わるようになっているかも知れないので必ずしも万人が検索したら一番上に特攻機”桜花”が表示されるのかはわからないが、特攻機”桜花”は”桜花”という言葉の検索でそれなりの上位に現れるようもののように類推する。
今回も命名にあたり、ネットで検索をしてみてはいなかったのか?ネットリテラシーとの言葉はどこにいったのだろう?
今回の大牟田市の中学が”桜花”という名前となったら、ぜひこの中学校の毎年の文化祭で特攻機”桜花”の研究発表をしてはどうだろうか?(別に皮肉ではない。)よい教育となると思う。(2025/12/24)