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M2サイクロンは本来シンプルでベーシックモデルなのですが、当家のM2は大型カウルとバニアケースを装備するツーリングモデルになっています。S3サンダーボルトというツーリングタイプを目指しているようです。

エンジンは始動性が良く、アイドリングもすぐに落ち着きます。アイドリング時はハーレーエンジンらしくすごい振動で、空ぶかしするとBMWは横に傾きましたが、リヤが沈みます。ここまではモンクなしです。

それほど重くないクラッチを握って1速にガチャンと入れます。ミート時からのレスポンスは結構良くて出だしは速いタイプです。ただ、すぐに2速に入れるとギクシャクしてしまいます。2,000以下がスムースに廻らないのです。街中では40キロ前後で走ることは多いですが、2速ではスムースに走ることが難しいのです。50キロまで行けば大丈夫なのですが。キャブに手が入っているようなので、セッティングが良くないのかもしれませんが、ハーレーよりだいぶ軽いフライホイールだそうですので、苦手な回転域であることはショウガナイと思われます。問題はこれだけでなくて、ミッションに節度がないのです。リンクを調整し、ゾイルを入れたりして大分改善したのですが、シフトミスは日常茶飯事です。元オーナーから慣れるよと言われましたが、スポーツバイクのミッションではないですね。

欠点は多いですが、2,500前後は鼓動感がありますし、レスポンスはBMWより上だと思います。郊外の60キロ前後で流せる道や高速はとても快適です。新東名は流れが速いですが、追い越し車線を走り続けるのは負担ではありませんでした。

中古はショウガナイですが、本来の性能を維持できていないようなので、少しずつ手を入れて行こうと思います。