6月15日
15時過ぎ。
園長先生に退園する事を伝えに行った。
私「園長先生、きーくんの母です。」
園長「こんにちは。」
私「園長先生、きーくんですが、6月末で退園する事になりました。お世話になりました。あと2週間よろしくお願いします。」
園長「えっ?まだ、市役所から連絡も来てなくて全然知らなかったんですがえっ、そうなんですか?」
市役所から連絡がまだだったのは私が市役所窓口の人に私が退園を伝えるまで園に連絡しないでほしいとお願いしたから。退園すると早くにわかることで何かされるんじゃないかと不安だったから。市役所窓口の人はきーくんの虐待写真見た時もコピー取らせてと対応してくれようとしてくれた人。私からのお願いしっかり守ってくれてた。まあ、市役所の専門職員が揉み消したから何も問題にされなかったけど。
園長「お母さん、転園の理由伺っていいですか?」
私「連絡帳にタケノコの皮むきをしたと写真が貼ってありました。グループでの活動だったみたいですが、きーくんグループの一員に入れてもらえてなくて別の席に1人座ってました。親としてはあの姿を見るのはショックでした。」
園長「そんな事があったんですか」
私「担任の先生に理由を聞いたら、席がぎゅうぎゅうで座れなかったと書いてあったんですが、私にはぎゅうぎゅうには見えませんでしたし、なぜ座れないのかわかりませんでした。座れたと思います。先生からの嫌がらせかと思いました。あの姿を見て、子どもを安心して預ける事ができないなと思って退園する事にしました。」
園長「お母さん、どうして相談されなかったんですか?職員の事でしたら私や他の先生にでも相談してもらったら対応できましたのに。」
私「園児同士の事なら先生に相談できますが、先生にされてるんだから相談できませんでした。相談しても解決するとは思えないですし。相談したらエスカレートするかもしれないとも思いました。担任の先生はうちの子が嫌いなのかもしれないですがわが子のあの姿は見たくなかったです。赤ちゃんの頃から通ってて、席がないなんて事があるのがショックで」
園長「そんなことが。すみません。もう次の園は決まってますか?」
私「はい。」
園長「そうですか。お母さん、今からでも対応させていただきますよ。」
私「いえ。解決方法としては担任の先生の交代しかないと思ってますし、それでは皆さんに迷惑かけることになるので結構です。」
園長「そうですかすみません。そんな事があったのも知りませんでした。」
私「退園まであと2週間よろしくお願いします。」
言いたいことははっきり言ったけどすごーく穏やかな口調でけんか腰にならないように伝えた。
だって退園するまで子どもは人質だから。
それに狭い市内でいつ、この園の関係者に会うかもわからないし。