イメージ 1

先週、プラグコードを純正に交換しましたが、残念ながら例の症状は消えませんでした。ただ症状は軽くなっており、コードは純正が一番だと思います。それで今日はスロットルポジションの調整にチャレンジです。昨日、スロポジの電圧を手持ちのテスターで計測してみました。このテスターは安物で正確に測れませんが、1.5から2Vくらいのようです。整備書の指定値より高めです。つまり、スロットルは開いていないのにECUには少し開いている信号を送っていることになるのではないでしょうか。例えば60キロを4速で巡航中にスロットルはほとんど開いていないのに、多めに開いていると判断したECUが必要量より多い燃料を吹いているのではないかという疑念です。これがかぶりの症状につながっているという仮定です。
 今日は早起きして雨がふる前に作業開始です。スロポジはスロットルの横にあります。写真の黒いプラスチックがスロポジセンサーです。構造は可変抵抗器でスロットルに連動して電圧を制御します。調整は止めている2本のネジを緩めて、本体を円方向で動かします。抵抗が大きくなる方向につまり、電圧を下げる方向に20°ほど動かしました。本当は電圧を見ながら、調整するのですが、テスターがタコなので適当に廻しました。調整後エンジンを始動するとアイドリングが1,200回転ほどに高くなっていました。スロポジ調整後にアイドリング調整をしなければいけないのを忘れていました。AASでの調整ではイッパイまで締めこんでも900回転までしか落ちないのでTASを調整しようか迷いましたが、取りあえずこのままで試乗開始です。いつものコースを20キロほど走ってきましたが、例の症状の兆しもありません。今まで何度も裏切られていますが、こんどこそひょっとしたらという気持ちです。