こんにちは!


ジーマドラミングスクール代表の飯島です。

本日、4月4日は教室も私自身もオフ日なのでブログを更新したいと思います。


教室を始めて6年が経過、最初は生徒さんが1人。初年度が終わった頃は2人でした。

当時小学2年生だったSくんが中学1年生になり

心身共に成長していく姿を見て感じた事を書きたいと思います。


最初の出会いは体験レッスンに来た小学2年5月。

太鼓の達人が大好きでドラムに興味を持ち遊びに来てくれました。

体験レッスン後、入校してくださり毎月お越しいただけることになりました。


しかし、レッスン開始!ドラムをやるぞ!とはなりませんでした。笑

彼はスネア、タム、シンバルを滅茶苦茶に叩いた後、バスドラを連打。

16ビート、8ビートを教えるも上記のアクションを毎月繰り返すSくんでした。

私はその時考えました、

「Sくんがやりたいのは太鼓の達人をドラムでやりたいのではないか」

その後、方針を変えてYouTubeで太鼓の達人を流して練習パッド、フロアタムでレッスンを行い、

リバウンドを使うスティックコントロールを指導し一緒に遊んでました。

約2年間この方針でレッスンを行い、足を使わないドラムの課題は2年間全てクリア。

家では自分で作成した練習パッドを使用していた為、

教室で本物の練習パッド、ドラムが叩けるのが楽しみだったそうです。


難しいルーディメンツは教えずシンプルなシングルストロークを高速で叩けるようになり、

4分、8分、16分、3連を感覚的に身につけていました。

小学5年生になり各ビート、パラディドル等のルーディメンツを習得(パラディドルBPM170😅)

小学5年生でようやく1曲叩けるようになり、6年生で3曲叩けるようになりました。

私の考えになりますがSくんは今、環境が整えば年間12、3曲は叩けると思っています。


では始めた時にドラムセット、電子ドラムがあればもっと上手になっていたのか?

ドラムセットがあってもやらなければ意味がありません。

Sくんはドラムセットが叩ける有り難さを知っています。

もしかしたら私より知っているかもしれません。

小学2年生の時からレッスンが終わってもドラムを叩きたいのか、

「終わり!笑」って言わないと止めません。

レッスン終了後の挨拶も毎回自発的にしてました。


親権者の協力もあり、結果を急がず純粋に好きなことを一生懸命行い、

周りや環境のせいにせず、自分に与えられた環境の中でどうやって練習するのか、

考えて行動してた姿が嬉しくそして、尊敬します。


中学生になり今後の成長も楽しみです!


教室も生徒様、講師も増え皆様の支えにより成長することが出来きました。

本当にありがとうございます。


練習方法、環境は人それぞれやり方があると思います。

みんななりたい自分を目指して頑張っていただければ幸いです。

私が色々な生徒様を見てきた中、上達が早い子供達に共通していることは

「あいさつが出来る」

これにつきます。自発的に動く子は私の目を見て挨拶をします。



ドラムだけではなく人としての成長も大切。

私も一人の人間として学び成長して行こうと思います。


今後ともジーマドラミングスクールを宜しくお願い申し上げます。