「完全体を求める愚かさとマス戦略・・。」 | 桐生でネット事業をする社長のブログ

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桐生在住のネット事業を営む男が熱いビジネストークを語ります。
独自な視点からのビジネス考査は、面白いと感じて頂けると自負しています。プライベート日記も兼ねますので内容は多岐に渡ります。

おはようございます。



今日は我々、真面目な日本人が陥る「罠」についてです。


日本は基本的に国際間での経済収支は大幅な黒字です。ですが事、ソフトウェアに限っては輸入超過です。


空前のアニメブームでの輸出を加味してもまだ赤字です。御存知のとおりビジネスソフトが殆ど輸入品です。パッケージソフト含めてです。


サイボウズの中小企業向けの業務パッケージは、そこそこ健闘していますが殆どの上場企業の業務ソフト又は個人利用のオフィスソフト等々悉く米国製の日本語バージョンです。


ですが考えて見れば不思議で元々日本人は細かい作業やプログラムを作り上げて行くのは得意な人種な筈です・・?


真面目な性格ですし少なくとも国内向けには日本人に合った統合ソフトの開発が出来る気がしますよね?


何故、外国製のソフトに国内市場が席巻されているのか?皆様もフト考えた事があると思います。


まぁ色々な要因があるのですが大きな一つに完ぺき主義。もう一つが多機能主義。次にクリティカルマスを意識した市場占有率を意識しないマーケティング。この3つが挙げられます。


中でも完ぺき主義は利点も多いのですが事ソフト開発となるとデメリットが断然多いのです。日本人は元々几帳面なんで不具合がある駄作を商品化したく無い。


逆に米国製品などはバグがあろうと多少不具合あろうと市場が求めているソフトは取り合えず出して占有率を上げる努力をします。バグは見付かりしだい徐々に修正すれば良い。的な「後から改善」です。


結果、スタートから多くの顧客を掴み、経費も掛からない。

プログラムに携わる人は御存知だがソフトからバグを完全に取り払う事は事実上不可能で完璧を求めれば求めるほど経費は天文学的に膨れ上がり製品化は遅れます。


メーカー・プログラマーは、そのバランスの落とし所を探すのが大変なのですが米国製はそこが割り切っている。 「基本動作がOKならイイや。」的な(苦笑)


勿論、象徴的な言い方なんで実際はセキュリティホール含めた何段階かの試験通過した物を製品化してるんで、そんなにいい加減では無いですが。ただ日本製と比較すれば遥かにいい加減です。


良い例がMSのソフトの修正バージョンの自動更新の多さと来たら凄いですよ。新機能追加は別にして純然たる「修正」が凄い。
もう年がら年中センターに自動接続して更新しています。


これは何を意味するかと言うとビジネスの立案やマーケティング作業にも連携して来る話なんです。私達は完璧なアイデア・企画・フレーム構成で仕事を開始したがる。
それは良い反面、ビジネススピードを遅らせ停滞させる作用も又強い事を理解する必要があります。


ノウハウコレクターもそうですが、とにかく最新の手法をマスターしないとネットビジネスを開始しては駄目。的な先入観は捨てましょう。取り合えず実行して見る。

「反省する事」や「失敗」は、とても良い経験=財産なんで随時修正して行けば良いのです。世の中には、「驚愕の新製品」なんて言う大袈裟で無くとも「今こそがビジネスチャンス」という時期的な要素があります。  


旬の製品・サービスがそうです。

それを逃さない為にも素早い決断・実行が必要です。チャンスの時に行動に移せないと多くの果実を受取れません。


大きな「マス」を見付けないと極めて少数顧客の獲得で終わってしまうかも知れません。 完璧な計画・製品を求め過ぎないで70%の完成度でまず、撃って出る。

これが重要です。

「精査・改善」は次のプロセス。という事を忘れないようにしましょう。
では今後とも貴方様のビジネスが円滑に進む事を願って・・。