高校時代の友人がドイツ車専門店のメカニックなのですが、以前出先で不動になったとき特別に修理を引き受けてしてくれました。普段はアウディの8速ATをOHしたりしているベテラン整備士で心強いです。今回は気になっていた箇所の部品交換とオイル交換などを相談してからお願いしました。持つべきものは頼れる旧友ですね!ありがとうございます。

 

先ずはオイルが滲んで気になっていたATとプロペラシャフトの連結部分のシール交換。

 

 

次ぎにプロペラシャフトの前後についているユニバーサルジョイント交換。AT側は外すのにバーナーで熱して接着溶剤を溶かす必要がありました。熱くなると溶けた溶剤が蛇玉花火のように外に出てくるとか。

 

 

 

ユニバーサルジョイントは前後ともベアリングが超劣化していたのでMOOGの新品に交換しました。新車時から交換していない車両は相当厳しい状態だと思うので交換必須の部品です。

 

 

ATFはミッションをOHして以降、約3万キロほど走りましたので、ACデルコのデキシロン6にペンズオイルのリスロン添加剤を加えたものに交換してもらいました。ストレーナーを掃除する際にチェックしてもらいましたが、金属カスなど無くオイルも比較的きれいだったとのことです。オイル交換後もスムーズに変速してくれて安心感が増しました。

 

 

デフオイルも随分交換していなかったので、同様にACデルコのデフオイルに添加剤を加えたものに交換してもらいました。

 

 

 

そしてフロントとリアのブッシュ部分にワコーズの赤グリースを注入してもらい、リアの車高を上げるために設置していた台座を外してもらって完了です。慣れないアメ車の整備にグチひとつ言わずに作業してくれた友人に感謝です(^^) そして修理を受けてくれている社長さん、ありがとうございます!