こんばんは。
イイ感じの気温です。雨模様なのが残念ですが・・。今日の話は割と興味深いと思いますよ。自分で言うのも何ですが、お薦めです(笑)
ネットの創世記から最新のネット動向まで米国の後追い状態の日本ですが今後も、この流れは続くと思います。
米国で作ったサービスを国内に移植する。というのが成功の王道の流れなのです。ソフトバンクの孫さんなんかは、このパターンに最も早く着目して極めて大規模に実践した人ですが流れ的には今も同じなのです。
ただ意外と気付いて無い大きな事実として「移植時の調整」があります。これは文化的な背景が余りに異なる為、サービス形態・言語だけを日本版に改定しても駄目だと言う事です。
セブンイレブンは鈴木さん(イトーヨーカード)が米国から持ち込んだ物ですが最終的には米国本社をも買収してしまいました。小売の末端サービスに関しては日本が追い越した訳です。まぁそこには電気メーカー巻き込んだ高度な生産管理・流通管理システム(主にPOSシステム)の進化過程が大分影響しているのですが。
米国は世界戦略を主にするオペレーションシステムはメチャクチャ得意で強い。これは実は軍事オペレーションにも共通していて大学では軍事学を学ぶ人が結構多いのですが、これは軍事と経済が比較的似ているからです。
予算と生産と配置・運用ですから。
軍事の場合は陸・海・空のトリプルオペレーションが最重要なので、ここのシステムプログラムは日米軍事同盟でも内密だったりします(笑)
話はそれますが戦闘機・イージス艦・レーダー探知機系は米国からの輸入ですがソフト部分はブラックBOX化されてて一部では実戦の攻撃能力は低く設定されています。
日本が自主開発しないのは実はリスクなんです。ただ日本の開発力はヤバイので安易に許すと、脅威なので武器開発には暗黙に圧力かかります。まぁ憲法でも禁止されていますしね。
あ、話戻します(苦笑)
で、そんな訳でネットでも基本のインフラシステムの構築は得意なのですが末端の顧客に直接接触するサービス部門では意外と弱かったりするのです。
車のディーラーの顧客満足度などは日系が強いですし、文化的に似ている中国での小売などでは店舗辺りの収益は日系が強かったりします。
またヤフーなんかも米国のヤフーとは大分異なっていて個性的な市場とも言えます。
グーグルのシェアがここまで低いのは日本位では無いでしょうか?
また先進国でオークションのイーベイがここまで普及しないのも日本だけです。我々が住む日本は結構、特異なんです(笑)
その特異な日本で米国流のマーケティングを真面目に実行して余り上手くいって無い人が続出しています。マーケティング商品を日本のネットビジネス希望者に販売する会社というのは何社かあるのですが、もろそのまま移植でなんです。
第一、販売しているその会社自身が実践して無いのだからシャレにならない。実践してる事と入ったらセールスレターの「はい! はい! はい!」位だ。
この「はい!はい!はい!」はマーケティングをある程度知っている人には笑い話として通用するので興味あったら検索して見ると良いです。
米国発のマーケティング教材をそのまま移植する会社の典型として教材の書き出しが面白い「ヘイ! マイク。元気かい? 実は面白い話があるんだ~」的なベタな書き出しで始まる。
これを日本で使ったら、かなり失礼だ。
余り深く考えない人はこれが最先端だと思いそのまま移植して自分のビジネスに使ったりしてイタイ(笑)
米国人は直接的な表現や誇張した表現も受け入れるし比較的フレンドリーな対応、問い掛けを好みます。また積極的なセールスを受け入れる文化的土壌があります。
逆に日本では余り直接的な表現は好まれません。いきなり商品紹介に入ったり激しい売込には拒否反応を示します。またフレンドリーな対応も対面式の小売業で無い限りは嫌悪すらします。つまり全然文化的な背景が違うのです。
文化的な背景を考察する良いモデルケースにゲームキャラの話があります。
米国のアクションゲームなどは主人公がオヤジです。オヤジが活躍する姿に人気がある。逆に日本は10代のルックスを持つ美少年タイプが多いですよね?
また敵キャラは死んだら点滅して消えますよね?
米国のゲームは死んだ敵キャラはそのまま放置されてる(笑)つまりゲーム内に現実的な要素、世界観を持ち込む文化なんです。現実では10代の美少年が敵を倒す設定は有り得ないし敵が死んだら消えるのも変です。
日本は残虐性を薄めさせたり子供社会的な事から設定上そうなのでしょうが、たかがゲームですら、ここまでの差があるのです。
ですからビジネスの購買を左右されるマーケティングが同じ筈は無いのです。
ただ大きな流れとか、方向性、アイデア的な部分は参考になりますので全く無駄では無いです。10あれば3程度は役立つ。残りの7は国内文化と自身の商品特性を精査して自分でオリジナルのマーケティングを考えなくてはなりません。
イマイチ成約率が低く米国マーケティングを実行している人は一度リセットして構築し直す事をお薦めします。