私は料理 派!
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今回は、料理、歌、絵、勉強、運動の中で、何かひとつ、能力をもらえるとしたら何が欲しいかというネタだ。
勉強を頑張って大学を出て頭脳労働に従事した訳だが、5年前に定年で退職した。
退職してから両親のケアを始めた。
両親は、私の家から約500メートルほど離れたところに住んでいるが、高齢で足腰が弱り、買い物がでなくなったし、炊事もできなくなったのだ。
今は、毎日両親宅に通い、介護保険を使ってのヘルパーさんと私が1日おきに交互で炊事をする。ヘルパーさんは月、水、金で、私は、火、木、土、日だ。
男の手料理、私がやる炊事は、始めの頃はスーパーで買ったものを並べるだけだった。
そして、1つづつ作れる料理を増やしていくという方法をとった。
最初の1年は、煮物に挑戦し、煮付け、おでん、鍋物などが作れるようになった。
2年目は、丼物に挑戦して、親子丼、他人丼、玉子丼などができるようになった。
3年目は再就職したので両親宅に行けなくなった。それで介護保険を使ってヘルパーさんに炊事をやってもらったが、交代制のためかうまく行かないことがある。夏場に母親が脱水症状になって入院する騒ぎとなった。
このため、やっぱり私がやらなければということで、仕事をやめてまた通いの炊事夫(男の手料理だから)をやることとなった。
だが、せっかくヘルパーが出入りするので、私とヘルパーさんを交互にすることとしたのだ。
4年目は、野菜を使う料理を少し学んだ。
こうして今は5年目、かなり料理のレパートリーが増えた。
ちなみに、昨日3月19日(土)の実績
調理時間は11:00~12:00の1時間
父と母の2人分
メニューは、次のとおり
ご飯、かぶ味噌汁、カレー、ふきのとう天プラ、卵焼き、焼き魚(鮭)、きゅうり塩もみ、とまとスライス、野沢菜漬物それにグレープフルーツ
だいたいこんなものだ。ご飯と味噌汁とおかずは6~8品。
これを昼、夜、翌朝と3回に分けて食べるのだ。
カレーなんかは割合早く覚えた料理で簡単だし、卵焼きや焼き魚(鮭)くらいならすぐにできる。
本当は、本格的な天プラも作りたいところだが、油物を控えたいことと、手間がかかるので、ほとんど作らない。たまたま、妻がふきのとうを摘んできたので、「コツのいらない天プラ粉」を使ってさっと作っただけ。
それでも親だから
息子が作れば
「うまい、うまい」と言って食べてくれる。
翌日行ってみると、テーブルを片付けて、食器洗い物をするから、食べたものと食べなかったものがすぐ分かる。
「うまい、うまい」と言ったのは、息子のことを考えてウソを言ったのか、本当にうまいのか、それは残りを見ればすぐに分かる。
この頃は残りが少なくなってきたが、作った料理のほとんどが残っていて、どこから出してきたのか缶詰を食べた跡がある時なんかは、
料理の才能が欲しいなあ
と思う。
勉強は、国語、数学、社会、理科、英語という主要5科目、退職した年金暮らしでは役に立たない。
特に、古文・漢文は不要。数学は全般、因数分解とか微分積分とか数列、三角関数など役にたたない。英語も英文法は何にもならない。理科の物理も知らなくていい。社会では地理は役立つが倫理とか古代の歴史なんか、こんなのは不要だ。
高校や大学で学んだことって、生きていくうえでは役に立たないことだらけだ。
中学までの知識と、
あとは、技術家庭科、体育、図工、音楽などの方がずっと役立つね。
特に、今は料理がとても大事
願わくは、
料理の鉄人
になりたい!
H23/3/20 都南 雷太