「どこがサプライズを起こせるのか。デンマークには可能性がある。ポーランドやウクライナ、ロシアにも同じことは言えるが、私が注目するのはクロアチアだ。」

イビチャ・オシム(サッカー)
オシムはEURO2012のダークホース的存在にクロアチアを挙げる。ただし、「彼らは自分で自分を本命と位置付けてしまう。自分たちがもっと優れていると、勝手に思い込む。そこに最大の弱点がある」と、根拠なき自信と慢心に警告を発する。「逆にクロアチアは、アウトサイダーに位置づけられたときに最も力を発揮する。今回がまさにそうで、グループリーグにおいてすら彼らは本命ではあり得ない」と、冷静に現実を把握して、謙虚であればサプライズを起こす可能性があると、オシムは分析した。

「逃げ道を用意している。これだけ遊んだらこれだけ練習すればいいって。」

2010年の発言。自己管理は厳しくなりすぎてもよくない。「これだけ遊んだから俺はもう失格だ、とは思わない」と。

「私のアプローチはまずチーム全体から入っていき、次に個人に焦点を絞っていくやり方です。」

アルベルト・ザッケローニ(サッカー)


サッカー日本代表の監督は選手一人ひとりとのマンツーマン・コミュニケーションを重視する。「代表は集まる時間も少ないから、よりコミュニケーションが必要になる。私が何を求めているか把握して練習するのと、そうでないのとでは練習の内容が全然違ってくる。短い時間で良いトレーニングをするために、そういったアプローチを大切にしているんです」。監督自らが積極的に話しかけることで、選手は監督への信頼を深め、思い通りのプレーをしてくれる──セリエAの戦場で揉まれながら培った人心掌握術で、ザックは日本代表をひとつにまとめあげる。