記録 天気:晴/曇 気温:MIN9.5℃ MAX24.7℃ 風:至軽風/軟風

 

駐車した空地07:05-07:13砂防ダム上部-07:19沢右岸へ渡渉-08:09戻った左岸で踏跡に立つ-08:14赤ペンキの矢印-08:24ピンクのテープ‐08:31二合目標識08:35-09:09四合目標識-09:19小休止09:23-09:30入道ブナ-09:44小休止09:54-10:07残雪-10:51七合目標識-10:56稜線(昼食)11:07-11:14八合目標識-11:27最終地標高1,015m付近11:36-11:55七合目標識-12:42小休止 標高750m付近-12:52入道ブナ‐13:28一合目付近-13:44砂防ダム上部‐13:48駐車した空地

 

広く知られていると言い難い頂は 越後山脈を間近にする展望は素晴らしいが 藪山 過去の一度はスズメ蜂に襲われて退散 更に 長い空白期間を生じさせた豪雨による土石流の為に 林道を失った中之峰新道の尾根の手前は藪化 ここで混乱した今回は 目前にした山頂を断念する

この 過っては学校登山が行われていたらしい1、143.7峰は甘くない

 

4月11日 6時の天気図

前日から続く好天は午前11時まで 天気予報通り 目に入る汗が気になった程暖たかいままで続く 

なお花だが 山麓で満開になっていたソメイヨシノの花を観た後の中之峰新道は 標高630m付近の尾根で咲く山桜も満開 撤退を決めたラクダのコブ直下で咲くマンサクも同様 イワウチワやキンポウゲ科の花もあちこちで咲いていた

 

砂防ダム

 

過っての林道の無い被災後に一変した堰堤奥は 地理院地図(新版)に描かれた徒歩道に入らない 奥で これと合流する と見当を付けたブッシュが踏み倒されていた場所から左斜め前方へ なお この途中にピンクのテープが下げられていた

 

荒れた斜面の奥へ

 

13年前と違う林道の無い堰堤奥は 地理院地図(新版)レベル17に記載された 最近気付いた徒歩道に入らない 

ここと合流する奥へ向かっている と見当を付けた ピンクのテープが下げられていた 左斜め前方へ向かっている ブッシュが踏み倒されていた場所に入った 

 

徒歩道に合流

 

次の07:13の奥で立つ 地理院地図記載の徒歩道の標高は450mを越えた辺り ここで確認した赤ペンキを吹き付けられた石は 過去の2度の下見時の何れの時にも記憶は無い

 

渡渉の沢

 

次の6分後の 約110m程の奥で藪に突き当たる だが この標高480m付近で確かめ直した地形図では 徒歩道は未だ真っ直ぐ伸びている 

周囲を視てから 右下にある沢の遡上(約15m上流に徒歩道がある)と決める

 

渡渉した後の 真っ直ぐ奥約80m先

 

直後に入った沢で ゴム長は浸水 それも 踝付近に出来ていた500円玉位の穴は左右に 徒歩道に合流する前の 草の中に潜んでいたブッシュが刺さった為らしい 諸々が起き兼ねない先を考えて ここで山頂を諦める

だが この直後に 右岸の奥へ向かう 正体不明の踏み跡の先を確かめる歩きを無邪気に開始し 山頂と違う方向へ向かう 最後は 中之峰新道の隣尾根の斜面へ入っていた踏み跡を確かめた07:25の このピンクのテープの前で打ち切る

 

再びの左岸で 山頂行きを再開

 

撤退を始めた直後に渡り直した沢の上流 08:19に立った左岸に現れた踏跡(写真右)で再度を決断 中之峰新道へ向かう遡上を開始

 

赤い矢印

 

次の約60m先である 08:20に確認した赤印で登山道は確実 気分は高揚

 

登山道

 

直後のピンテープからの約50m先で濃い藪を抜けて 13年振りの登山道に立つ

 

二合目標識

 

この 標高545m位にある尾根は08:31に立つ

ユックリ小休止

 

山桜

 

08:50に見上げた青空の山桜は満開 この 標高620m辺りの気温は14℃以上

 

イワウチワ

 

次の この今年初めての花に出会った標高640m位までの尾根道は ブナの枯れ葉が厚い上にブッシュが鬱陶しい急登の連続 顎が上がり掛けていた

 

入道ブナ

 

四合目を通過した後の 標高720m辺りで見上げるブナの根っ子は 09:30 

漸くだった

 

ゾウのキバ 

 

約55m標高を上げた後である 付近の尾根道は穏やかに 弱気も同様
 

残雪を踏む

 

標高840mの付近で始まる残雪の上で続いていた踏跡は 堰堤上部で確認していたモノより一足少ない一人分

なお 足を取るザクザクした残雪はゴム長に空いた穴から侵入し続けている

 

尾根の最後

 

この 記憶に無いトラロープの奥 稜線から張り出していた雪庇の姿は既に無い 

乗り越えるに手間取らない

 

稜線

 

10:56に立った稜線は 一合目辺りから約2時間半 前回の残雪期より少し掛かっていたが 雪が穴から侵入するゴム長靴の行方が気掛り

一方の事情 腹が減っては で始めた小昼を摂る小休止をしてから奥へ

 

山頂を正面にする

 

直後に立つ 標高1,050m辺りの残雪の稜線の先は 2007年と真反対に痩せている 

奥の黒い塊 山頂手前のラクダのコブまで続く雪の稜線は200m近くある しかも タイムリミットは迫っていた

 

ラクダのコブのコブまで約110mの稜線

 

鼻を痛める 濃くなった藪を抜けた後の11:27に立つ標高1,015m付近は 巻機山を右に望む場所 

だが 鼻血を止める処置の場になっていた細い稜線に載っている残雪の上は 気分は後ろ向き 以後どうするか の思案を続けている

 

 

対照的は ここで満開になっていたマンサクの花

 

 

打切りを決めた直後の11:36に始めた撤退は 再度のラクダコブの奥を見上げてから開始

 

稜線を離れる

 

次の約15分後から始まる急降下は 足元に神経を集中させなければならない

だが 鼻の穴の片方はテッシュを詰めたまま  腹に力が入らない口呼吸が続いていた

 

入道ブナ

 

小休止を終えた直後に前にした尾根の中間点 入道ブナは12:52に通過

 

二合目

 

ここを13:19に通過した時の鼻の中にはテッシュは無い 鼻呼吸に戻っている

次の直下 一合目の手前では 沢を離れる為に 左の斜面の下へ向かう

 

駐車場所にて

 

13:43に戻ったマイカーの脇は不満足でイッパイ ここで 山頂を見上げた時の空も気分と同じ様な色 これで終わりたくない気持ちは残っていたが 再整備の有無が心配な登山道の他にも 己の年齢の事もある 結局 成り行き次第

なお 今回気になった事の一つは 見当たらなかった五十沢小学校PTAとある「高倉山中之峰新道」の碑 もう一つは ネット上の記事に多い 初心者向き と多くあった事 もう一つは 素晴らしい展望が待っている山頂の為にも ここのコースタイムの片道に30分足して計画したい も加えたい