固まった心をほぐす優しい禅語「94」白珪尚可磨 ー どこまでも努力し続ける | 小さな幸せみつけよう

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日常生活の中で感じた事を筆で書いています。

禅語とは、

禅の教えや悟りの境地を短い言葉で表したものです。

言葉は難しいけど、

書かれている内容は、

心がほっこりするような、

時には豪快な、

優しさにあふれた人生のアドバイスハート

私なりに解釈して、書いてみました。

 

 

 

 

 

白珪尚可磨

はくけいなおみがくべし

 

 

白珪とは、白い清らかな玉のこと。

 

 

中国最古の詩集「詩経」の中では、

「白珪にきずがついても、

 磨けばそのきずは消えるが、

 一度発した言葉は、どうにも取り返しがつかない。」

 

という意味で書かれています。

 

 

 

が、禅の修行の中では

それを

 

完全無欠な白珪でも

磨いていなければ曇ってしまう。

さらに磨いて、もっと清らかにせよ

 

という意味で使われています。

 

 

つまり、

修行に励んで、悟ったと思っても、

まだまだもっともっと精進しなさい、

ということなのです。

 

私はこっちの方がピンと来るなぁ。

 

 

よくお茶席の掛け軸に使われる言葉です。

 

 

 

 

何事も、完璧ということは無いのでしょう。

 

 

完璧だと思った時点で終わりです。

 

 

 

やり続けること、

 

努力し続けることが大事ですね。