この間、朝、坊ちゃんを保育園に連れて行ったとき、クラス担任の先生と話をする機会がありました。
先生「お母さん、坊ちゃんの給食を離乳食から普通食にしたいのですが変更してもいいですか?」
(えっ、まだ1歳2か月で歯も上4本、下4本だけど。。。普通食なんて食べれないよ。。。)
私「まだ歯があまりないから食べられないと思うんですが。。。」
先生「大丈夫、大きいものは潰したりして食べさせますよ普通食はいろんなメニューが出るし、味付けもしてあるから坊ちゃん喜ぶと思いますよ。カレーや揚げ物も出ます。カレーもルーではなくて保育園で作るので安心ですよ。食べられなかったらいつでも離乳食に戻せるから大丈夫です。」
私「はあ、、、」
先生「最近、坊ちゃん、隣で普通食を食べているお友達を見て、美味しそうでうらやましいのか、隣のお友達のお皿を自分の方に引っ張っるんです。」
マジか。。。。
私「あっ、普通食にしてください。。。」
先生「外遊びでも以前は足に砂がつくのを凄く嫌がっていたのに、最近は砂場でカゴの中のおもちゃを全部出して、自分がカゴの中に入ってカゴ入り息子になってます」
カゴ入り息子。。。
その後、坊ちゃんは普通食を喜んで食べていると先生から報告が。
昨日は初めてかぼちゃの天ぷらも食べたようです。
家では柔らかい物だけや野菜やお肉も小さく刻んで、味は出汁でつけて薄味になんて過保護にしていましたが
いつの間にか成長していて驚く事ばかりです。
今月末にはカレーライスも出るようでどんな反応をするのかなと少し気になっている私です。
裁判官がカス側に私が離婚に応じる考えであることを伝えられるため一旦退席した私とO弁護士。
O弁護士「たたみさん、本当にいいですか?後悔しませんか?今なら撤回してもいいんですよ。」
私「こんな人間にいつまでも関わりたくないので離婚でいいです。」
そしてすぐ調停室に呼ばれた。
裁判官「カスもこの条件で離婚に応じるとのことです。」
(裁判官は私が養育費を月5万円で固定して欲しいと言ったことをカスに伝えなかったようだ)
裁判官「たたみさん、離婚でよろしいですか?」
私「はい。」
裁判官「それでは、離婚条件を確認しながら読みますので気になる点、おかしな点があれば言って下さい。」
私「はい。」
裁判官
「①カスとたたみはたたみの申し出により本日調停離婚する。」
「②坊ちゃんの親権者を、母であるたたみと定める。」
ここで、言う事は今言っておかないと、、、私は最後の悪あがきをした。
私「あの、カスは親権を主張していたと思いますが?親権なんて望んでいなくてパフォーマンスだったってことですか?」
親権を渡す気なんてこれっぽっちも無いけど大きな声で言った。
そして、、、裁判官、調停委員さんの顔を見ると。。。。
3人とも何も言わないが、、、、
顔に答えが出ていた。。。。。
その3人の顔から読めた言葉は、、、
たたみさん、、、
まさかカスが親権欲しいと本気で言っているとでも思っていたんですか?
パフォーマンスだってわかるでしょ。
子どもの写真もいらない、返す、病気の時のポカリスエットももったいない、養育費も1円でも少なくしたいから減額するために毎年所得証明を出せ
そんな人間が親権欲しいと本気で言っているとでも思っていたの。。。
裁判官、調停委員さん3名とも不気味な笑みを浮かべ、
裁判官が、
親権はたたみさんです。
そう言われ、親権の話は終わった
そして、ついでのように裁判官が言われた。
裁判官「面会交流についてはカス側から話もありませんでしたので、なしと言う事になります。」
裁判官「③坊ちゃんの養育費として、令和元年7月から、坊ちゃんが満20歳に達する日の属する月(ただし、4年生大学に進学したときは、満22歳に達した日の後に到来する最初の3月)までの間、月額6万1000円を、毎月末日までに、坊ちゃん名義の口座に振り込む方法により支払う。」
裁判官「④カスはたたみに対し、離婚に伴う解決金として、100万円の支払い義務のあることを認め、令和元年8月末日限り、「顧客預かりO弁護士」名義の口座に振り込む方法により支払う。」
裁判官「⑤当事者双方は、令和2年から、③の養育費支払い終期まで、毎年7月末日までに、該当年度の所得証明書を代理人(弁護士)事務所に送付する。これを踏まえて、養育費の増減交渉を行う際は、代理人を通じて行うこととする。」
裁判官「⑥双方は、離婚及び婚姻費用分担に関し、本調停条項に定めるほか、何ら債権債務のないことを相互に確認し、今後、名義のいかんを問わず、互いに金銭その他一切の請求をしない。」
裁判官「⑦調停手続き費用は、各自の負担とする。」
裁判官「以上ですが何か質問や気になる点はありますか?」
私「もし、坊っちゃんが大学へ進学しなかった時は誕生日の月までしか養育費はもらえないのですか?」
裁判官「進学しないと言うことは社会人になって自分で稼げるということですから3月までにする必要はないですよね。その時の事は将来、坊っちゃんとカスで話し合って決めても良いことです。」
私「はい。」
裁判官「では、この条件で離婚に応じると言うことでよろしいですね。」
私「はい。」
裁判官「たたみさん、今回、坊ちゃんが22歳になるまで双方の弁護士が所得証明のやり取りをするのに間に入ることとなりました。私が裁判官になってこんな事例は初めてです。聞いた事もありません。」
私「はい。」
裁判官「これから大変だと思いますが、坊ちゃんとの時間を大切に過ごしてください。」
裁判官「それではこれで以上です。カスにもこれから離婚条件の確認を行います。」
ここで、書記官とO弁護士さんが離婚届をどうするなど話をされた。
調停委員「それでは、たたみさんはこれで帰っていただいていいですよ。カスは待合室におられますので先にお帰りください。遅くまでお疲れさまでした。」
後に知ったが本来は離婚が成立したら双方一緒の部屋で離婚条件などを確認するらしい。
カスがたたみが恐いから顔を合わせたくないと言ったのかはわからないが調停委員さんが配慮してくれ、第1回目の調停から最後の調停までカス側と顔を会わせることはなかった。なので、カス弁がどんな顔をしているのかすら私は未だに知らない。
調停が終わり、O弁護士さんと駐車場へ。
O弁護士「たたみさん、本当にこれでいいですか?裁判所を出るまでは離婚撤回可能ですよ。裁判所を出たら撤回できませんよ。」
私「O先生、これでいいです。」
O弁護士「たたみさん、本当に後悔しませんか?」
私「はい。」
O弁護士「わかりました。それでは、調停調書が届きましたらこれからの手続きを書いた紙と一緒に郵送しますので10日以内に役所に離婚届を出しに行ってください。姓の変更などがあるのでたたみさんが離婚届を提出するように話をしてあります。」
私「先生、ありがとうございました。」
そして、急いで車に乗り、会社へ向かった。
時間は19時15分。
離婚が成立したら悔しいのだろうと思っていたのになんだかすがすがしい気分だった。